(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

トビタテ8期 事前研修 感想①

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

お久しぶりです。昨日からトビタテ9期の結果が出ましたね!ついこの間私が合格もらったのにもう次の期がスタートするとはね。合格された方、おめでとうございます。これからどこかで知り合えることを楽しみにしてます♩

 

さーて。

私は先週末、都内の某トビタテ支援企業さんのビルでトビタテ事前研修に参加してきました!2日連続で研修を行うため、関西や地方から来る人は泊まりで東京に来ます。トビタテ生同士の交流を深めるほか、留学計画をより良いものにするために、あらゆる大人たちがいろんなパワーを注入して行われる大研修です。

壮行会の時は「まだまだ先じゃぁ~」と思ってたのになぁ。今回は2日間のまとめと考えたこと、アウトプットしていきたいと思います(*'▽')

相変わらず自分のための整理に終始しています( ;  ; )情報量多すぎてうまく整理できていません…少しずつ修正加えていきたいと思っています…!

f:id:Tobi8:20180620065548j:image

 

まずですね、この事前研修、結構な量の事前課題が出ます。パワポ70ページ超。一瞬も休憩挟まずやってトータル5時間ぐらいかかったかな。若干手を抜いたところもありますが…。

というのも3月研修参加組から「みんなまともにやってこない」、「本気でやると逆に時間の無駄だよ」とか言われていたのです。でも、研修数日前に事務局の方から戒めのメールも来たからなのか、結構みんなちゃんとまじめにやってました。「あ、ここもっと練ればよかったな」と逆に私が後悔したぐらいです。確かに量は多いんですが、すごく考えられて作られているんだなと感じます。ちゃんとやるべき。(上から)

この事前課題を使いながら2日間ワークをしました。

 

そして、2日間の感想。

すんごーーーーーーーーーーーーーーーーーい

楽しかった!!!!!!!!!!!!!!!

本当に楽しい!!!!!!!

わーーーい!!って気持ち!!!!!!!

(とんでもないボキャ貧!!!!でも伝われ!!!!)

 

月曜日、「今日は研修ないのか…」ってロス状態で大学行ったぐらいですよ。今もみんなに会いたくてたまらない。研修前はゼミの課題とかいろんなものに追われて、「週末全部つぶされる…」とか思ってたけど、むしろもう1セットやろうぜ!!ってぴょんぴょんしてます。

で、インプットもかなり多くて完全に脳みそから溢れ出てます。

 

----------------------------------------------------------------

2日間のタイムスケジュールはこんな感じ。長くなる自信しかないので、今日は1日目だけをまとめてみます

【第1日目 06/16】 時間は本当にうろ覚えです。なんとなくこんな感じだった気がする…。

09:00 集合 (なぜか時間までビルの中に入れてもらえなかった泣 寒かった)

09:30 スタート! 壮行会で流した動画を観て、2日間の注意事項を確認

09:45 留学計画のシェア

11:15 トビタテのプロジェクト趣旨理解

12:15 お昼休み

13:00 自分の軸の明確化

15:35 パネルディスカッション

17:35 夕食タイム

18:30 日本の理解

19:30 日本発信プロジェクト

20:20 一日目終了 

 ---------------------------------------------------------------

 

【第1日目 06/16】

09:00 集合 
私たちの回は115名参加していたのですが、事前に事務局の方が20グループに分けてくれていました。決められた席に座って、「よろしくお願いしまーす」とそわそわ挨拶。

 

09:30 スタート! 

壮行会で流れたビデオ(頑張るぞ!みたいなやつ)をもう一回見て、そのあと2日間テンポよく仕切って下ったファシリテーターの方の自己紹介、そしてグループ内で自己紹介をしました。

私のグループは理系コース3人、新興国1人、トップレベル1人、多様性人材1人の計6人で、学部3年から修士2年までごちゃごちゃでした。ついでに2日間「敬語禁止令」が出ます。

この時間で一番面白かったのが、私の右隣の理系くんがどうしてもことあるごとに「すみません」って言っちゃうの。出会って15分ぐらいしか経ってないと思うんだけど、もうグループで「敬語だめだよ」って総ツッコミ。あ、あと関西の大学から来た院生が前日に上野動物園行ってきたとか言っちゃうから、もうみんなでシャンシャンって呼んだり。めちゃくちゃですよ最初から。最高ですね。

 

09:45 留学計画のシェア

ひとり9分ずつぐらいで計画のシェア。これもまた本当に面白い。全く知識がないエリアのことなんだけど、話すの上手いからどんどん聞きたくなる。私のグループは一言でまとめると、国際人道法、ラム酒、巨大オリゴ糖(+文化交流)、建築、欠陥品探す方法の改善のための研究(うまく言えない)、そして日本の子どもの貧困ですかね。とにかく楽しい。気持ち悪い言い方すると、わくわくがとまらない時間でございました。本当トビタテって楽しいなぁとるんるんしていました。


