(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

春休み旅行③ ~NY Broadway!~

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

あーやっとここまで来られました!今日は今回の旅行の最大の目的であったブロードウェイミュージカル!!!!!ほんっっっっっっっとうに最高でした!私は7日間の滞在で4回、3つのミュージカルをトータル400ドルで観ることができました。正直私はあまり安い席でたくさん観るというよりは演者さんたちのお顔がしっかりと見える前方のお席で観たいというめちゃくちゃわがまま人間ですので、平均1つ100ドルで観られたと思うと、初心者の割には上手く出来たかなと思っています。まじめに今回は自己満記事です。120%自己満です。ミュージカル好きな人だけ暇だったらお願いします。

 

私が観たのはAladdinThe phantom of the OperaKinky Boots(×2)の3本でした。

まずはチケットの買い方から。結構いろんなやり方あるんですよ。

 

① 公式サイトでオンライン購入

これが一番確実な方法ですよね。でも正規の値段で買うので高くなりがち。中央前方プレミアムだと300ドルとかしてしまいます。しかも発行手数料35ドルとか出てきて、これなら35ドル分いい席で観たい!と思って使いませんでした。

 

② 劇場窓口で購入

これも①とまではいかなくても高くつきがちな方法です。ただし、TKTSに出ていない演目やTKTSに行けない場合(私の場合アラジンと2回目のキンキーブーツ)はこの方法で購入しました。アラジンは開演5時間ぐらい前だったので、中央5列目120ドル(本来は199ドル)で購入、キンキーブーツは週末だったこともあり、高かったですが138ドル前から4列目右ブロックの席を購入しました。

窓口だとゆっくり話しながらどの席買うか決められるので個人的には好きです。

 

③ 格安アプリ(Today's Fix)を使って購入

私は使いませんでしたが、アプリを使って購入することもできます。ただこちらも10ドル弱手数料かかります。どちらかというと数を見たい人が使うのかな…

 

TKTSに並んで購入

タイムズスクエアのど真ん中にTKTSと呼ばれるチケット売り場があります。ここでは次に行われるショー限定でチケットが格安で売られています。

f:id:Tobi8:20190322120225j:plain

この掲示板に出ている公演のみ購入可能です。

14時公演であれば11時から、19(20)時公演であれば15時から列に並んでチケットを買います。私は1回目のキンキーブーツオペラ座の怪人をここで買いました。オペラ座の怪人は中央前から7列目ぐらいが80ドル、50%オフで買えました。キンキーブーツは1階席の最後列でしたが、劇場自体が本当に!とても小さいので、その席で70ドルはとても安いと思いました(私はわがままなので、もう1回観たいと思って結局2回観ましたが)

 

 

私は帰る前日をミュージカルデーに設定して、14時にオペラ座の怪人、20時にキンキーブーツを観ようとしたので、キンキーブーツのチケットをTKTSでは買えない(15時は絶賛公演中)ので、窓口で買いました。14時のキンキーブーツ観た友人は90ドル弱で中央6列目の席買ってましたね~うらやましい!もちろんその場で「もう少し前方の席ないですか?」とかも聞けるんですが、とにかくたくさんの人がいるのでどんどん裁かれる感覚で…ゆっくり席を選べるという感じではないんですよね。特に相手が何言っているのか分からないと(しかもマイク)きつい。

 

ということでどの方法でどの演目を観るかはかなり頭と運を使います。さぁということで各公演の感想、話させてください。

 

① Aladdin

いやぁ人生初ブロードウェイはやっぱり華々しくジーニーさんに幕開けてもらわなきゃ!と思い、12日の夜に観ました!楽しかったー!!!ただただ楽しかった!

f:id:Tobi8:20190322123311j:plain

激近でございますね。席に座った途端もうどうしようかと思いました。

正直、自分がきちんとセリフを理解できるか心配でしたが、ブロードウェイを基にしている劇団四季のアラジンを日本で観ていたので、理解に苦しむことはなかったです。人生初ブロードウェイでの気付きポイント。


① 観客の反応がすごい
コメディ要素を含んでいる作品ということもあり、お客さんも大盛り上がり!日本では心の中でテンション上がっててもあんまり表に出さないですよね。「楽しい!→発狂」というプロセスが新鮮で楽しかったです。ジーニーさんが煽るものだから余計に…笑!

