(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

冬休み旅行④ ~Columbus~ / アメリカ生活5か月目

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

なーんとなんと!今日から春学期が始まりました。日本だとまだ秋学期の試験が今月末という感じですよね。気持ち切り替えて頑張りたいところもあるので、今日は最後の旅行+脳内で諸所諸々考えていることをまとめて書き出したいと思います。

 

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最後の旅行はコロンバス(オハイオ州)へ行ってきました。「どこそこ?」となるのが自然ですよね~。はい、単純にトビタテの友達に会いに行っただけです。大都会を旅行するのとはまた違って楽しかったので、色々なこととまとめてまた書いてみたいと思います。

 

色々な所に行ったわけではないのですが、面白かったのがコロンバス美術館。なんと毎週日曜日は学生だと$8.00の入館料が無料になるというので、日曜日に行ってきました。半日で回れるほど良いサイズだったのですが、面白かったのがこれ。

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美術館の中にいくつも学芸員さんからの質問が用意されていて、来館者が感じたことをポストイットに書いていくのです。これは人種問題に関するものでしたが、「××の絵画どう思う? 何を感じる?」と想像をかきたててくれるような質問もありました。どの分野の展示に関しても、美術館側のかなり強い意志というのを感じる展示方法で、中には「美術作品が社会問題解決に役に立てるだろうか?」という感じの質問もありましたねぇ。シカゴ、ボストン美術館とはまた違う美術館の面白さを教えてもらいました。

ついでに、写真は撮っていないのですが、沢口靖子さんにそっくりな女性(西洋の女性ですよ)が描かれた絵画を発見しました。友人と一緒に回っていたので、その場で2人で笑えて嬉しかったですね~。

 

また、ショッピングをしていた時はこんなものも見つけました。

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ついでにお父さんver.もありましたよ・・・。

アメリカっぽいですよね~私の大好きなレモネードがこんな扱いされてて~。日本じゃ絶対に見かけない飲み物です。

 

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コロンバスにはトビタテ壮行会で出会った友人と話をするために行ったのですが、話をする中でやはり自分がどれほど恵まれているのかを感じました。私の大学には(もはや私がドン引きするほどの気力で)日本語を勉強している友人が何人もいて、彼らは頻繁に「〇〇と××の違いはなんだ?」とか「△△の漢字の意味は何か?」とか「分からんわ!」って言いたくなること結構聞いてくるんですね。でも、友人の周りの学生は致し方なく日本語を学んでいるいるようで、自分が教えたいなと思っても同じテンションの友人がいないようなんです。

 

お互い大学では福祉関係の勉強をしていることもあってそういう話になったり、アメリカの不便さ、悪口を言ったり、ひたすらサンドウィッチマンのお笑い見たり、ゆーったりだらだら過ごせた数日間でした。和食も日本人と食べるのが一番いいですね。

 

 

 

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寮に戻ってきた翌日には、なんと日本語学科の先生から特別招待を頂いて、周辺にお住いの日本人奥様会の新年会にご招待頂きました(厳密にいえば翌日に準備の料理のお手伝いを多少させて頂き、2日後に新年会)アメリカでおせち食べられると思ってなかったから大感動でした。もちろん家でずっと食べているおせちとは違いますが、部分的にでも食べられたことが嬉しい。やっぱり日本食最高。

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伊達巻もタイマー使いながら作ったのです…!

声を大にして言いたいことは、

「やはり皆さん、日本に住んでいる日本人とは全然違うということ」

 

もうこれ誰に言っても自覚なしだったのですが、皆さん言いたいこと本当にずっけんばっかん言うし、なんか関係ない私がグサッと来てしまうようなドストレートな言葉にも平気で返す…。みなさん、メンタルがお強い、お強い。

おそらく英語を中心に生活していると、そっちの思考回路が強まるんですかね。びっくりしましたが、なんせ誰に言っても「えーーーーーそうなのーーーーー?!?!」みたいな感じで。自覚ないんかい!!!とさらにツッコミを入れたくなりました。

 

あとは外見。全くお化粧をしていない方もいらっしゃれば、金髪、ヒョウ柄でばっちり決められている方もいらっしゃって。正直、日本だったら「うおぉ…」って思われてしまうのだろうけども、みなさん「わぁ!素敵!」って仰ってて、「ほほう」となりました(笑)。日本と本当に全然ちがーう。

 

割と日本でも周りのこと考えず言いたいことずけずけ言っていた私でさえそう思うのですから、かわいらしい柔な方だったら怖くて仕方ない場だと思いますね(笑)でもみなさん裏表がない素敵な方たちで、私はこういうタイプの方々大好きです(カバーしているとかではなく、本当に)。楽しい会でした。

 

 

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そして、もう1つビックニュースが。

なんと寮の部屋を変えることができました!!!!!!!!!!!!!

 

ぱちぱちぱちぱちぱちぱち!!!!!

実はここにはあまり書いていませんでしたが、ルームメイトとの仲が異常なほど悪く、先学期は部屋にいないように努めていました。寮の設備、場所は学内で一番いいのですが、とにかく彼女と別れたくて部屋を変えました。人気の寮なので変えられないと思いきや突然メールが来て、「あなたの新しいお部屋は…」と言われたときはとびはねました!

 

そして数日前に全身筋肉痛になりましたが引っ越しを終え、気持ちを切り替えました。しかし新しいルームメイトさん…彼女自体はとてもいい人なのですが、彼氏が入り浸っているんですよねぇ…本当に3日間帰らずずっといるんですよ。落ち着かないのでやめていただきたい…仲悪くなりたくないので、「気持ちはわかる」とフォローしつつも伝えなくては…ともやもやしています。隣人も色々な意味でうるさい人たちなのですがここには書けないほどアウトな人たちなので控えます。察してください。昼夜問わずとんでもない音と声が聞こえてきて、昨日「いい加減にしろ!」と思って壁を計4発叩きました。

 

 

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最後に。少し早いですが、6か月目の目標を。

前々から書いているように、春学期は本当に初心者モード卒業して、”自分”という単位を意識して、交流関係、活動範囲を少しでも広げたいと思っています。

クラスメイトに頑張って声かけたり、おすすめされた団体のイベントにちょっと参加してみたり、自炊生活ももっと極めて、国際交流をしたい学生が集うコミュニティに甘えすぎない!秋学期と違って、春はきちんと”勉強”をする学期にしたいので、「誰かと一緒にいたい~」というモードからは抜けて、自分のやりたいこと、目標に淡々と自立して取り組みたいと思っています。でもそれは別に友達と話さない!1人でいることに慣れるぞ!って肩ひじ張るという意味ではなく、もう留学生活終わりに近づいていることを意識して、前向きに生活します。

 

…新学期開始ということでリフレッシュされて爽やかな人間になっています。笑

1か月後、どんな報告するか楽しみにしていてくださいまし。

 

 

ルームメイトに頑張って言わなきゃな。

 

では!ばいばーい!

 

 

冬休み旅行③ ~Boston~

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

あけましておめでとうございます。どうしてもゆく年くる年を見ないのが気持ち悪くて母にLINEで動画を送ってもらいました。紅白もユーミンと桑田さんが一緒に歌ったそうで…やっぱりなんかちょっと落ち着かないです。

ついでに私は友達の家に泊まらせてもらっていて、ラプンツェルのパズルを1日やって、映画まで観ました。ご家族みんな優しくて本当に快適に非常にだらだら過ごさせてもらっています。本当は今日自分の寮に戻る予定だったのですが「なんで帰るのさ!」ってことで、次の旅行までいさせてもらえることに。本当に優しいご家族です。

 

ボストン旅行の最中にフロリダの振り返りをアップしましたが、あっという間にボストン旅行も終わってしまいました。残るはオハイオ旅行のみ…!早い…。記念にまたしつこく書きます!

