(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

トビタテ8期 事前研修 感想①

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

お久しぶりです。昨日からトビタテ9期の結果が出ましたね!ついこの間私が合格もらったのにもう次の期がスタートするとはね。合格された方、おめでとうございます。これからどこかで知り合えることを楽しみにしてます♩

 

さーて。

私は先週末、都内の某トビタテ支援企業さんのビルでトビタテ事前研修に参加してきました!2日連続で研修を行うため、関西や地方から来る人は泊まりで東京に来ます。トビタテ生同士の交流を深めるほか、留学計画をより良いものにするために、あらゆる大人たちがいろんなパワーを注入して行われる大研修です。

壮行会の時は「まだまだ先じゃぁ~」と思ってたのになぁ。今回は2日間のまとめと考えたこと、アウトプットしていきたいと思います(*'▽')

相変わらず自分のための整理に終始しています( ;  ; )情報量多すぎてうまく整理できていません…少しずつ修正加えていきたいと思っています…!

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まずですね、この事前研修、結構な量の事前課題が出ます。パワポ70ページ超。一瞬も休憩挟まずやってトータル5時間ぐらいかかったかな。若干手を抜いたところもありますが…。

というのも3月研修参加組から「みんなまともにやってこない」、「本気でやると逆に時間の無駄だよ」とか言われていたのです。でも、研修数日前に事務局の方から戒めのメールも来たからなのか、結構みんなちゃんとまじめにやってました。「あ、ここもっと練ればよかったな」と逆に私が後悔したぐらいです。確かに量は多いんですが、すごく考えられて作られているんだなと感じます。ちゃんとやるべき。(上から)

この事前課題を使いながら2日間ワークをしました。

 

そして、2日間の感想。

すんごーーーーーーーーーーーーーーーーーい

楽しかった!!!!!!!!!!!!!!!

本当に楽しい!!!!!!!

わーーーい!!って気持ち!!!!!!!

(とんでもないボキャ貧!!!!でも伝われ!!!!)

 

月曜日、「今日は研修ないのか…」ってロス状態で大学行ったぐらいですよ。今もみんなに会いたくてたまらない。研修前はゼミの課題とかいろんなものに追われて、「週末全部つぶされる…」とか思ってたけど、むしろもう1セットやろうぜ!!ってぴょんぴょんしてます。

で、インプットもかなり多くて完全に脳みそから溢れ出てます。

 

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2日間のタイムスケジュールはこんな感じ。長くなる自信しかないので、今日は1日目だけをまとめてみます

【第1日目 06/16】 時間は本当にうろ覚えです。なんとなくこんな感じだった気がする…。

09:00 集合 (なぜか時間までビルの中に入れてもらえなかった泣 寒かった)

09:30 スタート! 壮行会で流した動画を観て、2日間の注意事項を確認

09:45 留学計画のシェア

11:15 トビタテのプロジェクト趣旨理解

12:15 お昼休み

13:00 自分の軸の明確化

15:35 パネルディスカッション

17:35 夕食タイム

18:30 日本の理解

19:30 日本発信プロジェクト

20:20 一日目終了 

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【第1日目 06/16】

09:00 集合 
私たちの回は115名参加していたのですが、事前に事務局の方が20グループに分けてくれていました。決められた席に座って、「よろしくお願いしまーす」とそわそわ挨拶。

 

09:30 スタート! 

壮行会で流れたビデオ(頑張るぞ!みたいなやつ)をもう一回見て、そのあと2日間テンポよく仕切って下ったファシリテーターの方の自己紹介、そしてグループ内で自己紹介をしました。

私のグループは理系コース3人、新興国1人、トップレベル1人、多様性人材1人の計6人で、学部3年から修士2年までごちゃごちゃでした。ついでに2日間「敬語禁止令」が出ます。

この時間で一番面白かったのが、私の右隣の理系くんがどうしてもことあるごとに「すみません」って言っちゃうの。出会って15分ぐらいしか経ってないと思うんだけど、もうグループで「敬語だめだよ」って総ツッコミ。あ、あと関西の大学から来た院生が前日に上野動物園行ってきたとか言っちゃうから、もうみんなでシャンシャンって呼んだり。めちゃくちゃですよ最初から。最高ですね。

 

09:45 留学計画のシェア

ひとり9分ずつぐらいで計画のシェア。これもまた本当に面白い。全く知識がないエリアのことなんだけど、話すの上手いからどんどん聞きたくなる。私のグループは一言でまとめると、国際人道法、ラム酒、巨大オリゴ糖(+文化交流)、建築、欠陥品探す方法の改善のための研究(うまく言えない)、そして日本の子どもの貧困ですかね。とにかく楽しい。気持ち悪い言い方すると、わくわくがとまらない時間でございました。本当トビタテって楽しいなぁとるんるんしていました。