11:15 トビタテのプロジェクト趣旨理解

「トビタテってそもそもなんで創設されたの?」とか「君たちはどんな役割を担っているかきちんと分かってる?」ということでトビタテの復習をしました。

ついでにこういう時は「聞くだけ」にならないように、”グループが一緒ではない”、”まだ話したことがない”、”異性”と組むことが条件のペアワークを2日間通じて結構やりました。この時も「トビタテのこと知らない人に45秒で説明してみて」って。


12:15 お昼休み

なんとまぁ驚くことに事務局の方がWi-Fiを用意してくれていたので、それを借りてゼミの教授に卒論のベース構想をメールしました。笑

 

13:00 自分の軸の明確化

これ、楽しかったけどなんか勿体無かったなぁ。時間が足りないんですよ。事前課題のスライドを印刷して年表を作成し、それをグループの人に見せながら今までの人生を語ったんです。つまり【自己開示】の時間です。

ファシリテーターの方が仰るに、国際会議とかでも「ここで聞いた情報は絶対に口外しない」と誓約書を記した上で、まずは出席者が超プライベートなことを含む自己開示をしまくるんですって。それをやってからの方が議論の深さが全然違って来るから。

 

(それを真似て?)私たちも自己開示祭りをしました。どんな価値観を持っているのかな?どうしてこの道を選んだのかな?って話を聞きながら探ります。ただね、みんな本当に20年ちょっとしか生きてないのに面白いことたくさんしてるんですよ。圧倒的に時間が足りない!!!ここだけで3時間欲しいレベルです。

もちろんこの時間があったからやっぱりグループメンバーは特別な存在になりましたけどね(*^^*)!! 

 

15:35 パネルディスカッション

これはちょっと期待はずれと言ったら言い過ぎかもしれないけど、ほわほわなぞなぞもやもやタイムでした。

 

いわゆる海外でもご活躍の”すごい人”をお2人招いてお話を伺ったのですが、なんかこう…もっとお2人の話を引き出せたんじゃないかな…というか、そもそもこの時間枠にお2人を押し込むことが無謀ではないかな、というかですね。形式としてはファシリテーターの方の質問にお2人が答えていく感じだったんですが、お2人にマイクお渡しして話したい話をしてもらう方が良いんじゃないの?って思ってました。現に質問に答えていない時多々ありましたし。笑

でも”すごい人”から漏れ聞こえる話は面白かったです。「なるほどね」と「そうかしら?」をいくつかで感じました。

 

「なるほど」ポイント

Comfort zoneを超えてこい!それがその後の人生の基準となり、人生を決める

大学受験の時に恥さらして先生に質問しまくって勉強しまくって自分の限界を学べたと思っていますが…話を聞いていて、私のComfort zoneはもう少し広い気がしてきました。アメリカでチャレンジします。

でも、少し考えてみるとConfort zoneって経験重ねるごとにどんどん広くなっていくはずですよね。小学生の時は祖母の家に一人で行けなかったけど、もちろん今は難なく行けるわけだし。挑戦を重ねてないと狭くなったりもするんだろうなぁ。

②自分のアイデンティティがどこに属しているかはどんどん重要ではなくなっている。最終的には個人だ。

「今の生活で日本人を感じるときはありますか?」みたいな質問をされた時に。ついでに日本人であるということを感じるときはほぼないそう。

③ 自分の専門を複数持つ

この言葉聞いたとき、「え、それ無理じゃない?」と思ってしまったのですが、レベルを下げてかみ砕いてみました。

実は質疑応答の時間、トビタテ生めっちゃ手をあげるので質問祭りだったんですね。それで、その時に何人もの学生が「私は〇〇について研究しているのですが、××(カタカナの専門用語)と△△がなんちゃらかんちゃら~」って、まぁ私の知識がないのが問題なんですけど、難しい質問が多かったんですよ。結構みんなピンポイントで生きてるなぁってもやもやしちゃったんですね。

もちろん、専門性ってとても大切だと思うんです。船橋さんの言っていたcollective iniciativeにもつながるし、そこから始まる縁もたくさんあるから。「この分野は任せて」って言えることって格好いいしね。

お2人はそんな学生の質問が続いたので、極端なケースを想定してこの話をしてくれたんだろうと推測しました。私の例でいえば、社会問題ばかり勉強してビジネス的な思考が本当に一切ないとか。理系学生で言えば、なんかのメカニズムにはめっちゃ詳しいけど、モリカケ問題って何?みたいな状態。そうなっちゃ広がる縁も限定的になっちゃいますよね。