 

 

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ボストンには、トビタテで出会った友人と行きました。こういうことがあるからトビタテって面白いし、ありがたいですね。変に気も遣わず、楽しかったです。シカゴと違って滞在時間が非常に短かったので、隅から隅まで満喫できたわけではないけれど、おそらくこれが通常の海外旅行ですよね。笑

 

〇行ったところ
*Quincy Market
ボストン中心部にあるマーケットです。ここのパンボールに入っているスープがねぇ!美味しかったんです!!しかもこれで9ドル!観光地なのに偉い!!ボストンに到着した次の日のブランチと去る前日の夜にリピートしました。ま、とにかく中国人が多かったです。クラムチャウダーとロブスターのスープにしました。

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リピートした時の写真。ついでに初日に食べた時はロブスターロールも食べました。

 

*Hay Market (Public Market)
割とクインシーマーケットから近くにある別のマーケット。こっちは地元感があって、お野菜や海鮮ものも売っていました。ボストンで有名だというドーナツをゲット。甘かったけど、本当に美味しかったです。塩キャラメル味とココナッツ味を買いました。

 

*Museum of Fine Arts, Boston
はい、これが目当てです。日本の美術館頑張って!!って言いたくなるサイズでまぁ疲れますが、楽しかったです。チケットは学生料金で23ドルしましたが、なんと10日以内ならもう一度無料で入ることができると聞き、2日連続で行きました。しかも開館時間も曜日によって違くて、22:00まで開いている日もあれば17:00までの日も。

 

もちろん、目当てはこの部屋でした。

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本当にモネとルノアール(の風景画)が大好きなんだなぁと実感(ついでに絵は全く描けません)
色遣いが本当にきれいで、しばらくお部屋にこもっていました。特にモネの『積みわら』(英語だと『Stack of wheat』)を見た時は、本当に感動しました。25枚もある連作らしいのですが、2週間前シカゴ美術館で6枚の絵を見て、その続きを見られたからです。きちんと調べてみたら世界中の美術館に散らばっていてなかなか制覇するのは難しいと思いますが、でもこんな贅沢ないよなぁありがたいなぁ…って留学させてもらえていることを本当にありがたく思いました。でもお土産ショップ見ている限り、モネの作品結構今どこかの美術館に貸していると思われますね。お土産屋さんで「あーこれ日本で見たぞ」っていう作品が実際には見つけられなかったです。まぁそりゃそうよね。日本で印象派展をやるときは世界中から2人の作品引っかき集めてるってことが良く分かりました。

 

ちょっと嬉しかったのがこれ。

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手前にあるお花の絵。見えますか?


インフォメーションセンターの壁にかかっていたのですが、「はぁ…!かわいい…!」と思って近づいたらルノアールの作品だったこと。ってかそもそもこんな偉大な画家の作品を部屋でもない場所に飾るその余裕さよ。

 

あとあと、忘れちゃいけない。特別展としてプーさんの原画がたくさん飾られていました。てっきり原画が数枚あって、あとはプーさんにまつわるグッズが紹介されているのかな、なんて思いきや、プーさんの歴史、原画のてんこ盛りで1時間半近くプーさんの世界にいました。私がディズニー好きだと言うと驚く人が95%なんですが、本当にこっちも目に涙を浮かべながら見ておりました。素晴らしい。プーさんのこの精神、この頃忘れつつあった。自分を縛ることなく、大きなゆったりとした心で、無理せず、あったかく生きているあの感じ。カリカリした時この原画の写真見返して心落ち着けようと思います。

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ついでに追加料金なしでした。ただ激混みだから時間指定だけされました。

 

結局、1日目にヨーロッパの展示とプーさん、2日目に現代アートとアジアの展示、アメリカの作品をちらっと見て去りました。全部見るのは厳しいし、ただ全部の部屋を歩いてもアジアの展示では私が聞いたことのない日本人の彫刻家の方の名前や日本の寺院を再現した部屋もありました。やっぱりなんか落ち着きますね。日本は無宗教とかなんとかいうけど、ギラギラした部屋よりやっぱり茶色の木の部屋の方がいいですね。

 

*Isabella Stewart Gardner Museum

BS番組でこの美術館について見たことがあって、是非行きたいと思っていた美術館です。イザベラさんという数百年前のめっちゃお金持ちの女性が世界中から美術作品を集めてできた美術館だそうです。いわゆるシカゴ美術館やボストン美術館と違って作品のキャプションがなかったので、美術史知らない私としてはなかなか大変でしたが、でも彼女の世界観が凝縮されている感じで行ってよかったです。でもところせましと作品がある感じで「もう少し空白スペースください!」となりました。中庭、とてもきれいでした。

ついでにイザベラさんというお名前の人は無料だそうです。あと1990年に警察官のふりをした泥棒が侵入して13点もの作品が盗まれたのだとか。実際に額縁しかない箇所とかありました。この事件に関して有力な情報を提供すると1000万円?もらえるらしい。

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夕暮れ時に行ったので、すぐ暗くなってしまいましたが、吹き抜けだったので日中はもっと明るくてきれいだったんだろうな。


*Boston Public Library

ボストンを去る前日に行ってみたいと思い、ふと寄った図書館。公共図書館とは思えないほど豪華な図書館でした。市民は普通にここを利用するんですねぇ…実際に学生が勉強していたり、子ども用の本があるところでは多くの親子が本を読んでいました。というか図書館の中に子ども用の図書館がある感じでめっちゃ充実してました。ここで育つ子どもは素晴らしいわ。ついでにこの日は17:00閉館だったのですが、閉館が近づくと何か悪いことしたかのように追い立てられるベルが鳴って(火事でも起きたのか?って突っ込みたくなった)、職員さんのアナウンスで追い出されます。テクノロジーの国なのに時々すごいアナログな所も面白い。

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これだけ見たら美術館か図書館か分からないでしょ、絶対。笑

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ここも立派な一つの観光名所で観光客が沢山写真撮っていました。



*Boston Common

時間がない中で「やっぱり覗きたい!」と思って行ったボストンコモン。市民の憩いの場になっている場所らしいのですが、夜に行ったのでとっても寒かったし、暗くてよく見えませんでした。笑 でもクリスマスのイルミネーション(アメリカはクリスマス終わった後もしばらくイルミネーションを楽しむそう)がきれいでした。

 

*John F. Kennedy Presidential Museum & Library

中心部からは離れた場所にあるジョン・F・ケネディ大統領の博物館。政治学専攻の身としては是非行きたかったのですが、なんと閉まってました…ってか知らずに部屋から50分かけて博物館自体には行ったのです。そして「お金がないのでクローズします☆」という張り紙を発見。道理でまわりに人がいなかったわけだ…。どうやら年末になると予算不足でこういう事態が発生するらしいのですが、私はそんなアメリカ事情知らなかった…!ただただショックでした!!

 

Ghirardelli Ice Cream & Chocolate Shop

ボストンを去る前日の夜に行ったアイスクリーム屋さん!正直お金使いっぱなしで怖くて基本的にはスイーツに対してはお金をセーブしていたのですが、ボストンでは沢山自炊をしていたので、ご褒美としてバニラとエスプレッソ味を注文。このサイズよ。日本の4個分ぐらいあるんじゃない?おなか一杯になりました。笑 めっちゃおいしかったです、エスプレッソ味。

 

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さ、ボストンで感じたこと。

 

黒人の方が多い。

 

とにかくこれに尽きる。8割方、いや9割方黒人の方だったと思う。

ボストン自体がどうこうよりシカゴと比較してこんなに違うんだ、って素直に新鮮でした。

 

フロリダの記事で正直友人ではない黒人男性の方に対して怖いという気持ちを抱いてしまっていることを書きましたが、今回はそれを修正する旅行になりました。実は一緒に旅行に行った子がかっこいいキャリアウーマンの女性を見るたびに「かっこいい~♡」とか言っていて、笑 その子と一緒に過ごしているうちに、そして通りがかりの人が荷物運ぶのを手伝ってくれたり、道に迷っていると「乗り場あっちだよ!」ってサクッと教えてくれるうちに私の偏見が少しずつ溶けていきました。あと数日ボストンに滞在して自分の偏見を意識しながら過ごしたかったのですが、時間が足りなかったです。でも硬すぎて動かし方が分からなかった蛇口がどの方向に動かせばいいのか分かって、かつこれからも蛇口をひねり続けられそうな気がしています。最初どこ行く?と友達と話し合って、ボストンと決めた時は「ボストンって何できるんだ?」って少し思ったけど、行ってよかったです。

 

 

目の前で家族そろってパズルと格闘しているので、私も参加してきます。オハイオ行ったらまた書きます☆

 

では!ばいばーい!

