(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

トビタテって一体何なのさ! ~後編~

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

学生にとってはながーい春休みも後半戦…気が付けば学生生活折り返し。あっという間ですね。そして、あっという間に旅立つんですね。

 

前回の内容をさくっとまとめると、トビタテは、とにかく「超充実した奨学金制度」

私の長期留学自体の選考とは関係ないですよ。これはあくまで奨学金。長期留学の選考は大学内での選考です。これもまぁーいろいろとあったので、いつか書きます。

 

ってことで、今回はトビタテの制度と選考過程についてまとめてみます(^^)/

 

 

まずは、制度。
ひとまず1番わかりやすいのはこの表でしょう。

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(トビタテ!留学JAPAN募集要項(8期生用)より引用)

トビタテは研究内容に合わせて、理系複合融合系コース、新興国コース、世界トップレベル等大学コース、多様性人材コースの4つに分かれています。研究内容が理系なら理系コースに、新興国行くなら新興国、大学ランキング上位100位以内ならトップレベルに出せばよいのですが、多様性人材コースだけどんなコースなのかイマイチわかりませんよね。

一応、募集要項には期待する人物像として、

各々の分野や活動において、今後活躍が期待できる学生が行う留学を支援します。 ※活動地域は問いません。
[想定される人材例]
・スポーツ、芸術、政治、行政、教育、研究、医療、メディア、観光、ファッション、日本文化(古典芸能、和食等)等の多様な分野で活躍が期待される人材
・起業や国際協力等を目指して活動をしている人材
・復興支援活動をしている人材

 

と出ています。私は「政治」、「行政」と明記されていたので、留学計画の内容から多様性人材でエントリーしました。でも、本音を言えば、「理系でもないし、新興国に行く勇気もないし、頭の良い大学に行くわけではないから、多様性人材にしか出せない」(母親に言われたセリフ)のです…。

このように「多様性にしか該当しない」という人が集結するので、他コースは倍率が2〜4倍なのに対し、多様性人材だけ5〜8倍と跳ね上がります。仕方ない。頑張るしかないの。

 

そして、面白いシステムがもう一つ。
4つのコースとは別に、「海外初チャレンジ枠」というのが設けられました。今までの海外滞在日数が28日以下の人のみ申し込める枠で、より人物面を重視して評価されます。(28日以下の人でも残りの8割で選考を望む場合はエントリー不要)全体のうち、約2割はこの枠から選ばれるのです。私はこの枠で申し込みました。ちょっとこの点については別に語りたいことがあるので、また書きますね。

 

とにかく!!!!!!!

トビタテ出願においては、このコース選択がとっても大切!!!!!!倍率、募集要項を吟味して、慎重に決めないとだめなのです!!!これがずれていると確実に落ちます。

 
次は、選考過程。
友人に「5回ぐらい試験あるの?」と聞かれましたが、 いいえ!

たったの2回です。一次が「書類審査」、二次が「面接審査」。とりあえず、合格発表までの流れを思い出してみました。

 

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7ヶ月前 (2017.07.18) :大学に願書提出

トビタテはセンター試験のように、必ず大学を通じて申請します。まずは大学に願書を提出し、大学からエントリーに必要なオンラインコードをもらいます。

 

5ヶ月前 (2017.10.30あたり) :1次審査書類作成・提出
トビタテの公式サイトからログイン。研究計画、自己PRを入力し、エントリー。

(私は実質2日で仕上げました。皆さんはもっと早めに…)

 

2ヶ月前 (2017.12.19) : 一次審査合格発表

私は8期は落ちるだろうと思い、9期のエントリーをしに、(ちょうど①のステップ)大学へ向かったところ、職員さんから合格していると聞き、大発狂しました。

 

1ヶ月前 (2018.01.13) : 二次審査
文科省(!)にて個人面接20分+グループディスカッション70分 (4分/1人のプレゼンを含む)の審査。多分全体で1,000人ぐらいの候補生が霞ヶ関に集結。審査後には交流会も開かれ、ここでも楽しくて大暴れ。

 

0ヶ月前? (2018.02.13) : 二次審査合格発表

採用の文字を見た瞬間、家の中をダッシュで駆け回りました。なんせトビタテ事務局からは2月上旬に発表としか言われていなかったので、今か今かとずーーっとそわそわしていました。はっきり〇日発表って言ってほしい…。

 


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振り返ってみて思うことは、やはり動き出しがほかの奨学金に比べてとても早いこと。

 

実際に「気づいたら募集終わっていた」、「出しそびれた」と言っている人、結構見かけます。私が通っている大学では、トビタテ啓発(?)イベントが多く行われていて、「留学したい人は必ず出しましょう~」と言われていたので良かったですが、まわりにそういった機会がない場合、本当に自分から動かないともったいないですね。

でも、実際には審査期間が長いだけで、基本的にはひたすら「待ち」の状態です。一次に出すだけならお金も取られないし、損することなし!トライしてみましょ。

 

なんとか2回で全体まとめましたが、実は合格もらうまでにまぁーーーいろんな出会いと事件がありました。自分で言っちゃだめだけど、かなりドラマチックな展開でした。いつかそれも必要になったら書いてみます( ;∀;)

 

お付き合いありがとうございました!