おそらく自分のつながりを増やすために、そのアンテナとしての専門性を複数あった方がオススメだよってことですかね。言われてみれば社会って一つしかないんだからどこかしらではつながってるわけだし。

なんかまだうまく気持ちを言葉にできていない感じがしているのですが、とにかく20歳そこそこの価値観で「これは私には関係なーい」ってシャットアウトするのではなく、ひとまず体の中に入れてみることを心掛けたいと思いました。

 

「もやもや」ポイント

① 全体的に「世界でsurviveするために…」という話が多かった。

これは私が平和ボケしている日本にのほほん♩と暮らしてきてしまった私だから抱いてしまう感想だと思いますが…そんなに世界に対して歯をむき出して”闘い”をしなくちゃだめなのか…?ともやもやしてしまいました。「これをしなきゃ埋もれてしまう」とも仰っていたのですが、「埋もれること=悪いこと」なんでしょうか…。埋もれる中にも見えることはあると思うし…なんでそんなに頑張りたいんだ?と戸惑っていました。んーまぁ研究者の方だからそう仰るんだろうなぁ。生きていくために必要だったんだろうなと推測します。そんな厳しい世界で私は生きられないなと思ってしまいましたけど。

 

② 「人と違うことをしよう」

これは①の発展だと思うのですが、「人と違う→やる」という論理にもやもやしてしまいます。「自分が面白いと思った→やる」なら大賛成なのですが、人と違うことってそんなに大事なんでしょうか…?どうしてそんなにstand outしたいんだろう…と下を向いていしまいましたね。

 

まぁ、温室育ちの青い学生の戯言です。船橋さんの「大人の言うことを信じるな」という言葉を借りてアウトプットしちゃいました。

 

17:35 夕食タイム

渡航先地域に分かれて頂いたお弁当を食べました。でもアメリカこの辺!って席振られちゃって、現地で会えそうな距離の人には出会えなかったです( ;  ; )最初から東西だけでもいいから分けてほしかったなぁ。

 

18:30 日本の理解

これがグループで話す時間以外に最も予想外に有意義な時間でした!

まず『外国の方によく日本人は「私は無宗教です」と言われるけど、それはどうして?」と聞かれたことを想定して、ペアワークをしました。ここまではまだ普通なんですよ。その後。

 

ファシリテーターの方が、「全体に答え共有したい人!」と呼びかけ、発言した学生がいたんですね。そうしたら、その学生に対する反応がいくつかあって、そのうちの1人が大学で宗教を学んでいる人でした。

歴史的に分かりやすく日本の宗教を解説してくれたり、海外の人に説明する時のお勧めフレーズを教えてくれたり…本当に教室全体が感動している雰囲気というか、「今すごくいい時間を過ごしている」って感じながら話を聞いていました。

 

翌日も「昨日の宗教のやつよかったよね〜」と何人かと話しましたね。本当にあの時の雰囲気は最高でした。

ついでにその方に初学者にも分かる宗教関連の本を教えてもらったので、アメリカに持っていきます。


19:30 日本発信プロジェクト

1日目最後は、留学先•活動先で日本を広めるために何をするか、考えてきたプロジェクトを4人グループを作ってシェアしました。

私は1日の研修を受けて、コミュニケーションにおいて”武器”を作るって重要なんだなと感じ、【胃袋掴むぞ大作戦】をすることに。

世界各国から来る留学生や現地の学生に、美味しくてお腹いっぱいになる日本食を通じて仲良くなろうと…!母親に今まで以上にこれってどうやって作るの?と質問責めをしようと思います。

 

あとは一緒にグループ組んだ学生の知恵を借りて、「昔話を英語で話せるようにすること」と「ちょっとしたときにメッセージを添えてお礼ができるように便箋を持参する」こともやろうかと。


20:20 一日目終了

予定より少し早く1日目が終了しました。 ずっと同じ教室で換気もせずに過ごしたので、疲れは感じたけどでもとても楽しかったな〜〜〜と満足感を覚えながら帰宅しました。

 

やっぱりすごい長さになりましたね。

本当に自分の気持ちを整理するために書いているので、公開にする意味あるのか悩みましたが、研修で出会った人たちには報告したくて、公開します(・∀・)

 

 

ばいばい!