 

 

 

冬休み旅行② ~Florida (Panama/Miami)~

 

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

まとめることないと思うから書かないと思う!って言いつつ、結局アウトプットしたいなと思うことを見つけてしまいました(苦笑) 旅行自体はぶっちゃけぐだぐだすぎて何をしたと言われたら、「ひたすらハンバーガーとポテト食べて、海と戯れた」で終わるのですが、将来見返して笑えるように書き出そうと思います。95%自分用に書きます。

 

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まず!

私はこの旅行は日本人ではなく、留学先の大学で出会った友人たちと行きました。めちゃくちゃ仲の良い友人たちかと言われればそうでもなかったのですが(笑)、英語を話す環境になるべく身を置いておきたいと思って参加しました。

 

 

この旅がめちゃくちゃになった経緯から長々と語ろうと思います。

まずですね、Thanks givingの時(11月)に何人かの友人たちがブラックフライデー狙いでプチ旅行をしていました。私は予定が合わずで不参加だったのですが、参加した友人から「同じメンバーで冬にもどっか行こうって話してるよ」と聞き、「私も入れて―」と連絡しました。そしてこのメンバーの中にELS(英語だけを勉強するコース/大学のスケジュールとは異なり、独自のプログラムで動いている)の学生がいるのですが、彼らにはまとまった冬休みがなかったんです。でも数日の休みがもう明確な分、旅行日程を早く決められると思って、「ならば!」と参加することにしました。

私は①ご存知の通り他の友人たちとシカゴやボストンなど他の旅行を企画していた上に、②いちいち最寄りの空港に帰ると飛行機代非常に高くなることから、早く場所と日程を決めてフライトを取りたいと思っていました。12月は試験もありましたし。

 

しかし、ELSの子たちが「行きたい!」と言いつつ、本当に行くのかなかなか態度を決めない。場所によっては授業を1日休んだりしなくちゃいけないので、彼らが行くか行かないかで日程が変わるのに…参加メンバーは「はよ決めてくれ(´;ω;`)」状態でした。
結局、ELSの子を1人含む4人で行こうとなったのですが、直前に全く知らない現地の学生が突然参加!正直あまり社交的ではない私は「…彼女、誰?」状態で旅がスタートしました。

私は主にプランを立ててくれていた学生に「マイアミに行くのよね?」と確認を取り、車で大学から来る友人たちの道の途中にある空港のフライトを取りました。途中合流をしてマイアミを目指す予定でした。

 

 

 

しかーーーーーーーーーーーーーーし!!!!!!!!

 

 

 

その直前に参加することになった彼女が全く違う場所のAirbnbを取っていたのです!!!パナマビーチというところ!地図がこちら。

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オレンジの線が本来の予定。実際は赤。

 

要するにこの旅、ほとんどドライブで終わりました。ちーん。
私は運転ができないので、後方座席に座っているだけだったのですが、それもそれで疲れるし、運転してくれている友人たちはもっと疲れる。

てっきり私はパナマってマイアミの近くにあると思っていたので、夜中2時ぐらいに部屋についてグーグルマップ開いて、「(;゚Д゚)」という感じ。

 

 

しかも!!!!!

 

パナマ、やることない。笑

 

 


2日連続でダウンタウン通って時間を潰しました。
そして結局やることなさ過ぎてAirbnbでおさえていた部屋を1日早く去ることにして、マイアミに向かいました。私は事前に「オーランドで合流して、マイアミの近くの空港でお別れする」って何度も伝えたのですが、それを完全に忘れていて、「オーランド行こう!」とか言い出して、「ちょいちょいちょい…」と私はフライトが変えられないか、パソコンとにらめっこする事態になりました。結局見つからなかったので、10時間ぐらいかけてマイアミへ。しかし、マイアミは鉄板の観光地なので、何もかもが高い。直前参加の学生が「このお店は行きたくない」とか騒ぎだして、なかなか物事が前に進まない笑。でも食後のアイスだけは絶対でまた彼女のためにアイスを求め歩き続ける…(結局閉店してたけど)

 

 

 

伝わりますでしょうか、グダグダな感じ。拡大解釈してはいけないのですが、スパニッシュ系の人たちって自分のやりたいことや主張は語気強めなのですが、何か不都合なことがあるとひたすら「だから言ったじゃん!!!」みたいに不機嫌になりかけたり、自分のせいで迷惑かけた時もSorryの一言もない人の割合(あくまで割合!)が高めな気がします…………。もちろん、人によりますよ、分かってます。でも「どうしてここまで身勝手なの」って後半居心地が悪くなり、超ジェントルマンな男性陣2人も彼女がいなくなると「…( ;∀;)」って感じになっちゃったんですねぇ。後半彼女が何か呟いてもみんな疲れちゃって何も言わなかったり…笑

 

ってことでシカゴとは全く違う数日間を過ごしたのですが、これもこれでいい思い出になるというか、学生らしい旅行だったなと思っています。笑

 


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でも、この旅を通じてジェントルマン2人への信頼感?がぎゅんっと急上昇しました。やっぱり一緒に旅をすると話す時間が普段より圧倒的にあるから、色々話せるものですね。2人は中国(Aさんとする)サウジアラビア(ってことでこっちはBさん)から来た学生で2人とも交換留学生ではなく、正規で4年間通っている学生です。Aさんは来期で卒業、院へ。Bさんは日本にもとっても興味を持ってくれている2年生です。

 

Aさんは何個か年上ということもあって、しかも今は英語ペラペラですけど、3年前はやはり苦労したようで、いかに留学生が大変かもよく理解してくれているんですね。私にとっては兄のような存在で以前から時々相談に乗ってもらっていました。
Bさんには時々日本語を教えたり、普通に話すことはあったけど、とにかくパーティー大好き!というイメージで(毎週彼の家でやっていることを知っていたので)、好きだし、実際にシカゴ行くときも彼に最寄りの空港まで送ってもらったり、仲良くはなっていたのですが、あまり彼自身がでどんな人なのかは知らなかったんです。正直、彼はこの旅の前までは彼がどこの国から来たのかよく分かっておらず、サウジアラビアだっけ?なんか中東のどっかだよね?」みたいな認識でした。


私はパーティー好きの人間とはなんか仲良くなりきれない部分を感じていたのですが、彼とは話せば話すほど仲良くなっていると感じていました。旅行の際中、私はなんでだろう?と考えたんですね。そして思いつく最大の要因が“彼が日本に多大な興味を持ってくれているということ”だったと気付きました(そうではない人たちとも仲良くなれるようになるのが私の次の課題なのですがね)。ならば、その逆を私もするべきだ、したい、と考えるようになりました。つまり、彼が日本に興味を持ってくれているように、私もこの人のことをもっと知るために背景にある文化、歴史を勉強したい、学びたいと、ってか学ばなきゃと。そしてその姿勢は私の次の課題にも必ずプラスの方向に働くに違いない、と。なので、マイアミビーチを歩いている時にちょっと色々尋ねてみました。すると、嬉しそうに色々話してくれたんです。ちょっと冬休みの間に色々勉強して彼に質問しようと思うようになりました。

 

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私は学校でそこまで長い時間をかけて習った覚えはないのですが、ニューヨークの同時多発テロってありましたよね。ビーチで色々話した後、部屋でも彼は色々私たちに話してくれました。あのテロの犯人はサウジアラビア人だったこともあって、彼はアメリカでの生活で時々壁にぶち当たるそうです。特にニューヨークにいた頃は「どこ出身?」と聞かれても、「India!」と答えたり、事件が起きた時期は先生から「君に何かが起こるかもしれなから気を付けて」と言われたり。そして今の大学で出会った“友人”に「あなたのこと大好き。でも一生信用することはない」と言われたそう。彼の周りにいるサウジアラビアの友人たちは「何故アメリカ人と仲良くなれているの?」と聞いてくるらしい。悲しくないですか。所詮一対一の人間のはずなのに背景にある様々な事柄が影響して真の関係を築くのを阻害しているって。彼は今でも家に白人を招くのが怖かったり、色々と思うことがあるみたいですが、これはほとんど彼のせいではなくて、そのように彼に感じさせざるを得ない社会のせいでもあるんだなって。彼に”ひどいこと”を言った友人もそう。彼女は他人のこと考えない自己中さんで私も苦手ですが、決して彼女のパワフルな性格のせいだけではない。だからこそその人が持っている背景、つまり歴史、文化をなるべく当の本人から学びたい、と強く思うのです。最初に相手を〇〇人ってタグ付けするのは当然だと思いますが、そこで終わらず、その人がどんな人なのか、そしてその奥に何があるのか学びたいです。