11:15 トビタテのプロジェクト趣旨理解

「トビタテってそもそもなんで創設されたの?」とか「君たちはどんな役割を担っているかきちんと分かってる?」ということでトビタテの復習をしました。

ついでにこういう時は「聞くだけ」にならないように、”グループが一緒ではない”、”まだ話したことがない”、”異性”と組むことが条件のペアワークを2日間通じて結構やりました。この時も「トビタテのこと知らない人に45秒で説明してみて」って。


12:15 お昼休み

なんとまぁ驚くことに事務局の方がWi-Fiを用意してくれていたので、それを借りてゼミの教授に卒論のベース構想をメールしました。笑

 

13:00 自分の軸の明確化

これ、楽しかったけどなんか勿体無かったなぁ。時間が足りないんですよ。事前課題のスライドを印刷して年表を作成し、それをグループの人に見せながら今までの人生を語ったんです。つまり【自己開示】の時間です。

ファシリテーターの方が仰るに、国際会議とかでも「ここで聞いた情報は絶対に口外しない」と誓約書を記した上で、まずは出席者が超プライベートなことを含む自己開示をしまくるんですって。それをやってからの方が議論の深さが全然違って来るから。

 

(それを真似て?)私たちも自己開示祭りをしました。どんな価値観を持っているのかな?どうしてこの道を選んだのかな?って話を聞きながら探ります。ただね、みんな本当に20年ちょっとしか生きてないのに面白いことたくさんしてるんですよ。圧倒的に時間が足りない!!!ここだけで3時間欲しいレベルです。

もちろんこの時間があったからやっぱりグループメンバーは特別な存在になりましたけどね(*^^*)!! 

 

15:35 パネルディスカッション

これはちょっと期待はずれと言ったら言い過ぎかもしれないけど、ほわほわなぞなぞもやもやタイムでした。

 

いわゆる海外でもご活躍の”すごい人”をお2人招いてお話を伺ったのですが、なんかこう…もっとお2人の話を引き出せたんじゃないかな…というか、そもそもこの時間枠にお2人を押し込むことが無謀ではないかな、というかですね。形式としてはファシリテーターの方の質問にお2人が答えていく感じだったんですが、お2人にマイクお渡しして話したい話をしてもらう方が良いんじゃないの?って思ってました。現に質問に答えていない時多々ありましたし。笑

でも”すごい人”から漏れ聞こえる話は面白かったです。「なるほどね」と「そうかしら?」をいくつかで感じました。

 

「なるほど」ポイント

Comfort zoneを超えてこい!それがその後の人生の基準となり、人生を決める

大学受験の時に恥さらして先生に質問しまくって勉強しまくって自分の限界を学べたと思っていますが…話を聞いていて、私のComfort zoneはもう少し広い気がしてきました。アメリカでチャレンジします。

でも、少し考えてみるとConfort zoneって経験重ねるごとにどんどん広くなっていくはずですよね。小学生の時は祖母の家に一人で行けなかったけど、もちろん今は難なく行けるわけだし。挑戦を重ねてないと狭くなったりもするんだろうなぁ。

②自分のアイデンティティがどこに属しているかはどんどん重要ではなくなっている。最終的には個人だ。

「今の生活で日本人を感じるときはありますか?」みたいな質問をされた時に。ついでに日本人であるということを感じるときはほぼないそう。

③ 自分の専門を複数持つ

この言葉聞いたとき、「え、それ無理じゃない?」と思ってしまったのですが、レベルを下げてかみ砕いてみました。

実は質疑応答の時間、トビタテ生めっちゃ手をあげるので質問祭りだったんですね。それで、その時に何人もの学生が「私は〇〇について研究しているのですが、××(カタカナの専門用語)と△△がなんちゃらかんちゃら~」って、まぁ私の知識がないのが問題なんですけど、難しい質問が多かったんですよ。結構みんなピンポイントで生きてるなぁってもやもやしちゃったんですね。

もちろん、専門性ってとても大切だと思うんです。船橋さんの言っていたcollective iniciativeにもつながるし、そこから始まる縁もたくさんあるから。「この分野は任せて」って言えることって格好いいしね。