 

② 演者さんの多様性
日本の舞台に比べ、本当にいろんな人が舞台に立っていました。日本ではいわゆる細身の綺麗な女性しかできなさそうな役も、(もちろん細いけどがりがりではなく)体格的には健康的なスタイルの人が務めていたり。様々な人種の人が舞台にいて、これもまた新鮮でした。

 

③ ゴージャスな場面、やっぱりアメリカは様になるね
アラジンには時々豪華絢爛なシーンが出てきますが、本当にキラキラ、何億かかった?って言いたくなるそうな舞台セット、花火が出たり、が出たり…様になるねぇとうっとりでした。踊るたびにドレスのビーズが飛んで行ってましたねぇ。メンテナンス大変そう…。

 

④ 終演後にエイズ、子どもたちへの寄付の呼びかけ
終演後演者が直接舞台上から寄付の呼びかけをします。ある程度の金額(たった60ドル)ぐらいを払うと全員の演者のサイン入りポスターがもらえたり、何かグッズがもらえるようです。スタッフさんがバケツを持って劇場のあちらこちらにいました。これ、とってもいいシステムですね。お金持ちからお金集められるし、みんなこの時はテンション爆上げ↑↑みたいな状態だからとても効果的だと思います。

 

⑤ (結果的にこの作品だけだったが) みんな話すように歌う
これがとにかく全体を通して印象的でした。とにかく自然に歌うのです。宝塚とか四季ってなんか「今から歌うぜ…?」みたいな感じがあって、歌うときは「歌ってます!!!」って感じな気がするんですが、まぁ自然に話すように歌うので、とても心地よかったです。

 

でも!
終演直後、私が抱いた感想としては「ん?四季すごいじゃん?」でした。正直そこまで違いを感じなかったんです。「やっぱりこっちが本物だよね!すげぇ!」って言う気満々だったのですが、日本バージョンも引けを取らないというか、なんならアラジン役は四季の人の方が私は好きです。劇団四季の方がアラジンが逃げ回っているシーンとかもっとパワフルで面白かった…気がします。でも、ジャスミンは完全にこっちの方が好きです。かわいらしく、でもお姫様独特のちょっと周り見えてない感じとか、もうジャスミンそのものでした。まぁ個人的な好みですね。でも劇団四季凄いわ。

 

なにせ5列目、特等席から観られたので、終演後はテンションめっちゃ高いまま、30分以上かけてジャズバーへ一人でるんるんしながら歩きました。

 

The phantom of the Opera

オペラ座の怪人です。冬休みに友人の家でDVDを鑑賞したので理解できるかなと思って観ることにしました。なので、何が起きるのかとか出来事としてのあらすじは把握していたものの、なんせ歌が高音!!男性陣が歌う歌は逆に低音!!!直うますぎて何言ってんのかわかんなかったです。そして若干(いやかなり)全体的に音が大きい。特に近くに装置があったわけではないのですが、私にはちょっと音量大きすぎでした。

 

あと舞台セットがよく動きます。最初は舞台上にあったシャンデリアが3階席の方までぐん!っとあがったり(ファントムが動かしちゃうって設定)、火が出たり、こりゃまたすげぇ…と思わず声が出そうになりました。

ただ、前に座ってた8歳ぐらいの男の子、おそらく嫌々観ていたんでしょうね~暇すぎてよく動く&携帯いじるということで、少し残念でした。ありがたいことに隣の席が空いていたので、2幕はそちらに移動して気にせず観ることができました。

 

もちろんすごかった。みんな喉どうなっているの、みたいな人しかいなかったのですが、私の好きなタイプのミュージカルではないなと思ったのでした。ごめんなさい。

 

③ Kinky Boots

さぁ来ました!!!!!!!!!!これが私の今回の大目玉でした!!!!!!!!はい!!!!!!!!最高でした!!!!!!!!!!長いです!!!!語ります!!!!!!!!

 

まず、このミュージカル、日本でもやってますよね。小池徹平×三浦春馬コンビで。なぜか私は2016年この情報を逃していて(受験終わってるよね?何故だ?)、2019年4,5月(来月!)に再演するぞというニュースを目にして、キンキーブーツという作品を知りました。

私を知っている人は良く分かってくれると思いますが、私は少し極端な人間でして、この性格のありがたいところは[自分の好きなものは直感的にもうスイッチが入ったように探知できる]ところなんです。日本版予告をYoutubeかなんかで見て、「あ!これ私が好きなやつだ!!!!!!!!」ともう確信いたしました。

 

f:id:Tobi8:20190322145634j:plain

kinkyって訳すと”変態”、”性的に気持ち悪い”という意味です。

だがしかし!私は留学がしたい(その時点ではまだ未定だった)。そして留学が決まり、留学後の5月に何をしているかなんて当時は予測不能でしたからチケットを買うのが怖くて諦めたんですね。でも、待って。私はアメリカに行くんじゃん。NYさえ行ければブロードウェイで観られるではないか!ということで何年越しだ⁈というレベルで、やっとの思いで公演を観てまいりました!!!!

