(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

トビタテ2次審査レポート! 〈第8期〉

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

新年度が始まったと思ったらあっという間にGWですね~。GW明けに通学時の混雑が少しでも解消されるといいなと思っているこの頃です。

 

さて、先日、トビタテ9期の一次審査の合否が発表されました。やっぱり奇数期は出願者数がそもそも多いですし(多様性人材は+約200人)パスするのが大変なんだなぁとまわりの様子を見ていて感じます。

 

そんなハードな選抜を通過された方、おめでとうございます!(*´▽`*)

みなさんプレゼン、面接対策で大忙し…まさにGW返上で取り組まれていると思います。そんな通過者の方に少しでも有益な情報を提供できたらなと思い、私が二次審査後に残していた忘備録を今日は一部公開しようと思います!私も二次審査前にネット上の情報はかき集めました。それがとても役立ったので、是非目を通してください♩

 

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12:15 霞ヶ関ビルディング到着 早い組のプレゼンを聞く…①

15:25 いざ、出陣 
15:40 エレベーターで一緒になった学生と話す…②
16:00 面接スタート…③
16:23 面接終了
16:28 グループディスカッション開始…④
17:55 終了
19:05 時間をつぶして、交流会へ参加…⑤
20:40 交流会終了
21:10 帰宅

 

こんな一日でした。これに沿って詳しいことをまとめていきますね。

 

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霞ヶ関ビルディングでのプレゼン練習

8期の際は、ある方がFacebook上で「当日有志で集まってプレゼンの練習をしあいましょう!」とイベントを立ち上げてくださいました。(ついでにその発起人の方は合格しています。)

私はそのイベントに参加して、おそらく10人ぐらいの方にプレゼンを見てもらい、アドバイスをもらいました。

 

プレゼンは自分をよく知っている友人に見てもらうことも大切ですが、はじめましての見知らぬ人に見てもらうことも非常に大切だと思います。思わぬポイントを指摘してもらえたりします。しかも、初対面のはずなのに、結構みんなツッコミまくる!!!!「ここ乗り越えられたらむしろ本番楽だな」と感じるほどでした。

あ、特に理系の方!!!!!!私のような数字見るだけで疲れる文系を練習相手にすることは大事です!!!時間帯によっては、文系の学生相手とグループを組んで、発表をすることもあるようですから…。文系は想像以上に専門用語に弱いです。ご注意を!

 

ついでに、イベントに参加しなくても、ビル内に多くの参加者がいます。Facebookのアカウント持っていなくても、ビル行けばたくさんいるはずですから、慌てる必要はないと思います!(^^)!

 

私のプレゼンにおける一番の心配は時間のコントロールがうまくいくかどうかでした。4分で話しきれる自信がなかったのです。でも、ここで面接を終えて、ビルに戻ってきた人からスマホを机の上において、残り時間見ることは可能だよ」と教えてもらい、これで不安が吹き飛びました。朝イチ集合でもない限り、行くことを強くお勧めします!

 

文科省内で待機

「さぁいよいよだ」と思ってスタッフの方(おそらく先輩トビタテ生)の指示通りに、待合スペースに向かいました。私が集めたネットの情報の中に、「結構みんな話してて、トビタテすげ~ってなった」というのがあったのですが…でした!

まぁーーーーーーーーーー静か。

…え?なんでこんな静かなん?ってなってしまいましたが、私は会場に向かうときたまたまエレベーターが一緒になった子と雑談して、緊張を和らげました。(ついでにこの子も合格しています。6月にご飯行きます☆)

 

着物、民族衣装、スポーツ系の人がちらほらいましたね。私が察する限り、50人近くが15分ごとに集合かけられていて、随時面接していると思います。全体だと1000人近い人が文科省に集結してると思いますねー。

 

「15:45集合の方、受付を始めます」と言われたら、列に並び、首から下げるカードをもらい、カードに書いてある番号の席で面接開始を待ちました。

 

③ 面接スタート

いざ!と思い、テーブルに行くと、まぁ企業の人事担当の方っぽい、優しそうな、でも本当に思っていることを表には出さないタイプの、ある意味一番怖いタイプの面接官の方がいらっしゃいました。トータルで7つぐらい質問をされて、お話をしていたら、本当にあっという間に終わってしまいました。面接官の方のおかげで和気あいあいと進みましたね。