 

 

そして、彼の話を聞いていて思ったこと。
私は人種差別主義者なんじゃないかということ。どうしても今でも黒人の男の人を見ると「怖い」と思ってしまうんです。別にそう思いたいわけじゃないし、みんな一緒であることは頭では分かっています。女の人は大丈夫。普通に何人も友人がいます。表情が見えにくいからなのか、日本ではあまり見かけなくて慣れていないからなのか。はたまた男性だからなのか。でもその彼が言ってたんですね。「黒人は自分たちのこと理解してくれる」って。自分たちが差別されてきた歴史があるから、分かってくれるって。もちろん拡大解釈してはいけません。全員がそうではない。白人の人の中にだって理解してくれる人はいるはず。でもこの話は私に新しい観点をもたらしてくれたような気がしています。春学期も引き続き人種に関しての授業は取るので、自分の気持ちに素直になって、まわりに伝えながら自分の意識を変えていきたいです。正直ここに書くの怖いんですけど、でも書きます。なよなよしたくない。(この話早速続きがあります!ボストンの振り返りで書きます!)

 


最後にもう一つ。

今までのブログにもこちらでの他の日本人留学生との距離の取り方について苦労していたことを吐露しましたが、結果的に私は自分が正しいと思える選択ができたなと思うことができました。2か月目の振り返りにも書いたように、秋学期は全体を通じて他の日本人学生との距離の取り方に悩んだ学期でした。嫌な思いもしましたが、やはり結果を出している留学生やネイティブは(英語学習という観点では)日本人同士でつるみあう学生をよく捉えていなかったのです。私が思っていた以上に。「××の言っていることは時々よく分からない」とか日本人学生間での英語力の差とか。正直、自分がいないところでこのように言われるのはつらいので、頑張ってきてよかったなと思ってしまいました。春学期はもう自信もって、初心者モード卒業して最後の学期を楽しみたいと思います。

 

 


総じて言えることは、ここに書いたこと、全てそのまま友人たちに伝えられたということ。言いにくいことも含めて素直に打ち明けられる友人たちと留学先で出会えたこと、そしてこの旅行を通じてさらにそういう友人が増えたことを本当に心から嬉しく思います。幸せ。

 

p.s.旅行の関係でブログにアクセスする回数が私自身増えているのですが、記事別のアクセス割合見ると、私のお化け屋敷怖いよ事件が断トツ1位になっています。タイトルのつけ方が悪かったんでしょうね、おそらく。期待している内容とは絶対に違う気がする汗 その後トビタテの事前研修が続いているのですが、第10期の研修が近いのかな?自分の知らないところで何が起きているのかが分からないので、やっぱり少しビビってます(‘_’)

 

次の更新(ボストン)は来年になってからな気がします。年内に出来るかもしれないけど…色々また考えましたよ(*‘ω‘ *) 

 

年賀状読めないのが辛いですが、みなさん良いお年を。

 

では!ばいばーい!

アメリカ生活4か月目~秋学期の振り返り~

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

シカゴ旅行の報告をあげたばかりですが、22日を過ぎたので、1か月の振り返りもします。でも今月は試験もあってなんか特別な月でしたので、秋学期の振り返りもかねて書こうと思います。

 

4か月目の自分について…

 

怠けてました。色々と。

 

はい、3か月目の振り返りで「自分の英語力伸びたかも」なんて調子乗ってたんですね。今月は正直…10点ぐらいです。なんかこちらの生活に慣れて逆に怠けてきてしまいました。12月は初週で完全に授業が終わり、2週目は試験週間→冬休みという流れで他の月とは違う+試験期間なので忙しい人は忙しく、まわりもあまり余裕がない。友人たちとゆっくり話す余裕もなく、部屋で一人過ごしているとどうしても日本語で色々考えてしまう時間があり…良くない1か月を過ごしてしまいました。

 

もちろん試験勉強、ファイナルレポートをやらなくてはならなかったんですが、正直日本の大学と違って、学期末に沢山試験があるわけではないんです。私は試験1つ+レポート1つ、人によってはレポートのみ、平均的には試験3つほどというところでしょうか。期末のみの評価ではないので、そこまで大変じゃないんですよね。でもまぁ「試験だぁ!」って大学側もストレス発散イベント(夜の10時から食堂でパンケーキを無料提供、図書館の中はカードゲーム、パズルが沢山)を用意していて、なんかムードとして急ぎたてられている感じがしました。

 

そして私の場合、学期制の食堂回数券(50回)を利用していたのですが、逆にセーブしすぎて後半食堂に通わなくちゃならなくなったんです。そしてピザとワッフルにはまり……いいことないですね…絶対太ってます。そして体に良くないもの食べて過ぎているから体調が悪いだからなんとなく体がだるい。春学期の終わりはこんなにならないように気を付けます。どんなに忙しくても自分と向き合う時間という意味でもジャーナルは書き続けます。宣言。

 

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秋学期に履修した授業についても触れたいと思います。取った授業は4つ。

① ELS (80分授業週×2回、120分×週1回)

② 女性学入門 (80分×週2回)

③ マスコミ入門 (本来は55分×週3回)

④ 社会問題 (80分×週2回)             日本語に訳すとなんか奇妙…

 

① ELS 

留学生向けの英語の授業です。なので全然難しくないです。私はとにかく自分の英語力に全く自信がなかったので、4つもアカデミックな授業を取ると気が狂うことが分かっていました。少しでも負担を軽くするためにとりました。初回の授業でクラスメートの95%はチャイニーズだと分かった時は(しかも彼らは授業中でもチャイ語を話すし、いつも一緒に行動します)「取るべきじゃなかった」と思ったのですが、結果的に取ってよかったと思います。その中国の子たちとも仲良くなれましたし、宿題は面倒でしたが、確かに他の授業に集中できました。


② 女性学入門

日本の大学だときちんと教えているイメージがなかったこともあり、せっかくだからと取った授業。面白かったですが、正直フェミニスト養成講座(言い方悪くてごめんなさい)みたいな感じで、少し引きながら受けていました。この授業を通じて感じたことは、日本の方が男女の違いって強調されている気がしてたけど、意外とアメリカの方が男の人は”筋肉もりもりの強い人”、女の人は”きれいで髪長くて美しくて少しセクシーな人”がよしとされている、未だに古いステレオタイプが根強く残っていること。ショートカットの女性はレズビアンだと考える人も未だにいるみたいですし、アメリカの映画とか確かによく見ると似たものばっかり。

授業自体はノート取って、小テスト受けて(ノート見ながらだから簡単)、リアクションペーパー5回とファイナルペーパーでした。正直何を学んだかと聞かれると難しい…この授業を通じてこれから何を考えていくかを考えることがむしろ大事かな、と。


③ マスコミ入門 

この授業は本当にゴミでした。まず週3回授業があるはずなのに毎週金曜は休講、そして他の授業も30分以内で終わる。ウェブ上の小テスト15回くらいとテストが3回ありましたが、ネット上のものなので調べれば答えが出てくるんですね~。何にも学んでないです。出席点取るとかいいながら学期後半まで取らなかったし、Extra credit(ポイント稼ぐ追加チャンスの機会)「小学生の課題か⁈」みたいな内容で、こんなのがまかり通るのかと。もちろん名門大学は全く違うと思いますが、アメリカの大学生=めっちゃ勉強しているとは思わない方がいいですね


④ 社会問題 

はい!今学期はこの授業のためにあったといっても全く過言ではないです。色々なことを学びました。授業のタイトル通り、アメリカの社会問題について学ぶ授業なのですが、人種、貧困、健康、刑務所(多くの人が刑務所に収容されている事態について)、移民など日本だと扱わないようなテーマについて、テキストを読んで先生の主導でディスカッションを行うスタイルでした。毎週授業の頭に予習課題のリーディングを踏まえて、フリーライティングがあったのですが、なんと先生が特別に授業前にライティングのテーマをメールで教えてくれて、私は事前にメールで提出することを許可してくれました。本当に留学生のことをよく理解してくれていて、ありとあらゆる特別扱いをしてくれました。試験にも追加時間をくれましたし、なんならThanks givingの期間には先生のお宅でディナー頂いてしまいましたし。