お2人はそんな学生の質問が続いたので、極端なケースを想定してこの話をしてくれたんだろうと推測しました。私の例でいえば、社会問題ばかり勉強してビジネス的な思考が本当に一切ないとか。理系学生で言えば、なんかのメカニズムにはめっちゃ詳しいけど、モリカケ問題って何?みたいな状態。そうなっちゃ広がる縁も限定的になっちゃいますよね。

おそらく自分のつながりを増やすために、そのアンテナとしての専門性を複数あった方がオススメだよってことですかね。言われてみれば社会って一つしかないんだからどこかしらではつながってるわけだし。

なんかまだうまく気持ちを言葉にできていない感じがしているのですが、とにかく20歳そこそこの価値観で「これは私には関係なーい」ってシャットアウトするのではなく、ひとまず体の中に入れてみることを心掛けたいと思いました。

 

「もやもや」ポイント

① 全体的に「世界でsurviveするために…」という話が多かった。

これは私が平和ボケしている日本にのほほん♩と暮らしてきてしまった私だから抱いてしまう感想だと思いますが…そんなに世界に対して歯をむき出して”闘い”をしなくちゃだめなのか…?ともやもやしてしまいました。「これをしなきゃ埋もれてしまう」とも仰っていたのですが、「埋もれること=悪いこと」なんでしょうか…。埋もれる中にも見えることはあると思うし…なんでそんなに頑張りたいんだ?と戸惑っていました。んーまぁ研究者の方だからそう仰るんだろうなぁ。生きていくために必要だったんだろうなと推測します。そんな厳しい世界で私は生きられないなと思ってしまいましたけど。

 

② 「人と違うことをしよう」

これは①の発展だと思うのですが、「人と違う→やる」という論理にもやもやしてしまいます。「自分が面白いと思った→やる」なら大賛成なのですが、人と違うことってそんなに大事なんでしょうか…?どうしてそんなにstand outしたいんだろう…と下を向いていしまいましたね。

 

まぁ、温室育ちの青い学生の戯言です。船橋さんの「大人の言うことを信じるな」という言葉を借りてアウトプットしちゃいました。

 

17:35 夕食タイム

渡航先地域に分かれて頂いたお弁当を食べました。でもアメリカこの辺!って席振られちゃって、現地で会えそうな距離の人には出会えなかったです( ;  ; )最初から東西だけでもいいから分けてほしかったなぁ。

 

18:30 日本の理解

これがグループで話す時間以外に最も予想外に有意義な時間でした!

まず『外国の方によく日本人は「私は無宗教です」と言われるけど、それはどうして?」と聞かれたことを想定して、ペアワークをしました。ここまではまだ普通なんですよ。その後。

 

ファシリテーターの方が、「全体に答え共有したい人!」と呼びかけ、発言した学生がいたんですね。そうしたら、その学生に対する反応がいくつかあって、そのうちの1人が大学で宗教を学んでいる人でした。

歴史的に分かりやすく日本の宗教を解説してくれたり、海外の人に説明する時のお勧めフレーズを教えてくれたり…本当に教室全体が感動している雰囲気というか、「今すごくいい時間を過ごしている」って感じながら話を聞いていました。

 

翌日も「昨日の宗教のやつよかったよね〜」と何人かと話しましたね。本当にあの時の雰囲気は最高でした。

ついでにその方に初学者にも分かる宗教関連の本を教えてもらったので、アメリカに持っていきます。


19:30 日本発信プロジェクト

1日目最後は、留学先•活動先で日本を広めるために何をするか、考えてきたプロジェクトを4人グループを作ってシェアしました。

私は1日の研修を受けて、コミュニケーションにおいて”武器”を作るって重要なんだなと感じ、【胃袋掴むぞ大作戦】をすることに。

世界各国から来る留学生や現地の学生に、美味しくてお腹いっぱいになる日本食を通じて仲良くなろうと…!母親に今まで以上にこれってどうやって作るの?と質問責めをしようと思います。

 

あとは一緒にグループ組んだ学生の知恵を借りて、「昔話を英語で話せるようにすること」と「ちょっとしたときにメッセージを添えてお礼ができるように便箋を持参する」こともやろうかと。


20:20 一日目終了

予定より少し早く1日目が終了しました。 ずっと同じ教室で換気もせずに過ごしたので、疲れは感じたけどでもとても楽しかったな〜〜〜と満足感を覚えながら帰宅しました。

 

やっぱりすごい長さになりましたね。

本当に自分の気持ちを整理するために書いているので、公開にする意味あるのか悩みましたが、研修で出会った人たちには報告したくて、公開します(・∀・)

 

 

ばいばい!