 

 

 

 

トビタテ2次審査レポート! 〈第8期〉

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

新年度が始まったと思ったらあっという間にGWですね~。GW明けに通学時の混雑が少しでも解消されるといいなと思っているこの頃です。

 

さて、先日、トビタテ9期の一次審査の合否が発表されました。やっぱり奇数期は出願者数がそもそも多いですし(多様性人材は+約200人)パスするのが大変なんだなぁとまわりの様子を見ていて感じます。

 

そんなハードな選抜を通過された方、おめでとうございます!(*´▽`*)

みなさんプレゼン、面接対策で大忙し…まさにGW返上で取り組まれていると思います。そんな通過者の方に少しでも有益な情報を提供できたらなと思い、私が二次審査後に残していた忘備録を今日は一部公開しようと思います!私も二次審査前にネット上の情報はかき集めました。それがとても役立ったので、是非目を通してください♩

 

---------------------

12:15 霞ヶ関ビルディング到着 早い組のプレゼンを聞く…①

15:25 いざ、出陣 
15:40 エレベーターで一緒になった学生と話す…②
16:00 面接スタート…③
16:23 面接終了
16:28 グループディスカッション開始…④
17:55 終了
19:05 時間をつぶして、交流会へ参加…⑤
20:40 交流会終了
21:10 帰宅

 

こんな一日でした。これに沿って詳しいことをまとめていきますね。

 

---------------------------

 

霞ヶ関ビルディングでのプレゼン練習

8期の際は、ある方がFacebook上で「当日有志で集まってプレゼンの練習をしあいましょう!」とイベントを立ち上げてくださいました。(ついでにその発起人の方は合格しています。)

私はそのイベントに参加して、おそらく10人ぐらいの方にプレゼンを見てもらい、アドバイスをもらいました。

 

プレゼンは自分をよく知っている友人に見てもらうことも大切ですが、はじめましての見知らぬ人に見てもらうことも非常に大切だと思います。思わぬポイントを指摘してもらえたりします。しかも、初対面のはずなのに、結構みんなツッコミまくる!!!!「ここ乗り越えられたらむしろ本番楽だな」と感じるほどでした。

あ、特に理系の方!!!!!!私のような数字見るだけで疲れる文系を練習相手にすることは大事です!!!時間帯によっては、文系の学生相手とグループを組んで、発表をすることもあるようですから…。文系は想像以上に専門用語に弱いです。ご注意を!

 

ついでに、イベントに参加しなくても、ビル内に多くの参加者がいます。Facebookのアカウント持っていなくても、ビル行けばたくさんいるはずですから、慌てる必要はないと思います!(^^)!

 

私のプレゼンにおける一番の心配は時間のコントロールがうまくいくかどうかでした。4分で話しきれる自信がなかったのです。でも、ここで面接を終えて、ビルに戻ってきた人からスマホを机の上において、残り時間見ることは可能だよ」と教えてもらい、これで不安が吹き飛びました。朝イチ集合でもない限り、行くことを強くお勧めします!

 

文科省内で待機

「さぁいよいよだ」と思ってスタッフの方(おそらく先輩トビタテ生)の指示通りに、待合スペースに向かいました。私が集めたネットの情報の中に、「結構みんな話してて、トビタテすげ~ってなった」というのがあったのですが…でした!

まぁーーーーーーーーーー静か。

…え?なんでこんな静かなん?ってなってしまいましたが、私は会場に向かうときたまたまエレベーターが一緒になった子と雑談して、緊張を和らげました。(ついでにこの子も合格しています。6月にご飯行きます☆)

 

着物、民族衣装、スポーツ系の人がちらほらいましたね。私が察する限り、50人近くが15分ごとに集合かけられていて、随時面接していると思います。全体だと1000人近い人が文科省に集結してると思いますねー。

 

「15:45集合の方、受付を始めます」と言われたら、列に並び、首から下げるカードをもらい、カードに書いてある番号の席で面接開始を待ちました。

 

③ 面接スタート

いざ!と思い、テーブルに行くと、まぁ企業の人事担当の方っぽい、優しそうな、でも本当に思っていることを表には出さないタイプの、ある意味一番怖いタイプの面接官の方がいらっしゃいました。トータルで7つぐらい質問をされて、お話をしていたら、本当にあっという間に終わってしまいました。面接官の方のおかげで和気あいあいと進みましたね。

その面接官の方は私の留学計画というより、「私がどんな人間なのか、どんな価値観を持っているのか」を重要視しているなと感じました。話をしながら、何を重要視している人なのかを掴めるといいと思います。

 

〈聞かれた質問〉

・なぜ、数ある奨学金の中でトビタテがいいのか

・”刺激的”とはどういう意味か

…想定済みの質問だったので、一枚スライドを用意していました。(用意したスライドに”刺激的なコミュニティ”と書いていました。)それを使いながら、トビタテ応募に際して出会った先輩や、当日初めて話した候補生の話をして、「自分とは全然異なる分野に熱中している人たちが全国から一堂に会している場はトビタテだけ。学内奨学金では同じ大学の人としか出会えない。経済的な支援ももちろんありがたいが、このコミュニティに大きな価値を感じており、この仲間に入れてほしい。」と懇願しました。ぶっちゃけここで面接官は私を通すことを決めてくれたのではないかと感じています。「トビタテじゃなきゃやなの!!!」と強調しまくりました。(笑)

 

・計画の要点をさくっと話して

「さくっと」と言われてしまいましたので、用意していたスライドをかなりカットしながら話しました。多分2分~3分で話したかな。

 

・なんでそんなに政治好きなの?