 

実は数年前に同じ大学の学生がこの先生の授業をとっていたんですね。多分10年分ぐらいの留学報告書を読み込みました。その学生さんが先生のことをべた褒めしていて、とにかく留学生に優しい先生の授業取りたかったので、先生の授業を取りました。学期前に「英語できません。授業録音させてください」とメールしたら先生がその学生さんのことを覚えていて、フリーライティング、試験、ノートの補助など本当に様々なスペシャルサポートをしてくれました。オフィスアワーで先生のオフィスにお邪魔した時は日本茶入れてくれますし、なんかもうなんでここまで優しいの…って感動しています。

 

まだまだこの先生から学びたいと思い、春学期もこの先生の授業を履修する予定です。トビタテの実践活動に関してもこの先生に助けてもらいながら進めたぐらいなのです。この先生に出会えて本当に嬉しかったです。

 

この授業を通じて得たことは”構造的に物事を捉える視点”です。何か社会的な観点から常識から外れたことをしている人たちを”いかれた人たち”とすぐに判断するのではなくて、どんな社会構造が彼らをそうさせているのか考える必要があるな、と。健康問題が一番わかりやすいと思いますが、ファーストフードばかり食べている肥満体系の人に「怠けている!」とだけ叫んでいてもあんまり意味なくて、どんな社会構造がそうさせているのか論理的に頭が冷静な状態で考える必要があるということ。人種問題もそう。感情的に騒ぐ人たちがなぜそうなったのか、どんな社会通念が彼らをそういう状態に駆り立てているのか冷静に考えよ、と。

 

春学期は秋学期は難しくて諦めた政治学の授業と『アジアの歴史』、引き続きアメリカの社会問題を扱う授業を取る予定です。秋学期に比べて何倍もハードになります。頑張ります。

 

 

 

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さて、多くの人が興味を持っているであろうテーマ。

「この4か月でどれぐらい英語力が伸びたのか」

 

時々未だに困惑しますが、基本的に日常生活には困らなくなってきました。授業も(事前課題などがある場合、特に授業の内容は予測できるので)そこまで困らずに受けられるようになりました。しかし、自分が満足するほど伸びているのかと言われれば全くそうではないです。今日もアクアマンという映画を見たのですが、半分以上何言ってんのかいまいちよく分かりませんでした。私は最終的に英語で情報が取り込める人間になるのが目標(具体的に言えば新聞や映画を困らずに読める/見られるようになりたい)なので、本当にまだまだです。冬休みも楽しみながら英語を勉強する時間を確保します。誓う。

 

追記: 英語力に関してもう少し具体的に書いておこうと思ったので加筆。
学期始めは予習のリーディングにとてもとても苦戦していました。やり方もイマイチよく分からないので、分からない単語があるたびに調べて、何度も同じパラグラフ読んで…って。友人に「お前、その1ページに何分かけてるんだよ」って言われたときもありました。
でも徐々にやり方を掴み、全部を理解しようとしない、読んでいて大事そうなところだけかいつまんで理解していく方法へ変わりました。そしてブログを読んでくれている留学中の友人が私の過去の記事を読んで名づけてくれたのですが、「11月の奇跡」というのが起こります。毎日ではないのですが、時々信じられないぐらい英文が頭に入ってくるマジックにかかったような日があるのです。普段なら3日ぐらいかけてやる課題を1日で終えられたことを記憶しています。逆にその後は信じられないぐらい英文が頭に入ってこない日もあるのですが、階段を登ったり下りたりしながら全体的には少しずつ階段を登っているイメージです。

また、さっき書いたようにフリーライティングをおそらく20回以上は授業で行いました。自分で平行してやっていたこともあり、後半にかけて言いたいことが(文法エラーはそりゃ沢山あると思いますが)すぐに言葉にできるようになりました。

秋学期全体を見れば、(飛行機に例えると)エンジンがかかって長い助走を終えた感覚です。春学期に最後の学期だ!と開き直ってどこまで頑張れるかで急上昇するか低空飛行で終わる気がします(ついでに着陸するときはもう英語ペラペラ、何も困らないぜ状態)

 

今フロリダにいるのですが、本当にリラックスしていて特に書くことなさそうなので、ボストン終わったら書きます。

 

では!ばいばーい!

冬休み旅行① ~Chicago~

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

1週間前にファイナルペーパーを提出し、無事に秋学期を終えました。留学当初は「こんな授業絶対ついていけねぇ…」と不安に駆られていた私ですが、上手く力の抜き方というものを学び、無事に全てAをとることができました…!(でも日本の大学と比べて比較的Aは取りやすいと思いますし、先生方のスペシャルサポートがあった故での成績ですがね)

ということで、冬休みは超豪華贅沢旅行をしております。今までの貯金を切り崩してシカゴ、フロリダ、ボストン、オハイオ州へ行きます。

そして、早速シカゴの旅を終えてしまいました…早い~今日はその報告を。

 

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実はシカゴには1週間近く滞在しました。Airbnbを利用したので、宿泊費は安く抑えられましたが、まぁ周りには「ながっ」と驚かれました。訪れた場所はこんな感じ。

① The Bean (有名なモニュメント)

② Navy Pier (ショッピングモール的なところ)

③ Wills Tower 

④ The zoo (無料の動物園。でも動物ほとんどいなかった笑)

Museum of Science and Industry  (子どもから大人まで楽しめる博物館)

⑥ Art Institute of Chicago

 

レストラン系は…
⑥ Wildberry Pancakes and Cafe (まさかの2時間待ち。原宿かよ。)
⑦ Stan's Donuts & Coffee (すんごい甘かった。砂糖×砂糖×砂糖って感じ)
⑧ 輝月 (ラーメン屋さん!すごい美味しかった。和食最高)
⑨ Gus’s famous world chicken
⑩ French Market (色々なお店が一か所に出店しているエリア。本当はもっと通いたかった…。)
⑪ Lou Malnati’s Pizzeria   

…という感じです。あとは古着屋さんでのショッピングや中心街で行われていたChristmas Marketにも足を運びました。一部抜粋して文字化しておこう。

 

③ Wills Tower
有名な観光地の一つみたいです。すんごい高いビルです。基本的に夜景とか興味ないのですが、友人が行きたいというので行ってみました。調べてみると入場に3時間待ちとか出てきて、恐る恐る行ったのですが、まさかのガラガラ!!!平日最高!!!本当は夕日~夜景を見たかったのですが、お買い物してたら日沈んでたんですよね~夕日は見逃しましたが、でも本当にきれいな夜景でした。これは例外。すんごかった…。

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⑤ Art Institute of Chicago
世界的な美術館の一つ、シカゴ美術館です。一番楽しみにしていました。混むとチケット買うのに時間がかかるというので、先にチケット買って(10ドル高い優先パス)行ったのですが、こちらもガラガラ―――!!!$29チケット買う必要なかった――――!でも開館とほぼ同時の10:30過ぎに入って夜7時までいました。ついでに全部の作品は見ていません。「1日あっても足りない」というのは本当でした。

恥ずかしいことに私は美術史ほぼ知らないのですが、印象派だけは大好きです。色使いが本当に素敵で、母の影響も受けてルノアール、モネは本当に素敵だなぁと思っております。ということでシカゴ美術館は印象派祭り!!!!「この絵のためだけに何千円も払って日本で見たぞ…これ」みたいなのがいくつもありました。そしてなにより写真撮影可は素晴らしいいいいいい☆☆!!なんせ展示数がえげつないので、後半はお腹いっぱいでした。「もうここに来ることはないかもしれないぞ(ってか多分ないぞ)」って自分に言い聞かせつつ、もうすごすぎて圧倒されていました。

でも、私が一目ぼれしたルノアールの『縫い物をする若い女』の女の子が可愛すぎてしばらく絵の前に突っ立っていたのですが、お土産屋さん行ってもポストカードも何もない!!ルノアールの作品だけを集めたポストカード集にも入ってない!どうかしてる!「なんでよ!」ってなって結局何も買わずに出てきました。

 

この美術館にいて感じたことは3つ。

① 子どもたちが多い

そういう時期だからなのかは分かりませんが、社会科見学で訪れている小学生~中学生?が非常に多かったです。そして騒いでしまっていてもそこまで大人たちもおこ!ってなっていない。日本だとそこまで美術館巡りってやってたかな?