壮行会楽しみ~

 

 

 

 

 

トビタテって一体何なのさ! 〜前編〜

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

 

まずは、若干の恐れを覚えつつ書いてみた前回のブログについて。私の想像以上に反響があり、びっくりしました。ありがとうございますm(_ _)m 人生の一大プロジェクト、ひたすら頑張ります…! (ちょっと色々とビビり始めているけど)

 


ただ、前回の記事を読み直すと、決定的に欠けている視点がありました。それは、

 

「そもそもトビタテって何だよ?」

 

ってことです。

 

実は去年の10月からトビタテの準備をしていました。約5ヶ月間、トビタチたーいと念じていたら完全に感覚が麻痺してたんですね。記事を読み返して、「あー客観視できてない!」と反省しました。だから、今回はトビタテそのもののお話を。

 

 

トビタテ!留学JAPANとは、2013年に安倍内閣「留学生を増やすぞ!海外で踠いてきた若者たちのパワーで日本を何とかするぞ!」閣議決定をして、文科省の所掌事務として始まった国家プロジェクトです。

どうしても文科省が中心なので、結構勘違いされているなと感じているのが、トビタテは国費がメインで動いているわけではないということです。あくまで、この趣旨に賛同した民間企業がお金を出してくださっています。私が受けた8期の場合、210社・団体から116.8億円!!!(平成29年6月30日現在) どっかの国家予算より多そうな金額です。

 

なので、2次審査の個人面接は出資して下さっている企業の人事担当者の方との面接です。 要するに、スーツ着て、模範的な受け答えをしていても評価されない。これでもか!というほど個性を大変重視するプログラムなんです。面接会場でも本当にやばそうな人、何人か見かけました。

 

 

では、そんなトビタテのメリットは何か。

 

◯その1 =とにかく私が知りうる限り、最も充実した返済不要の奨学金である!!

まだ確定はしていませんが、私の場合、

生活費¥160,000/月×8ヶ月+留学準備金¥250,000+授業料補助¥300,000=¥1,830,000をご支援いただく予定です。大きいですよね。これを国が中心でやってくれるんだから、本当にいいタイミングで学生になったな、と感じます。
もちろん、活動地域、期間によって支給金額は変動しますし、私はかなり頂く方であることは補足しておきます。

 

◯その2 =トビタテに採用された学生同士のコミュニティ

トビタテに受かる人は、みんな「私は◯◯が大好き!」、「△△だけは譲れない!」と自分の中にパワースポットのようなものを持っています。私なら政治、出会った人なら、スポーツ、観光(地元愛)、テクノロジー関係、映画などなど…。単にお金をもらうだけでなく、自分のコミュニティを広げようとする人が多く集うので、お互いを刺激しあえる関係が築きやすいみたいなんですよね。
人が生き生きとしている姿を見たり、話を聞いたりするのが好きな身としては最高の場です。

 

〇その3 =留学の目的が定まる

元々、何かをきっかけに留学を志すのが理想ですが、私はなんとなく海外行きたい…が1番最初です。でも、審査のために「じゃぁあっち行って何すんのよ?」、「その経験を将来にどう活かすのよ?」もいうとても大切な部分を明確にしなくてはいけません。とても頭と時間は使いますが、段々、留学が”ただの憧れ”だったのが”目標”に変わって行く感覚を覚えました。

 

 

色々書きましたが、一言でいうなれば、
【日本一の規模の、日本一充実した奨学金である ということです。海外インターンや留学を志す人は必ずチャレンジしてみるべきプログラム。変な話、メリットの3点目は受からなくても体感できます。2点目も二次審査に進めれば(自分の意識次第で)ある程度達成されます。

 

 

長くなってしまいそうなので、来週あたりに後編を書いてみようと思います。

お付き合いありがとうございました( ^^) 

ブログ、始めます。

皆さん、初めまして。ゆきです。

 

 

突然ですが、ブログやります。

 

私のこと知っている人は驚いていると思います。分かってます。笑

頼まれてもいないのに一方的に自己発信するのって私得意じゃないですもんね。

 

今日はそんな私がブログを開設するに至った経緯をお話しようと思います。

 

実は先日、トビタテ!留学JAPAN8期多様性人材コースの最終審査に合格し、”トビタテ生”という面白い身分をゲットすることができました。半年前は、「こんな夢のようなプログラム受けられたらいいよね~~(´▽`*)」ぐらいにしか考えていなかったので、本当にありがたく、嬉しく思っています。

 

そして、その”トビタテ生”というのにはある任務が託されているのです。

 

それはズバリ「海外留学の機運を高めること」(By トビタテ募集要項より)

 

簡単に言えば、日本から海外を目指す学生を倍増させるために、奨学金と引き換えに自分の留学経験を対外的に発信してね!ということです。

 

実際に、審査でも「自分がトビタテに貢献できること」を明確にする必要があります。私は「ブログとか学内のイベントとかに出てめっちゃ貢献します!!!」と(ありきたりな答えを)元気いっぱいに宣言しちゃったわけです。んで、合格させてもらえた。

 

なら、まずブログ開設じゃ、というわけです。

 

もともと、

・一生に一度しか経験できないであろう長期留学を何かの形に残したい (写真、動画含む)

・留学することを友人たちに報告すると意外と留学先での生活や考えていることを教えてほしいと言ってくれる (これすごい嬉しい)

 

という理由からブログやろうかなぁ~とは思っていましたが、ちょっと自分を過剰にひけらかす感じがしちゃって勇気がなかった。

 

でも、トビタテ通していただけたんだもの…!

まだ出国まで半年あるけど、やってみよう!!と思い、今に至ります。

 

私も審査準備に多くのトビタテ生のブログを参考にさせて頂きました。僭越ながらこのブログがトビタテを目指す人たちを少しでも後押しできるものになったらいいなと思っています。おこがましいですが…笑

 

トビタテ関連はもちろんのこと、私の留学計画、準備など色んなことをここでアウトプットしていけたらと思います。

留学を志すに至った経緯とか、現地で感じたこととか、はたまた帰国して考えることとか、もう全部ここに記録します。

 

結局長くなっちゃった。(簡潔に物事を言うのがとても苦手。)

 

今日はこの辺で。

 

次はトビタテ壮行会あたりに更新しようかな。