 

--------------------------

もうそんなテンション上げやがってそもそもどんなミュージカルなんだよ、って話ですよね。がっつりネタバレをしていきます(もし観る予定の人いたら全力スクロールして下さい)。

 

超一言にまとめるとミュージカルのメッセージは”その人のありのまま(その人がいたいと思うその姿)を受け入れよう”

イギリスを舞台にした物語で、主人公はチャーリーという4代続く靴工場の息子とNo1ドラッグクイーンのローラ(サイモンという”男性名”(本名)も持っています)の2人です。チャーリーが突然靴工場を引き継がなくてはいけなくなり、その靴工場の再生にひょんなことからローラが加わっていきます。”ドラッグクイーン”である彼女に最初は戸惑う従業員や、共通して2人が抱えていた父親への葛藤など様々な人間関係が描かれて、最終的にはミラノの展覧会で”キンキーブーツ”の発表をして終わるというハッピーミュージカルです。Wiki貼っておきます笑 

キンキーブーツ (ミュージカル) - Wikipedia

 

私が観た2回はどちらも完全に同じキャストさんだったのですが、ローラを演じたCallum Francisさんというオーストラリアの俳優さんがもうこの舞台の全てを持っていきました!!!!まず、ひとこと言わせて!!

 

超超超超かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

 

だってほら見てみてみてみて!!!!

www.instagram.com

 

顔小さい!!!足なっっっがい!ほっそい!!!何じゃこの体型。生まれてきてくれてありがとう、そしてミュージカル俳優になってくれてありがとう、そしてブロードウェイたってくれてありがとう(彼は今作で2か月前にブロードウェイデビューしたばかり!)、ってかローラ演じてくれてありがとう…もう観ながら心の中大発狂でございました。留学期間のいろんなこと全部忘れて目の前のかわいいローラに全部視線持っていかれました。インスタでは2人ともキンキーブーツ履いているので、身長にさほど違いはありませんが、普段はローラのみヒールなので、2人の身長差もまたごちそうさまです!!という感じなのです!

 

実は日本版キンキーブーツを観ようと試みていた際、「ブロードウェイのローラは力強いが、三浦春馬のローラは女性らしくて品があって素敵。むしろこっちの方が好き」という口コミをちらほら見かけました。確かにアメリカってこっち来てから驚いたことの一つですが、日本以上に”男らしさ””女性らしさ”を意識する国だと思っています。ドラッグクイーンが仮に「”男性”が”女性”の格好をしてそのギャップが魅力の1つである」と仮定するならば、ローラの男性的な部分をちらちら見せることで舞台は盛り上がると思うんですよね。実際に終演後、他の俳優さんのローラをYoutubeで可能な限り漁りまくって見たのですが、あえてどす低い声を出していたり、体つきが非常に筋肉質であったり、”ギャップ”をあえて作っている感じがしました。

 

でも、彼のローラはただかわいい!!!!!!肩回りこそ鍛え抜かれた男性の体って感じでしたけど、エスト細!足細!そしてかわいい!(何度でも言う)”女装した”というよりただのかわいい女性。もちろん低い声出すときもあったんですが、きれいな白い歯を遠慮なく見せて、ニコニコしながら舞台立ってて、”ドラッグクイーンを演じている”という感じがほとんどなかったんです。だから口コミを知っていた私は1回目の公演のあとに「え、ローラ、普通にかわいかったけど、あの口コミどういう意味?」と少し困惑しました。結果的に言えば、彼のローラが絶賛私好みであった、ということです。あー最高。

 

 

---------------------

 

彼のローラを観られたことで抱けた私の感想としては、「突然現れた男か女かもよく分からないローラをみんなが受け入れたのは、彼女自身が人として非常に魅力的で、”彼女といるとなんかいいことありそう、楽しそう”とみんなが感じることができたから」なんだなぁってニコニコしながらH&Mにおいてあるピンヒールよりも高い靴で踊りまくるローラを観ていて思いました。ローラに限らず、エンジェルズと名付けられた他のドラッグクイーンさんたちも踊りまくりでございました。私だったら歩くだけで躓く自信あり。15センチ近いヒールらしいですよ。

 

でもそれと同時に男性の格好をして工場に表れた時、男性従業員たちにバカにされて落ち込むシーン。手を前にして静かに歌っている時とても体が小さく見えたし、彼女のかわいい笑い方は自分を奮い立たせる1つの方法でもあったのかなとかとも思うし、もうとにかく全ての動き、表情、全部が完璧すぎて本当に大感謝、大ぞっこんでございます。