 

② 宗教の勉強したいし、しないと、やはり。

印象派の展示を一通り見て、次のセクションに進んだとき、あまりにも宗教(キリスト教)に関する絵が多すぎて驚きました。正直、宗教に関しては無知なのでもっと歴史や考え方を知っていればもっと面白く絵を見られたんだろうなと…でもどこから勉強すればいいの?という感じなので、面白そうな本を見つけ次第、時間をかけて少しずつ勉強していこうと思います。

 

③ 日本はまだ捨てたものじゃない

こちらに来てから、HONDA,TOYOTA,NISSANと日本車を多く見かけたり、SONYやNICONなど多くの日本製製品が使われているのを見て、「日本はもうあと衰退するばかり☆」と思っていた私は少し驚いたんですね。そしてシカゴ美術館ではたまたま浮世絵展が開催されていて、西洋の美術館が保管している絵が集結していました。行ってみるとびっくり。多くの人が日本の絵に興味津々で、一つの絵を見ながら「ここの色は…」と感想を伝えあっている姿を見て感動してしまいました。

でも、春画の展示もあったんですよ、しかも結構生々しい。世界の変態市場は日本が独占してるって友人に言われたことがあったんですけど、何百年も前からそうなのか、ってなんか何とも言えぬ気持ちになりました。

日本のブランド、文化って捨てたものじゃないんだ、と失われた20年の中で育った21歳は心が温かくなりました。

お土産屋さんでも浮世絵グッズばかり集めていた方も見かけて本当にありがたやってなりました。

 

⑨ Gus’s famous world chicken
みなさん、Youtuberのバイリンガールちかさんってご存知ですか?留学生の8割方は知っているんじゃないかと個人的に思っているのですが、英会話レッスンや旅行動画の動画を多く挙げているYoutuberさんです。実はちかさんが去年旦那さんとアメリカ横断旅行をしていて、その中で超おいしそうなチキンレストランに行ってたんです。留学前にアメリカ行ったら食べに行きたいな~」なんて思ってたのですが、私の留学先はなんせド田舎。ないんですね~こんなレストラン。諦めていたのですが、友人とAirbnbの部屋でたまたまこの動画を見て、動画内でちかさんがチェーン店だというので、調べてみたらシカゴにもある!しかも中心街!というわけで行ってまいりました。

じゃんっ。

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これでチップ込みで$13くらいでした…安い!

 

ほんとーーーーーーーうにに美味しかった。フライドオクラがめちゃウマだったんですよ。日本帰国したら母に頼んでみます。衣が違うのかなぁ。あまりフライドチキンって日本でも食べませんが、少なくとも21年の人生の中で一番おいしいチキンでした。

ついでに動画のリンクはこちら:

感動的に美味しいアメリカのフライドチキン!Gus Fried Chicken! 〔#603〕【🇺🇸横断の旅 30】 - YouTube

 

⑪ Lou Malnati’s Pizzeria
シカゴと言えば⇒シカゴピザ!!!焼き上がりに45分から1時間待つのですがその甲斐がありました。なんせチーズが伸びる伸びる伸びる…!2人ともおなかすいていたので、2人用で足りるかね~?笑なんていっていたのですが、すごいおなかにたまります。ただのピザでしょ?と言われれば、確かにピザなんですが、チーズの伸びがすごすぎて次の日も食べようかと真剣に友達と話したぐらいです(時間なくていけませんでしたが)

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たった2切れでおなかいっぱいになりました。

 

ショッピングもたくさんしました。古着屋さん巡りです。高いものは高いのですが、安いのは$10.00以下で買えます!ですが、ワンピースに一目ぼれしてしまい、$25.00もするワンピースを買ってしまった…日本にいた時もアウトレットのセールでしか洋服を買わない身としてはかなり迷ったのですが、仕方ない…惚れてしまった。柄物のセーターとかも見ているだけでも楽しかったです。

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ワンピースを見つけてしまったお店。めっちゃ広いです。

 

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1週間通じて感じたことも書いておきます。

まず、なにより…

① チャイニーズパワー恐るべし

もうね、街中(特に観光地)歩いているとチャイニーズだらけです!!!本当にチャイニーズで溢れかえっていました。「数より質でしょ」なんてお上品な言葉もありますが、いやいや数も大切。実際に美術館の音声解説は英語かスペイン語か中国語でした。もう「アジアの覇権は日本が握ってたのに…」とか「中国なんてパクリ商品ばかり」とか言っている場合じゃないなと。もうこの最強大国と”どう仲良くするか”を考えないと、無駄に敵に回すと自爆するぞ、我々と思いながら街中を歩いていました。

 

② よくよく考えてみれば海外旅行、きちんと楽しめた

今でも自分の英語力を残念に思う日々ですが、留学前に海外旅行できたかと思うと、少なくとも快適には出来なかった気がするんですよね。「英語話せない…」って緊張して、何か我慢することが多かった気がします。でも、4か月だけですがアメリカで生活したことでアメリカが全く馴染みのない国ではなくなって、快適に過ごすことができました。コンフォートゾーン広がったかな、笑

 

③ でもまだまだ勉強しないと

調子に乗ってはいけない。相手の言っていることが理解できないタイミングはたくさんありました。飛行機のアナウンスが一番いい例。「ん?なんつった?」という感じでなんとなくわかっても、確信は出来ない…みたいなのがたくさんありました。これからも意識的にきちんと気を引き締めて勉強していかないと、と思わせてくれました。

 

総じてシカゴはとっても素敵な街でした。そこまで広くないけど、どの駅も本当にかわいくて、すごい楽しいけど、窮屈じゃない。中心街から10分電車乗れば住宅街ですし、スーパーにお魚きちんと売ってますし。16時半ぐらいにはもう日が沈んで、17時~18時は帰宅ラッシュで街中が車の大渋滞、クラクションの大合奏状態でした。でもそんな音も久しぶりに聞いたので、「都会だぁ~♡」ってなりましたし、なんせ大学周辺では見かけないスーツを着た大人がたくさんいてときめいてばかりでした。

 

追記: 大事なこと書き忘れていました。移動には基本的に電車、バスを利用したんですが、3日間乗り放題$20.00ドルのカードを購入したんですね。しかし、何故か4日目、5日目も使えてしまったんです…実は私たちバカで2日目に1日乗り放題券$10.00のを購入して、「損した―!」なんて言ってたんですが、もしかしたら3日間のチケットで1週間豪遊できた可能性あり…(7日間乗り放題$28.00のもありましたがね) どなたかシカゴ行く方いたら是非チャレンジしてください。人がいる前で未だに使えるか試してみるのスリル満点です。

 

なんかもう少し言いたいことがある気がするのですが…もうフロリダに移動していて記憶が飛び始めています…思い出したら追記します&月次ブログも書きます!

 

では!ばいばーい!

