(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

アメリカ生活2か月目

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

こちらはハリケーンが過ぎ去ってから一気に冬が訪れたような寒さです。セーターを普通に着ています。そして今は念願のFall Breakです!!!!!!!学期の折り返し地点のお休みですね。土日を含めての4連休。待ちに待ったお休みです。昨日久しぶりに何も勉強しなかったんです。超幸せだった。初めて友達の部屋でナルト(ゲーム)を見ましたよ。意外とストーリー性あって、しかもなんか友情のいい話でなんか感動しました。笑 日本のアニメはちびまる子ちゃんサザエさんアンパンマンドラえもんぐらいしか分からないので、せっかくの機会だと思ってアメリカで日本文化学ぼうと思います。

 

…ということで時間があるのでブログ書いています。

 

アメリカ生活2か月目、言葉にしたいこと。

① カルチャーショックはもう完全に克服。アメリカ生活慣れたよ!

② キャンパス内に日本人多すぎ!!!!!!!!!!!!人間関係の色々な面倒なやつ、本当に面倒!!!!!!!あーーーーーーー!!!!!

③ 人間所詮すぐには変わらないねって話

 

です。

 

① カルチャーショックさよなら。

週2回食堂に夕食を食べに行く以外は自炊生活なのですが、1か月目は忙しくて買い物も行けないし、そもそも日本の調味料買えないしですべてがストレスでした。でも母にLINEをしたら日本からまぁもうなじみ深いお菓子、調味料と色々送ってくれまして。(トータル14㎏、送料は2万円。笑) また車で30分のアジアンストアも開拓したことで、今では食べたいものをきちんと食べられています。どうして忘れたのか不思議なんですけど、お箸もお味噌汁用のお椀もこちらの大学の先生がまぁなんと譲ってくださったのです。

 

食がしっかりすると人間元気になりますねぇ。もう生活リズムも整いました。

 

 

授業もだいぶ聞き返さなくても理解できるようになりました。(もちろん留学生ということで教授やクラスメイトに超助けてもらったうえでの”理解”ですが…。) 先月あった初めてのテストも94点取れたんです。大騒ぎしたら案外普通のことらしくて、友人たちには「で?」って顔されましたけど、クラスの中での存在意義認められたような気持ちで超嬉しかったのです。テスト前の週末とかはガチで生きた心地がしないほど追い込まれてましたが、少しずつ軌道に乗り始めている気がします。

 

そして今日のメイントピック。

② ほかの日本人学生との距離の取り方について。

まぁもうこれに悩みに悩んでいる1か月です。まず、日本人留学生はおそらく計14人。(私と同じ大学から5人、他の大学から9人) 自分の想像をはるかに超えるレベルで彼らとの距離が近いのです。※ほかの大学から来たメンバーはELS(今学期は英語しか勉強しないらしい)プログラムなので、ちょっと違うのでまだいいのですが…。彼らに対して思っていることはまた書きたいところ。

 

前回の記事にも書いた通り、学期が始まったころ、国際交流をしたい学生と日本人学生のたまり場みたいなのが図書館内で出来て、私はてっきりこのメンバーで10か月過ごすのかなと思っていたんですね。でも現地の学生は色々な友達がいますから、結局なんだかんだばらけつつあります。こんな感じで人間関係に動きが出始めた頃、気づいたら「現地の学生1人+(同じ大学から来た仲間を含め)日本人3人」で勉強していたりしたんです。そして普通に日本語で会話をしながら勉強をする……。

私この時思っちゃったんですね。

 

ん?この環境って日本で作れるよね?、と。

 

 

わざわざフライト20時間ぐらいかけてやることじゃないよね?と。何百万ものお金動かしてやりたいことではないと。

 

これに気づいてしまってからそういうシチュエーションになる度に、(自分に対する)罪悪感と言うか、むずむずした感情を抱くようになりました。しかも、現地の学生で断トツ仲のいい学生が2個下の男子学生なのですが、その関係性についてもごちゃごちゃ言われて、あ゛あ゛あ゛ーーーと軽く発狂していたわけです。(私の性格知っている人は分かるはず!)

 

そして私が(私なりにとーってもやんわりと)「今の環境ってなんかどうなんだろうね…」と打ち明けてみたら、特にほかのメンバー何とも思っちゃいない様子

これは傷をなめ合う関係になる可能性があるな、ちょっとシャキッとしないと自分の目標が達成できないなと目が覚めました。「まだ私たち英語話せないよね。ダイジョブ。」みたいなぬるま湯感を覚えてしまうのです。

 

気の許せる現地の友人たちにその話をしたり、先輩方、トビタテの友人に長々と電話したりして自分の気持ちを整理し、なるべく日本人と同じ場にいないように(私は日本語話していなくてもその場にいるだけで気が抜けるんですよね)努めました。

凄い自分で荒波を作っている自覚はあったのですが、理解してくれる人が理解してくれればいいと思って踏ん張りました。

 

こんなぎこちない生活が2週間ぐらい続きまして、今はもう私の考えを理解してくれる人たちと安心して過ごせるようになりました。今でも時々日本人がいるテーブルで勉強しちゃうこともあるのですが、頑なに「日本語を話さないぞ!」と強がらなくても、その時は勉強に集中して、普段とそこまで変わらずにいられるようになった気がします。