・そこまで好きになったきっかけって?

この2つはパーソナルな質問ですね。先輩の力を借りて自己分析をみっちりしていたので、ここぞとばかりに政治への愛を語りました。「政治は展開が早いドラマみたいなものだと思うのです。朝ドラを毎日1時間ずつ放送している感じです~!」って話したら、そのキーワードを気に入ってくれたようでした。ただただ楽しかったっす。

 

・もともと貧困問題に関心は持っていたと思うが、ここまで大きく計画を変更したのはなぜ?

実は私、一次審査で提出した内容を99%変えて、二次試験に臨みました。細かい事情説明は省きますが、簡単に言うと、一次審査の書類は言っちゃえば、適当に書いて出しました。しかし、そんな適当な内容で一対一の面接を乗り越えられるわけがないので、全部計画を練り直したのです。なので、本当の理由は、「一次審査の中身は私の妄想に過ぎなくて…」なんですが、そんなこと言えないので、大学のゼミ選抜があったことやいろんな理由をくっつけて、上手く(巧く?)説明しました。

 

色々話した後に、コメントも頂きました。自分のメモをそのまま貼り付けますね。

自分→大学→留学→キャリアのスライドはとても好印象だったみたいで、ここまで大きく留学計画を変えたのに、「具体性とか考えると、とてもよくなりましたね」と言っていただけた。「少々頑固すぎるところがあるので、自分がマイノリティーの環境に身を置いて、どうしたら相手が自分をサポートしてくれるのかとか自分を客観視できるようになりたい」という旨を話していたのを踏まえて、「それもとても大切だ。でも今、あなたが持っているその信念もとても大切だから、このまま頑張ってくださいね」みたいなことを言われた。
☆もう終了のベルが鳴ったのに、最後時間を推してまでコメントをくれた。正直何言われたか全く覚えていないが、頑張ってくださいとか応援していますよとかプラスのコメントだった。

私が二次に通過できたのは面接官との相性が良かったからだと思っています。人によっては細かい知識を執拗に聞かれたり、眠そうな試験官でやる気が無かったり(これ聞いたときは驚いた)、頭の固いオジサマで全く自分の考えに寄り添ってくれなかったり…。私の友人の中にも「面接うまくいかなかったから、もう駄目だと思ってた」っていう人もいます。何とも言えませんが、ここに関してはによる部分もあると思います…。

 

また、ネットにたくさん過去の質問も公開されていますから、調べてかき集めて対策をすることをオススメします。ついでに私は集めた質問+自分で考えた質問=57個を一度wordに書き出して考えを整理しました。20ページ近くなりましたね。ここまでやっておけば大丈夫だと思います。

 

④ グループディスカッション

面接後、文科省の食堂に移動して行われました。首から下げていたカードに〇-△と番号が書いてあって、〇番グループの△番の席に座ります。つまり、△が1だったら、グループ内でプレゼンを一番最初にやるということです。カードをもらったとき、1だったら、心の準備をしておいた方がいいかもしれません。

 

私のグループは一人欠員がいて、5人でした。メンバーは理系大学院2名(多様性人材/教育+多様性人材/アフリカ)、私大文系3名(新興国/東南アジア+多様性人材/環境、イギリス+私)でした。理系の人はいなかったですね。

 

〇流れ
① プレゼン 4分
② 審査員からの質疑応答 2分
…これを6セット…
③ 学生同士で質疑応答 10分 (私たちのグループは1人辞退したため、16分)
④ グループディスカッション個人ワーク 2分
⑤ グループディスカッション 18分
⑥ 審査員へ議論内容を報告 1分
⑦ 審査員からのフィードバック 2~3分

 

プレゼンを見ていて思ったことは以下の三点。

① 声は大きく!!!!!

パーテーションで区切られているだけなので、意外と声聞こえません。なんなら面接官の横で話すとかした方がいいと思います。あるいは「聞こえますか?!」って聞いちゃうとか。

② 時間管理しっかり!!!!