 

工場の従業員たちには何名か我々の親世代のお姉さま方がいらっしゃるのですが、意外とこのおばさまたちがキーだったのではないかと一人で振り返って感じております。最初は「何が起きてんのよ」って感じでローラに困惑していた彼女たちですが、だんだんと自分たちが自然に社会に影響されてきた型とかいろんな取っ掛かりをローラちゃんが外したというか、その外にあるものを彼女がなんとなく見せていたから、おばさまたちはそれこそ型が外れたように、とある曲でローラと一緒に意味不明のダンスを繰り広げたんだろうな、と。ここで工場全体の雰囲気変わったよなぁって思いました。

 

また、チャーリーに途中惚れてしまう従業員の女性がいるのですが、最終的に2人は結ばれます。1回目観た時はうまく彼が弱っているところに入ったな、なんて思っちゃったのですが、2回目舞台全体をよく見ながら見ていたら、「そりゃ惚れるな!」と見方がころっと変わりました。従業員との間に微妙な風が流れている、でも彼自身は別に悪くない、自分が間を取り持てる、そして相手は自分を頼ってくれる…惚れちゃうよね~と納得しました。笑 すごくチャーミングな女性でした。

 

とにかく友人から勧められたCHICAGOを観ようか、キンキーブーツをもう一度観ようか迷いましたが、結果的にこっちにして本当によかったです。映画も日本版も見てないけどストーリーが理解できたの単純に嬉しかったし、4列目ということでいろんなものが見えて本当に幸せでした。なんであのダンが給料返上で働くこと決めたんだろうって1回目のあと疑問に思っていたのですが、あ、チャーリーと彼女の喧嘩を聞いていたからか…とか演者がスポットライト当たってないときに何しているかとかよく見えたのです。1回目は2幕の途中から楽しいシーンだけど幸せで涙出てきて、2回目はもう全力でノリノリで楽しませてもらいました。本当に10年分ぐらいのエネルギーチャージさせてもらいました。本当に好き。今日は金曜日。日曜の夜にこっち帰ってきてからYoutubeでキンキーブーツの曲しか聞いてません。でも公式の音源は別の俳優さんのお声なのです。彼の声で出してほしい~(もともとはオーストラリアでローラをやっていたので)オーストラリアバージョンの買いたいです~!!!

 

 

----------------------------
ちょっとこのミュージカルをきっかけにずっともやもやしていたことが晴れました。

(まだ話します)

 

LGBTという言葉が段々認知されるようになってきて、サポート体制も広がりつつある中、最近逆に受け入れないという風潮が生まれつつあることにちょっと意識を向けていました。彼らの意見をネットで見ていると、「もう2019年だ!多様性だ!受け入れられて当然だろ!という一部の人たちの偉そうな態度に違和感を覚える」という意見を多く目にします。

なんでそんな喧嘩腰になっちゃうのか、もしくはそう聞こえてしまうのか。

 

今まで世の中には男と女しかいないと長年信じられてきたこの社会で確かに「この枠ではちょっと自分を定義しきれない人たちは実はいます」と言われても、理解不能の感覚だし、自分の当たり前を壊されるんですから、戸惑ったり不快に思うことは十分納得できるんです。でも一方で、今こそ声をあげるときだ!と思う当事者の方々のことを思うと、あげられる分、声を上げる必要もあるんだろうと思って。どうすればいいんだろうなぁ、ってなんかずっともやもやしてたんです。

 

そこで今回のローラちゃん登場です。

終演後気づいたんですが、工場の男性従業員たちの嘲笑や、実はチャーリーが心の中に持っていた「ドラッグクイーンは自分の性別への違和感を利用したビジネス」という考えをローラは決して頭ごなしに「その考え方は古い」とか相手を罵倒したりとかはしなかったんです。もちろんチャーリーに大声でそれを言われたときは「違うわ」と一言はっきり言い返しましたが、そこでお説教をするようにだらだらと話はしなかった。

 

人はおそらく、”受け入れられて当然!”って最初から自分のことを否定された状態で話されると、無意識的にまず顔がむってなってしまうんですよね。ポイントはここだろうなって思っています。ローラは職業的に自分がどういう人か周りから見て分かりやすいという点はあるけれど、でもドラッグクイーンとしてのローラではなく、ただの人間のローラが魅力的だったから今回の話は成り立つわけで、受け入れてよ!!!!じゃなくて、ただいればいい。それこそ最後の歌の「Just Be」につながるんだなぁと。そのままでいい。そしたらもうちょっと感情論を除いたトピックにならないかなぁ。だめかなぁ。きれいごとかなぁ。酔ってるかなぁ。今はお互い自分の主張をしている!って感じがして…もっと力抜いた感じで心に風吹かせるスペース作るのって難しいかなぁ。