 

 

 

アメリカ生活3か月目

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

恐ろしいことに留学期間の1/3以上がもう終わりました。しかも今月は色々と濃い時間を過ごしたので、よりあっという間に感じました。そのことも書きたいんですけど、友人のプライバシーにとても深く関わるので、それ以外のこと言葉にしてみたいと思います。では、いつも通り報告させてください。アメリカ生活3か月目をまとめると、

 

① 初めて自分を認められた1か月

② やはり日本は素晴らしい

③ 自分はいったい何者だ

 …なんかちびまる子ちゃん(サザエさん?)の予告みたい。笑

 

まず、「① 初めて自分を認められた1か月」について

先月書いたブログ見ると、私めっちゃ「なるべく英語だけにするぞ!!」ってすごい鼻息荒く頑張ってますよね。たった1か月前の自分の感情なのにもうぶっちゃけその感覚忘れてます。

でも、その甲斐があったのか、今月初めて「私の英語、少しマシになったのでは⁈」自分で自分の成長を感じられました。ネイティブと1対1の会話はほぼ困らず、そして課題であったネイティブ同士の会話にも割り込んでいけるようになったのです。これはかなりの喜びです。もう少し丁寧に言い換えると、それまではネイティブ同士がぶわーーと盛り上がるとリスニングに必死だったけど、今はなんとなく聞いて「〇〇ってこと?」と突っ込めるようになったというところでしょうか。友人たちのアクセントに慣れてきたというのもあると思いますが。

 

正直、今までは自分の英語力が伸びている実感が全くなくて、「本当に伸ばせるのかしら…」不安な気持ちをずっと抱えていました。でも、今は”出国時の自分に比べれば”確実に伸びているなと思えるようになりました。こちらに到着したころ、「今より英語力は落ちることはないのだから開き直っていけ」と自分に言い聞かせていたのですが、やっと芽が出始めた感じです。ついでに、私は交換留学であることもあり、同じ大学に留学していた沢山の先輩方の留学報告書を読めるんですね。とある先輩が「11月頃からネイティブの会話が理解できるようになりました」と書いていて、「11月まで耐えるのか……」と到着当初は思っていたのですが、「このことかしら?!」と少し喜び隠せぬ感じです。

「授業分からない」、「友達の言っていることが分からない」と思うたびに、心の中で歯を食いしばって聞き直してよかったです。

 

でも、私が後悔していることの一つに「出国直前の自分がどんな人だったか」と文字化しておくのを忘れた、ということがあります。1か月ごとの目標とか、留学の目的の確認とか、理想像とかはしっかりと書いてもってきているので、こういう振り返りの時にとても役に立つのですが、留学前の英語力とか自分の能力面がどうも思い出せない。でも絶対に日本人ではない人と話すだけで心の中でめっちゃあたふたしてたはず。それを思えば、私は決して何か大きなことを成し遂げたり、「すごいこと」をしているわけではないけれど、確実にちょっとずつ成長しているのかな、と前向きにとらえています。以前は快適に思えなかったことに対して快適さを覚えたり、出来なかったことが少しずつ出来るようになっているのだから。

 

② やはり日本は素晴らしい

このブログを読んでくれている日本にお住まいの方へ。

おいしいお出汁が出ているお味噌汁を食べられる喜び、お風呂にゆっくり浸かって疲れをとれる喜び、ベッドにはないお布団独特のぬくぬくさを感じられる喜び。

 

これが贅沢であることを是非感じていただきたい!!少しでも気を抜いて食堂のピザと食べ続けていると体が気持ち悪いんですよ。野菜食べてないから。基本的に不健康だもん。アメリカのご飯って。全部。「疲れたーーー」と思っても甘いもの食べるか、YoutubeNetflixで気分転換するしかないんですよ。お風呂で「ひょほー」って疲れをとってって出来ないんですよ。私はベッドではなく、お布団派なので、ベッド独特の硬さには完全には馴染めず、朝まで目を覚まさずに寝られたことはおそらくない。日本文化にここまで私は馴染んでいたのだなぁと感じる日々です。寒さが厳しくなっている今日この頃、これをより強く感じています。

 

あと日本語って美しくて、素晴らしい言語だなとも感じています。オノマトペをその場でその人が勝手に作っても私たちってなんとなくそのイメージを共有できるじゃないですか。それって本当に!すごいことだと思うのです。あと感情を表す言葉が尋常じゃなく多い。っていっても英語にどれぐらいあるのか分からないけれど、少なくとも日本語を学んでいる友人はそう言っています。ごくわずかな違いなんだけど、心の中にあるその感情を言葉という道具を通じて外に出す、その道具がたくさんあるって幸せなことだなぁって。気持ち悪いですねーーーでも本当にそう思いますヨ。

 

そして、HAYAO MIYAZAKIの力。この人はやっぱりすごい。「千と千尋の神隠し」がここまで世界の人に知られているとは考えたこともなかったです。ジブリはなにせ日本文化とか日本人独特だと考えられる感性とかも説明する機会になるし、そもそも日本のこと良く知らないけど、Spilited awayは大好きとかいう人もいる。実際に友達と食堂でご飯を食べていた時、全く知らない現地の学生だと思われる人が「俺、その映画大好き!!」って声かけてきたんですよ、突然。とっても嬉しかったですね。昨今は色々言われているジブリですが、日本帰ったらちょっとTSUTAYA駆け込もうと思っています。

 

変な話、私は洋楽や海外の文化にすごい興味があるわけではないんですよ。よくいるじゃないですか。洋楽ばっかり聞いて邦楽の存在意義分からないとか、やたらと外見て足元見ない人たち。留学生って割とそういう人多い気がするんですよね。でも、私は自分の国が海外からどう見られているのかに興味があったんです。日本のアニメ、漫画の力って半端ではないのだなと感じます。もう毛嫌いしている場合ではなさそうです。

 

少し話それますが、学内にあるSubwayにこの前友達とサンドウィッチ買いに行ったんです。TERIYAKI味のお肉があるのですが、友人はそれを日本語だと知らずに普通に注文していたらしい。ちょっと面白くないですか?知らぬうちに日本語が海外で馴染んでいます。

 

 

③ 自分はいったい何者だ

こちらに来てからとても不思議なこと。一人で部屋で過ごすのが苦手だということ。

日本にいるときは一人の方がむしろ楽で、特に抵抗も何もなかったんですけど、こっち来てから一人で部屋にいると無性に孤独感に苛まれる時があるんですよね。特に誰かと何かを話したいわけでもないんだけど、一人でいたくなくて、シャワー浴びた後もわざわざ髪乾かして図書館に行くこともあるのです。

自分に何があったのかしら、なんでかしら、と不思議に思っています。

しかも別に日本人と話したい、日本語使いたいというわけではないのです。もしかしたら「なるべく英語に浸っていたい」という欲が関係しているのかもしれないけど。なんかそれも違う気がするんですよねー…。これからも考え続けます。

 

 

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ここ1か月であったイベントを確認すると、なんか3か月ぐらい経っている気がします。日本文化を学ぶクラブで生け花をやってみたり、ハロウィンパーティー行ったり、友人の教会に行ったり、そのご家族とご飯食べたり、Thanks givingのランチやディナーに誘ってもらったり。

 

あ、そうそう。Thanks givingって皆さんご存知ですか。私は知らなかった。お世話になっている人たち(家族とか教会とか友人とか)にThank youって言いましょう、っていう祝日で、今はみんな実家に帰っています。アメリカ大きいからこうやってお休みにしないとなかなか家族に会いにくいみたいです。水曜日から日曜まで完全に大学はクローズしていて、どこも開いていません。留学生も旅行行ったりしているのですが、私は予定が取りやめになり、部屋で1人だーーらだらしています。Netflix美女と野獣を毎日観て、祖母がくれた一口羊羹のカップをセロテープでくっつけて、お風呂の栓に蓋をして3か月ぶりにお風呂に入りました。流石にルームメイトいるときはできないので…。でも二度炊きとか出来ないからちょっとしか入れないんですけどね。でも最高でした。

 

昨日は私があまりに暇なことを見かねて、教授が自宅に招いてくださってお昼の3時からディナー?を頂きました。日本じゃあり得ないですよね~嬉しかった。でも思ったように話せなくて、ちょっとテンション上がっていた自分の英語力にいい意味で冷や水浴びた感じです。1日3つ、使えそうな言葉を吸収すること、ジャーナルを書き続けて友人に見てもらうこと、気を抜かず頑張りたいと思います。

 

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ということで、驚くことなかれ。あと数週間で秋学期が終わります。ひょえー。冬休み期間、寮に残ることもできるみたいですが、みんなまた実家に帰ってしまうので、留学生は放浪の旅に出るのが一般的なようです。計画練らないと。特に観光地とかにはそこまで興味がないのですが、お芝居とか美術館とか沢山行ってみたいです。オススメあったら教えてください。

 

ついでに1か月前の”田舎町暇だぞ事件”は少しずつ落ち着いております。来月からトビタテの実践活動も始まりますし、冬休み始まれば都会に行くことになりますからね。

 

Thanks givingの影響で家族に会いたい今日この頃です。また美女と野獣観てきます。ぶっちゃけやっぱりすっきりしていない感じもあるけど…。よしとしよう(;_;)

 

では!ばいばーい!