その面接官の方は私の留学計画というより、「私がどんな人間なのか、どんな価値観を持っているのか」を重要視しているなと感じました。話をしながら、何を重要視している人なのかを掴めるといいと思います。

 

〈聞かれた質問〉

・なぜ、数ある奨学金の中でトビタテがいいのか

・”刺激的”とはどういう意味か

…想定済みの質問だったので、一枚スライドを用意していました。(用意したスライドに”刺激的なコミュニティ”と書いていました。)それを使いながら、トビタテ応募に際して出会った先輩や、当日初めて話した候補生の話をして、「自分とは全然異なる分野に熱中している人たちが全国から一堂に会している場はトビタテだけ。学内奨学金では同じ大学の人としか出会えない。経済的な支援ももちろんありがたいが、このコミュニティに大きな価値を感じており、この仲間に入れてほしい。」と懇願しました。ぶっちゃけここで面接官は私を通すことを決めてくれたのではないかと感じています。「トビタテじゃなきゃやなの!!!」と強調しまくりました。(笑)

 

・計画の要点をさくっと話して

「さくっと」と言われてしまいましたので、用意していたスライドをかなりカットしながら話しました。多分2分~3分で話したかな。

 

・なんでそんなに政治好きなの?

・そこまで好きになったきっかけって?

この2つはパーソナルな質問ですね。先輩の力を借りて自己分析をみっちりしていたので、ここぞとばかりに政治への愛を語りました。「政治は展開が早いドラマみたいなものだと思うのです。朝ドラを毎日1時間ずつ放送している感じです~!」って話したら、そのキーワードを気に入ってくれたようでした。ただただ楽しかったっす。

 

・もともと貧困問題に関心は持っていたと思うが、ここまで大きく計画を変更したのはなぜ?

実は私、一次審査で提出した内容を99%変えて、二次試験に臨みました。細かい事情説明は省きますが、簡単に言うと、一次審査の書類は言っちゃえば、適当に書いて出しました。しかし、そんな適当な内容で一対一の面接を乗り越えられるわけがないので、全部計画を練り直したのです。なので、本当の理由は、「一次審査の中身は私の妄想に過ぎなくて…」なんですが、そんなこと言えないので、大学のゼミ選抜があったことやいろんな理由をくっつけて、上手く(巧く?)説明しました。

 

色々話した後に、コメントも頂きました。自分のメモをそのまま貼り付けますね。

自分→大学→留学→キャリアのスライドはとても好印象だったみたいで、ここまで大きく留学計画を変えたのに、「具体性とか考えると、とてもよくなりましたね」と言っていただけた。「少々頑固すぎるところがあるので、自分がマイノリティーの環境に身を置いて、どうしたら相手が自分をサポートしてくれるのかとか自分を客観視できるようになりたい」という旨を話していたのを踏まえて、「それもとても大切だ。でも今、あなたが持っているその信念もとても大切だから、このまま頑張ってくださいね」みたいなことを言われた。
☆もう終了のベルが鳴ったのに、最後時間を推してまでコメントをくれた。正直何言われたか全く覚えていないが、頑張ってくださいとか応援していますよとかプラスのコメントだった。

私が二次に通過できたのは面接官との相性が良かったからだと思っています。人によっては細かい知識を執拗に聞かれたり、眠そうな試験官でやる気が無かったり(これ聞いたときは驚いた)、頭の固いオジサマで全く自分の考えに寄り添ってくれなかったり…。私の友人の中にも「面接うまくいかなかったから、もう駄目だと思ってた」っていう人もいます。何とも言えませんが、ここに関してはによる部分もあると思います…。

 

また、ネットにたくさん過去の質問も公開されていますから、調べてかき集めて対策をすることをオススメします。ついでに私は集めた質問+自分で考えた質問=57個を一度wordに書き出して考えを整理しました。20ページ近くなりましたね。ここまでやっておけば大丈夫だと思います。

 