私のグループはなんと時間を余らせてしまう人、結構いました。もったいない…。その間、審査官は黙って待機しています。スマホ使えるんですから、時間管理しましょう。

③ プレゼンの論理性

その問題に興味を持ったきっかけ→現地で何をするか→留学後何をするか→将来何をどう変えたいのかという一連のストーリーが見えているかどうかが大切だと思います。意外とみんな【現地で何をするのか】が弱くて、発表後、「うん、で何するの?」と感じましたし、審査官もその点を突いていました。

 

正直、私のグループの合格率は低いだろうと思っていました…発表を聞いても何がしたいのかよく見えてこない発表が多かったのです。でもふたをあけてみたら4人受かってましたね。トビタテ、よくわかりません…。

 

⑤ 交流会へ参加

審査後、希望者のみで交流会が開かれました。最初は渡航地域別に分かれ、次は今所属している大学の地域ごとに分かれましたね。ひたすら留学計画をシェアして、きゃはは~ってする感じです。楽しいです。

ここに参加している人の合格率も高めだと感じます。壮行会でもここで見かけた顔をかなり見ました。飛行機の時間とかに間に合う限り、参加した方がいいと思います。

 

 

 

ということでかなり長くなっていますが…。最後に、「やっておいてよかったこと」「やっておけばよかったこと」をまとめます!(忘備録からの引用です。言葉辛めです。)

〇やっておいてよかったこと
当日早めに行ってプレゼン練習をできたこと。やはりそこで初めましての人に見てもらうことは大事。
・トビタテ生のブログを読むなど集められる情報を徹底的に全て集めておいたこと。
霞ヶ関ビルディングで練習できたこと。面接終えた人もその場所に来たりするので、感想聞けたりするのはありがたかった。(実際タイマー使えるのはここで知った)
質問を想定して、準備できるパワポを作っておいたこと。やはり人間は視覚+聴覚の両方を刺激して伝えるのが一番伝わりやすいのでは。
留学計画のタイトルを適当につけるのではなく、意識をしたこと。その一言で何がしたい人なのか分かると強い。逆に分からないとぶっちゃけ最後までよく分からない。
・おしゃべりなことを逆手にとって、スライドに書いてある情報は読み上げなかった。タイトルも前々から見せておくだけで、すぐに本題にいけたことで伝えられた情報量が多くなったと思う。

 

〇やっておけばよかったこと
・グループディスカッションの練習。過去と同じお題の場合もあるから事前に考えておけば、本番もっと余裕持てたかも。
メモの取り方の練習。メモ用紙にプレゼンの内容をまとめるだけでなく、「どの点が個性的で魅力的か」、「あとで聞きたい質問」を分かりやすくメモしたかった。審査員に近い席だともしかしたらそのメモの取り方もアピールポイントになるかもしれない。

 

 

 

書いて思いましたが、当日の情報の前に準備なにしたのかまとめた方がよいですね( ;∀;)

GW中にまた書いてみます!ばいばい! 

 

 

 

 

トビタテ8期 壮行会に行ってきた話。

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

昨日、ついに!待ちに待ったトビタテの壮行会に行ってきました。
今日は長いです…。いろんなことを感じました。

 

まず、トビタテには、奨学金支給のほかにいくつかのイベントが設定されています。
公式なら①壮行会、②事前研修、③事後研修の3つです。非公式で「みんな集まろうよ!」みたいなのは自主的にやればキリないので、今回は触れないでおきます。


②、③は留学(実践活動)期間によって日程が異なるので、8期生が一堂に会するのは壮行会のみです。まぁ壮行会は参加必須ではないので、厳密にいえば全員集まっている機会はないってことですね。

 

そして、昨日はその壮行会であったわけです。

 

格通知とともに添付されていた案内には以下のタイムテーブルが記されていました。

 

12:00-13:15 式典 13:30-14:30 交流会 15:00-17:00 研修

そして、この後文科省から秋葉原に場所を変えてアフターパーティーが自由参加で開催されました。もちろん行きました。時系列に沿って振り返ってみましよう。

 

1. 式典

f:id:Tobi8:20180312213654j:plain

文部科学大臣、宮川文部科学省大臣政務官、某支援企業人事部長さん…(社名忘れた)をはじめ、多くの文部科学省職員さん、事務局の方勢ぞろいで行われました。

私、政治大好きですからね。「大臣…!!!!!握手して…!!」って心の中でずっと叫んでいました。

 

支援企業の方のお話はやっぱりとっても面白くて、”自分の話したい話をしている感”がとてもありました。そして、今の仕事本当に好きなんだろうなぁとも思いました。やっぱり自分のやりたいことやって生きている人って素敵ですねぇ…。

 

大臣、支援企業の方のご挨拶を頂戴した後に、先輩トビタテ生2名、8期生代表者3名のスピーチもありました。特に先輩トビタテ生が涙ながらにトビタテのコミュニティに入れて本当に嬉しい」、「このつながりを大切に」と仰っていたお姿は印象的でしたね。多分、その言葉を身に染みて理解するのは数年後だとは思いますが、とにかくかっこよかった。その方は、留学先でappleのエンジニアに「今、自分が世界のどこにいるのかを常に考えるように」って言われたんですって。私、そんなこと考えたこともないし、想像力でカバーできるような質問でもないわ、ってしばらく考え込んでしまいました。