 


 

「コンフォートゾーンを広げる」というのは

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

こりゃまた事件が起きてしまいました。自分の気持ちの整理のために書いております。

どれぐらいの長さになるかな。全部書きます。

 

まず、10月というのはビビりにとっては大変生活のしにくい月です。なぜだと思いますか。

 

 

そうです。

ハロウィンです。

 

日本では若者が渋谷で騒いでいる程度だと思いますが、アメリカだとガチなんですよね。だいぶ前からコスチュームが売られていたり、ハロウィンモードになっています。

 

そして、何も濁さず白状しましょう。

私は本当に怖いものが苦手デス。ほんとうに。

千と千尋の神隠しで十分怖くて(特にカオナシ千尋を追いかける場面はいつも目をそらしながら見るのできちんと見たことはない)、端的に言えば、ディズニー映画より怖いものは見られません。あ、そういえば美女と野獣の実写版も途中怖くて映画館で目をつぶっていました。

だから「ほんとうにあった怖い話(っていうドラマありますよね?)とか絶対無理だし、殴る蹴る系のゲーム、ホラームービーどころかアクションムービーも見られません。

 

そんな人間にとってハロウィンは本当に地獄なのです。

 

先週の金曜日、ハロウィンイベントの一環でゾンビが出てくるトウモロコシ畑の迷路に行きました。毎回ブログで触れている、国際交流をしたい学生と留学生の団体のイベントです。正直、行かないと一度は決心していたのですが、パーティー苦手+勉強したいときは人と話さない私はこういうイベントに行かないと新しい友人を作れないんですよね。「怖がっている場合ではない!新しい友人作りたい!」と思って勇気を出して当日、参加することを決めました。

 

参加することを決めた最大の理由はコースが選べることでした。

①迷路だけ、②迷路+もっと怖いお化け屋敷1つ、③迷路+精神が狂いそうになるお化け屋敷3つのコースでした。私は何が起ころうとも①か②のチケットを買おうと思って集合場所に向かったのです。

 

そして、車で迷路まで移動しました。運転してくれていた友人はそりゃもう「わくわく!!!」という感じで「Are you excited?!」って3回は私に聞いてきました。はっきり言おう。全くexcitedしていないわけです。隣に座っていた韓国からの留学生の腕にずっとしがみついていて、なんなら誰にもばれていませんでしたが、泣いていました。笑

 

そしたらなんとその彼がまぁちょっと強引な人でして、同じ車に乗っていた5人でグループを組んで、③の最も怖いチケットを買おうと言い出しました。私は多くの人は③を買うとは聞いていましたが、私は選べると聞いていたので!!

 

「え、全員それ買わなきゃいけないの?」って聞いたんですね。

 

彼の返事は「yes」でした。

 

まじかよ・・・・・・・・・と思って致し方なくお金を払ったわけです。どうして人間はわざわざ自分を奈落の底に突き落とすことにお金を払うんですか。本当に理解不能それまで何度か抵抗したけど、私の小さな抵抗は実りませんでした。

 

その後、会場が混んでいたこともあり、チケット売り場で大分長い時間待たされました。私はとにかく怖くて怖くて怖くて怖くて、友人の背中にずっと抱き着いていました。(こういうときに女子校力が発揮されるんですね) そして私があまりにも友人に抱き着いているものですから、みんな「ゆき~大丈夫??笑」って聞いてきてくれるのです。

でもまたはっきり言わせてもらおう!!!

 

大丈夫じゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

私迷路しか行く気なかったもの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

自分でもびっくりしましたが、私は何も言わずその場で友人の背中で泣き出してしまいました。笑笑笑笑笑

本当にびっくり。そして何よりまわりもびっくり。アメリカでも「お母さんっぽい」とか「いつも勉強している」とか「真面目」とか基本的なイメージは変わっていないですもの。そんな硬派な人間が目の前で「お化け怖い」って泣き出すんですよ。逆の立場だったら私もう笑いが止まらない気がする。

 

友人が抱きしめてくれて、背中をさすってくれて、そして慌ててイベントを企画してくれている大学の職員さんが声をかけてくれました。でも私英語話す状態にありませんから、友人がなんとかその職員さんに説明してくれて、私は①の迷路だけのチケットに変えてくれました。

 

ちょーーーーーーーーーーーーー恥ずかしかったですけど、泣きすぎて、そのあとの私はもうロボットみたいな状態になっていました。感情を感じるスイッチがオフになっている感覚というか。「もうゾンビさん、ご自由にどうぞ」って感じになりまして。

 

いざ迷路に入ったら、ゾンビが頑張って襲ってきてくれるんですけど、私もう疲れちゃって。英語で何か脅しの言葉かけているんだろうけど、理解できなくて、しかも暗すぎて誰がゾンビで誰だ友達なのかもよくわからなくて。「叫ぶと追いかけてくること」と「どのゾンビさんも日本語は理解できないこと」に気づいたので、ゾンビさんに日本語で挨拶をしながら淡々と歩いていったら終わりました。

 

生まれて20年以上、高校の文化祭以外でお化け屋敷経験したことがないので、「食わず嫌い」状態だったんですかね。みんなの前で泣いて、いろんな人に迷惑かけてもうなんか本当に疲れた1日でした。

 

 

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こんな内容のブログを読んでくれているみなさんは、「お前、まじかよ…」って気持ちだと思うのですが、私結果的に行ってよかったなと思っています。

というのも、「弱みを見せること」ってやっぱり人間関係にプラスに働くことも大きいからです。

 

この一件があって私はおそらくあのコミュニティーの中で一躍有名人になりましたし、今まであまり話したことがなかった人とも仲良くなれたのです。本来の目的を達成しました。

 

また、学びもありました。

断るときは本当に!もっと!はっきりと!ダイレクトに!断っていいということ。

頭では分かっていましたし、現地の友人に「あなたは白黒はっきりしていていいわね」と言われるほどその辺は自分はマスターしていると思っていたのですが、若干強引な態度を見せられて私一気にひるんでしまったんですね。確かに「私このプランは買いたくないわ」とは言わなかったのです。「あーーーーーーー私ってやっぱり日本人!」って心の底から思いました。

 

昨日はハロウィンモードの遊園地に行ったのですが、その彼に対して「私は行かない」とはっきりと伝えました。結果的に逃れられたからよかったです。

 

 

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よく留学って「コンフォートゾーンを広げる一つの手段」だと言われます。来たよ、横文字って感じですよね。要するに自分が自分らしくいられる場所、自分が快適だと思う場所を広げるという意味だと解釈しています。

 

今回の経験もそれにあたると思っています。(お化け屋敷ごときだけど)

顔は見たことあるけどどこから来た人なのか、何を専攻している人なのか分からず何かを一緒にするってぎこちないですよね。今回もそうでした。

正直、普段ならなんか変に強がって当たり障りのない会話をしてこれからよろしくね~みたいな会話をして終わっていたかもしれません。でも、あんだけいろんな人の前でなくという行為をすると、自分の殻が破れるといいますか、もういい意味で「どうでもいい」状態になって、とても自然な状態で接することができました。そしてそういう自分を見てくれた友人たちとはなんか自然にこれからも仲良くできる気がするのです。ゾンビがつないでくれた縁です。

 

 

ばかばかしいでしょー。知ってますよ。

でも、本当に怖かったです。もう生涯、よほどのことがない限りお化け屋敷には行きません。本当に怖い。なんでみんなそんなニコニコしながら行けるかしら。

 

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ついでに、ついでに。

まだ自分の中で答えが出ていないのですが、数日前からアメリカでの生活に慣れたどころか、飽きを感じ始めるようになりました。朝起きてご飯を食べて授業を受けて、図書館か自分の部屋で課題をして、食堂でそこまで美味しくないご飯を食べ、部屋に帰って寝て…。まぁ日本にいるときも別に同じような生活送っていたといえば送っていたのに、なんでこっちだと”飽き”を感じているんだろう、そして今の気持ちを変えるために新しいこと何かしたいけど、それってなんだろうとまた考えてます。ふむ。

田舎にある大学なので学校が全てなんですよね。日本にいた時は大学だけじゃなくて都内で遊んだり色々できたけど…またじっくり考えます。

 

では!ばいばーい!