④ グループディスカッション

面接後、文科省の食堂に移動して行われました。首から下げていたカードに〇-△と番号が書いてあって、〇番グループの△番の席に座ります。つまり、△が1だったら、グループ内でプレゼンを一番最初にやるということです。カードをもらったとき、1だったら、心の準備をしておいた方がいいかもしれません。

 

私のグループは一人欠員がいて、5人でした。メンバーは理系大学院2名(多様性人材/教育+多様性人材/アフリカ)、私大文系3名(新興国/東南アジア+多様性人材/環境、イギリス+私)でした。理系の人はいなかったですね。

 

〇流れ
① プレゼン 4分
② 審査員からの質疑応答 2分
…これを6セット…
③ 学生同士で質疑応答 10分 (私たちのグループは1人辞退したため、16分)
④ グループディスカッション個人ワーク 2分
⑤ グループディスカッション 18分
⑥ 審査員へ議論内容を報告 1分
⑦ 審査員からのフィードバック 2~3分

 

プレゼンを見ていて思ったことは以下の三点。

① 声は大きく!!!!!

パーテーションで区切られているだけなので、意外と声聞こえません。なんなら面接官の横で話すとかした方がいいと思います。あるいは「聞こえますか?!」って聞いちゃうとか。

② 時間管理しっかり!!!!

私のグループはなんと時間を余らせてしまう人、結構いました。もったいない…。その間、審査官は黙って待機しています。スマホ使えるんですから、時間管理しましょう。

③ プレゼンの論理性

その問題に興味を持ったきっかけ→現地で何をするか→留学後何をするか→将来何をどう変えたいのかという一連のストーリーが見えているかどうかが大切だと思います。意外とみんな【現地で何をするのか】が弱くて、発表後、「うん、で何するの?」と感じましたし、審査官もその点を突いていました。

 

正直、私のグループの合格率は低いだろうと思っていました…発表を聞いても何がしたいのかよく見えてこない発表が多かったのです。でもふたをあけてみたら4人受かってましたね。トビタテ、よくわかりません…。

 

⑤ 交流会へ参加

審査後、希望者のみで交流会が開かれました。最初は渡航地域別に分かれ、次は今所属している大学の地域ごとに分かれましたね。ひたすら留学計画をシェアして、きゃはは~ってする感じです。楽しいです。

ここに参加している人の合格率も高めだと感じます。壮行会でもここで見かけた顔をかなり見ました。飛行機の時間とかに間に合う限り、参加した方がいいと思います。

 

 

 

ということでかなり長くなっていますが…。最後に、「やっておいてよかったこと」「やっておけばよかったこと」をまとめます!(忘備録からの引用です。言葉辛めです。)

〇やっておいてよかったこと
当日早めに行ってプレゼン練習をできたこと。やはりそこで初めましての人に見てもらうことは大事。
・トビタテ生のブログを読むなど集められる情報を徹底的に全て集めておいたこと。
霞ヶ関ビルディングで練習できたこと。面接終えた人もその場所に来たりするので、感想聞けたりするのはありがたかった。(実際タイマー使えるのはここで知った)
質問を想定して、準備できるパワポを作っておいたこと。やはり人間は視覚+聴覚の両方を刺激して伝えるのが一番伝わりやすいのでは。
留学計画のタイトルを適当につけるのではなく、意識をしたこと。その一言で何がしたい人なのか分かると強い。逆に分からないとぶっちゃけ最後までよく分からない。
・おしゃべりなことを逆手にとって、スライドに書いてある情報は読み上げなかった。タイトルも前々から見せておくだけで、すぐに本題にいけたことで伝えられた情報量が多くなったと思う。

 

〇やっておけばよかったこと
・グループディスカッションの練習。過去と同じお題の場合もあるから事前に考えておけば、本番もっと余裕持てたかも。
メモの取り方の練習。メモ用紙にプレゼンの内容をまとめるだけでなく、「どの点が個性的で魅力的か」、「あとで聞きたい質問」を分かりやすくメモしたかった。審査員に近い席だともしかしたらそのメモの取り方もアピールポイントになるかもしれない。

 

 

 

書いて思いましたが、当日の情報の前に準備なにしたのかまとめた方がよいですね( ;∀;)

GW中にまた書いてみます!ばいばい!