 

だって別にストレートの人からすれば関係ない話じゃない?とも思うのです。見知らぬ男が実は女になりたくて、男と結婚したい…って別に特に自分たちの生活に影響することなくない?みんながもっと幸せになるーそれで良くない?と思ってしまうのですが、いかがでしょうか。
法律が、憲法がーって一般人にそこまで関係する話でしょうか。もちろんその点をめっちゃ考えて、認めるとこういう問題が発生するから(その問題がどんなものかは別として)とか明確な理由があるならともかくも、みんな自分たちの当たり前が壊れることを恐れてるだけな気がしているのです。でも良く考えてみたらあんまり関係ない。 んじゃぁ別にいいじゃんと思います。みんなが幸せを感じられる社会の方が生活しやすいと思うけどなぁ。

 

だから(先月?今月?放送されていた)『家売るオンナ』で女性同士のカップルが部屋の内見している時に、売り手?に「同性愛者に家は売らん!」と言われて、女性が大きな声で反論するシーンありましたよね?(そのシーンのみインスタに流れてきて見ました。)あういうシーン、全力でやめていただきたい。余計にこの問題が変な感情と絡んで対立構造を生み出していく。マスコミさんよ、影響力を考えてくれたまえ。

 

 

----------------------------

最後にミュージカル終えてからの帰り道でひたすら考えていたことを書き出しましたが、とにかく全てが◎の完璧な舞台でした”Ladies, Gentleman and those who have yet to made up their minds"…このフレーズも大好きです。何故か4/7でおしまいです。少なくともあと100年はやり続けていい作品です。

f:id:Tobi8:20190323014817j:plain

4列目からはこんな感じでした。後ろを振り返ると、テレビが設置されていて、演者とオーケストラがずれないように指揮者の映像が流れてました。

 

ただ!前方の気前のいいお客さんたちがちょっと…でした。終盤、チャーリーが苦しんでいるの歌で、彼が必死に歌っていたらつばが飛んだんですよ。それを声出して笑っていて、ちょっと3秒ぐらい睨ませてもらいました。なんて失礼な。撮っちゃいけないはずの写真撮影もこっそりしていて(しかもスタッフさんが自分を見ていないことを確認してから撮る!駄目だと分かってるならやめなはれ!)、でも通報チックなことして、劇場にダークな気持ちを残したくなかったので、特に何もしなかったですが…こういう人本当に無理!苦手!後半凝視させてもらいました。

 

まぁそんなこともありましたが、終演後も席から少しステージ袖が見えたのですが、チャーリーとローラが肩組みながら降りて行ってて超かわいかったです。もうかわいいので動画のリンクも貼ります。かわいいんです。完璧なんです。見てください。

Sydney, help us welcome KINKY BOOTS to Capitol Theatre! - YouTube

(オーストラリアキャストでのプロモーションビデオ。これCD化してぇぇ!)

youtu.be

(UKツアーの時にブロードウェイに行くことが決まり、お祝いされている動画)

 

 

あ、そうそう。この俳優さん、私が観た時のアラジンのアラジン役の俳優さんと付き合っているんですって(なんかインスタ見てたら"将来の夫”とか言ってて、結婚するのかしら…?分からん)。しかも彼は1月にブロードウェイデビュー、彼氏さんは先月末にアラジン役でデビューということで今世界で最も波に乗っているカップルじゃないか!!と個人的に胸が熱くなりました。2人ともオーストラリアバージョンでそれぞれ主演していて、抜擢された形みたい。すごい!

 

実は演者が出入りするところに終演直後に行けば写真撮影+サインがもらえるチャンスがあったことを戻ってきてから知りました。友人が出演者と写真撮ってて、「⁈」とは思っていたのですが、勝手に劇場内だと勘違いしていました。外なんですね~。次観る時は頂こうかな…!!夢の世界の人たちだからそのままそっとしておきたいとも思いつつ、でももうなんか「あなたは素晴らしい!!!」って泣きながら飛びつきたい気持ちを堪えて早1週間生活しています。ついでに今夜中の2時半。書いててテンションおかしくなってきました。

 

この頃こんな生活しているせいで10時半からの授業に行くのがきついです。明日もギリギリに起きるんだろうな。あと今回の旅の小ネタを凝縮させたのを書かせてください。どんどん簡潔にものを語るのが苦手になっています。

 

 

では!ばいばーい!