 

さらに、トビタテのプロジェクトリーダー船橋さんからは面白いことが聞けました。船橋さんが下村元文部科学大臣(トビタテが始まった時の大臣)と会食した際に、「本当は日本の大学をすべて9月入学にしたい。そしてGap yearを設けて、日本の若者がもっと海外に触れる機会を作りたい。」って仰っていたそう。教育熱心な政治家さんというイメージはありましたが、驚きました。そんな考え持っているんだ、って。
確かにGap yearが当たり前になったら確実に日本変わるよなぁ…と感じつつ、なんとか今できることをということでトビタテが創設されたんだと思うと、「日本代表プログラム」という言葉になんか失笑したくなるような気持ちがありましたが、大真面目に奨学金に見合う対価を上げなくてはならないとちょっと考えが変わりました。

 

いらないよーって開始時は思っていましたが、出席できてよかったです。

 

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=939200556240644&id=229483160545724&__tn__=*s*s-R

ここに壮行会の写真があがってます。

 

2. 交流会

立ったまま色々な人と自己&留学計画紹介をしました。


最初はコースごとにグループを組んで、漫画、映画、食、多文化共生など様々な留学計画を耳にし、その後は自由に話しまくりました。二次選考で同じグループだった方や、二次選考で友達になった子と同じ大学学部に通っている子とか、はたまた友人の知り合いとか、「えー!」とか「ひゃー!」とか言ってたらあっという間にタイムアウトでした。この場には、支援企業の方もいらっしゃって、世界の第一線で活躍する大人の話も聞けました。すごかった。( ;∀;)

 

とにかくみんなよくしゃべるから(お前が言うな)二酸化炭素めっちゃ多くて、めちゃくちゃ暑い!!!ある意味快適な熱気ではありましたけど、暑かったわ。

 

3. 研修

これが最も楽しかった!!!本当に楽しかった!!


渡航先別にグループが割り振られていて、決められた席に座ります。(1グループ5~6人)パーテーションもなく、講堂に椅子がボックス型に配置されているだけだったので、みんなお互いの声が聞こえるように大きな声でしゃべるの。すごいエネルギーでした。ついでに会の司会進行は先輩トビタテ生。

 

20分かけて自己紹介し、その後45分間お互いの計画をシェアしました。ゆっくり、じっくり話が聞けるから、もっともっと仲良くなりたい、話聞きたい、ご飯行きたい~って思ってたら終わりました。まちづくり、AIと医療、日本酒、多文化共生…って一言でまとめたけど、長々と語りたいぐらい魅力的でした。みんな大好き…!って気持ちになります。

 

f:id:Tobi8:20180313074517j:image

 

形式としては、写真のように自分の計画をまとめて、聞いている人は感想や良いと感じたところを付箋に書いて渡しました。(付箋はモザイク処理しています)私は二次選考で使ったスライドのドラフトを持っていたので、それを使っちゃいましたが。

ついでに事前研修は3月が3人、6月が2人でした。3月組には自分から声かけていかないともう会えないってことです。(;_;)

 

公式な場はここまででした。アフターパーティー行く人はアキバへ移動~

 

P.S.時間があったので、お散歩しよ!って友人と秋葉原まで歩きました。笑

その子とは中高同級生なのですが、在学中は全然話したことなくて、今回の合格をきっかけに仲良くなりました。これが実は一番嬉しいこと…!

f:id:Tobi8:20180312221201j:plain

 

 

4. アフターパーティー


有志で何人かが幹事をやってくれたおかげでできました。色々な人と計画&雑談をした感じですね。「仲間入れて~」みたいな感じでどんどん輪に入る&入れるの繰り返し。

 

梅酒とポテトがめっちゃまずかった以外は楽しかったです(*'▽')


あ、未成年はお酒飲めないので、そこは厳格に区別されました。それでも同じ参加費はちょっとかわいそうね…。まぁ成人してても私飲まない!とか始めるとキリないから仕方ない気もしますけどね。

 

 

 

----------------------
そして、そんな一日で感じたこと。

 

トビタテってすごいけど、大半のトビタテ生は別にすごくない。

 

自分が出願、選考している時って「トビタテ生=天才」みたいな感覚あったんです。実際にトビタテのことを調べていて前面に出てくる人ってそういう人が多くて、「受かるわけねぇや。こんなの。」って思いながらやってました。

 

昨日の壮行会でも友人が「本当に頭がいい人がいた」と話してくれました。あなたの極めて良質な脳細胞を!もうお国のために、というか世界、人類のために!!貢献してください!お願いします…!!ってひれ伏したくなるような天才です。超人的な人。トビタテ生にそういう人がいることも事実。でも、それは一部。みんなじゃない。