 

気にしすぎじゃない?と自分でも思うのですが、そこまで広いキャンパスではないので、そうとまでしないと本当に日本と環境が変わらなくなってしまうのです。そして日本語を学んでいる現地の学生と過ごすときも、「英語を学ぶ」という姿勢を示すことで、時間の無駄にならないように気を付けています。でも、疲れている時とか日本語で反応しちゃうんですよね。もちろん通じないので英語で付け加えることにはなるのですが。時々こうやってネジを締めなおさないといけないのです。

 

このようにしてですね、ほぼ丸々1か月散々もやもやした結果、

「誰といるかよりも、自分がどうあるか」だと結論付けて、毎朝自分に活を入れています。もちろんだからといって日本人だけで過ごす必要性は全くありませんから、それはしませんけどね。日本人と出かけなきゃいけない時はネイティブの隣にいるように席をキープしています。笑 ばかばかしいのかもしれないけど、まわりにどういわれても構わぬ。私は私のやり方でいかせてもらうぜ。

 

実はこっちに来てからブログとは別に自分の本当に素直な気持ちしか書かないノートを作りまして、昨日これについてノート見開き1ページぎっしり埋めました。笑 

正直、こんなになるとは思ってなかった―…改めて話を聞いてくれた方々、ありがとうございました。

 

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この精神的な自己大戦争から学んだこと。

それは、悩んでいること、弱みを人に見せることって大変重要だということ。(トビタテの事前研修の感想でも私同じこと書いた気がする。)

決して相手からの信頼を得るためにやっていることではないのですが、この悩みを素直に現地の学生5人ぐらいには話したんですよね。それからネイティブの友人たちには、「この子は本当に英語を勉強したいのだな」とより理解してもらえた気がします。

 

また関係性が少しずつ築けるようになってきて、ネイティブたちの本音も少しずつ聞けるようになってきました。一見、みんなとてもやさしいのですが、「絶対聞き取れないスピードで言ったはずなのに〇〇は聞き返してこない」、「××の視野が狭くて単位取れるか心配」、「話すことを恐れているのか声が小さくて聞き取りにくい」とか。

私は分からない単語やネイティブが言った使えそうなフレーズに遭遇した際に、ノートに書いてもらったり、週に3回ジャーナルを書いて添削してもらっているのですが、こうやって「意欲的な姿勢を見せる」ことがいかに相手の本音を聞き出す(=信頼関係を築く)上で大切なのか身に染みて感じています。

 

 

③ 自分の性格について

これも1か月前のブログに書きましたが、私は本当に融通の利かない人間です。

最初は誘い話には基本的に乗ろう!と思って、パーティーとか行ってみたんですが、

 

ぶっちゃけそこまで楽しくない☆!

 

少しはこういう若者らしいことできるようになりたいなと思っていたのですが、やっぱり無理そう!!!!

 

最初は我慢してたんですよ。自分の幅を広げるチャンスだと思って。

でも、1か月過ぎてキツイなーと思っていた時に、そこまであまり話したことなかった現地の友人とたまたま図書館で会いまして。思わず吐露したところ、彼女たちが「Yay! We hate Amrican perty!!! It's ridiculous!!」と言ってくれたんですね。「あー私の生きる場所はここだわ」と思って、その日以来彼女たちとの距離がとても縮まりました。この前は彼女たちが出演しているコンサートへ行ったのですが、あまりの美しさに泣きそうになりました。こういう方が断然好き…。

 

夜は寝るためにあるんだし、勉強に集中したいときに大声でゲラゲラ盛り上がられると、「まわり見てくれよ」と顔がゆがむ性格は変わらなそうです。そもそも会話をすることが大切なのだから、その目的達成のためにわざわざ夜更かしする必要もないし、踊る必要もないですよね。一緒に過ごすのが快適な人と過ごせばよし。(結局日本にいるときと同じ思考回路) 

 

別の友人が言ってくれたことですが、一番大切なことは思いっきり楽しむこと。

私はもう他の日本人学生だらけの場で楽しいという感情は抱けなさそうだから、楽しむために動かなければならぬのです。

この点を見つめて、どうふるまうべきなのか、その度に考えていきたいと思っています。

 

 

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もともとごねごね色々考えるのが好きな気持ち悪い性格ですが、やはりアメリカという日本とは違う、不自由な環境に身を置いたことで、自分の弱点が嫌なほど見えてきます。そのたびにそのもやもやを解消したくて、ひとりじっと考え込みます。この時間って多分(というかほぼ絶対)とても価値のある時間なんだろうなと感じています。

こうやって人に見られる形で自分語りするのもいい訓練だと信じています。

 

 

こうやって振り返ると1か月前と今では精神的な落ちつき度が全然違いますね。多分、来月は来月でまた色々と事件が起きているのでしょう。言葉にすることから逃げずに、また1か月楽しみたいと思います。

 

この前、本当にお空がきれいだったので、載せちゃいますね。友人には「アメリカの空に酔ってんのか?笑」ってつっこまれましたが、本当にきれいだったので。

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では!ばいばーい!