 

確かに、トビタテ生は「自分は〇〇です!!」と一言で言い表せるほど目的を持って生きている人が多い。そして、そのために休学をしたり、就活を延期させたり、普通だったら「ちょっとこれはリスキーだな…」と思うことも、「自分には必要なことである。」と勇気を持って決断できる力がある。

これだけですごいことだと思うんです。そうなんだけど、でもこれって「ちょっとアクティブな学生」ってことだけじゃない?とも思うのです。決して私が以前持っていた天才型とは違うなぁ、と。

 

船橋さんの言葉を借りれば、「トビタテ生は良くも悪くも物事を大きく言う」
本当にその通り。何回も大きなこと言いすぎて、自分があたかもそうであるかのような感覚に陥りそうになっています。でーも!冷静に考えれば、実際は大したことじゃない。

 

だからこそ船橋さんが交流会の挨拶で仰っていた通り、collective initiative(集合知)が大変重要だなと思いました。collective initiativeは、みんなが自分ののばしたい分野を留学先で思いっきり高めてきて、互いに異なるその専門性をトビタテという場を使って集合させよう、そして社会に対して価値があることを行っていこうというお話の中で登場したキーワードでした。
自分のありったけの思いをストレートにぶつけあう”トビタテ”という場があるからこそ、ちょっとアクティブな学生が刺激しあい、それを続けることできる。そして、それが学生にとっても、トビタテを設置した国にとっても重要なのではないのかなぁ…(´-`).。oO

 

あくまでトビタテの魅力は「場」であって、そこに集う多くの人はまだまだ卵。「トビタテ生」だからといって鼻にかけては絶対にいけないし、トビタテというその場に入れたことに感謝して、その上で、この組織を使い倒すぐらいの感覚じゃないと、むしろ視野狭まると感じています。

ってか、なんならもうちょい枠絞って、金額も抑えて、2025年ぐらいまでやるほうが効果的なのではないかと二次選考のプレゼン見ているときから感じています。笑 「おへ?」みたいな人も受かっている気がしてならない…。文科省はじめ事務局の方々が民間に1500回以上(確か)頭下げて資金集めしてくださったそうで、それならなおさら…って思います。

 

色々書きましたが、言いたいことは「出願の段階でビビる必要は全くもってない」ということ。そして、「トビタテ生だからと言って過剰に尊敬の眼差しを向ける必要はない」ということ。あくまでその個人を見て、向き合うことが大切なのでは。

 

トビタテに関しては褒め称える記事ばかりヒットするので、少し冷静になってもいいかなと思って思い切って書いてみました。あくまでこれは私見ですので、悪しからず…。

 

ついでに…ちょっとトビタテで世界が広がった話を。

研修時のグループに、【日本酒の可能性】をテーマにインターンをするお兄さんがいたのです。二次選考後の交流会でも顔は合わせていたのですが、改めて計画を聞いて、「多くの可能性を秘めた計画だなぁ~(´▽`*)♡」と感じていました。

 

そして今日、ゼミ合宿中にお土産屋さんに行ったのです。

お店に並ぶ多くに日本酒を見て、思い切って彼に連絡を取り、おすすめの日本酒を教えてもらいました。今まで日本酒ってほぼ口にしたことがなかったのですが、試飲して、ちょっと新しい世界に足を踏み出しました。笑 「まずい、うげ~」としか思っていなかったのに、「面白い」と思ってしまい、予定が合うときに飲みに行く約束をしました。こうやって少しずつ自分だけでは知りもしなかったであろうことの魅力や可能性に気づかせてもらえる場なんだと体感しましたね。今から楽しみ。

 

ながーくなりました。ばいばい。

 

 

トビタテって一体何なのさ! ~後編~

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

学生にとってはながーい春休みも後半戦…気が付けば学生生活折り返し。あっという間ですね。そして、あっという間に旅立つんですね。

 

前回の内容をさくっとまとめると、トビタテは、とにかく「超充実した奨学金制度」

私の長期留学自体の選考とは関係ないですよ。これはあくまで奨学金。長期留学の選考は大学内での選考です。これもまぁーいろいろとあったので、いつか書きます。

 

ってことで、今回はトビタテの制度と選考過程についてまとめてみます(^^)/

 

 

まずは、制度。
ひとまず1番わかりやすいのはこの表でしょう。

f:id:Tobi8:20180308151635p:plain


(トビタテ!留学JAPAN募集要項(8期生用)より引用)

トビタテは研究内容に合わせて、理系複合融合系コース、新興国コース、世界トップレベル等大学コース、多様性人材コースの4つに分かれています。研究内容が理系なら理系コースに、新興国行くなら新興国、大学ランキング上位100位以内ならトップレベルに出せばよいのですが、多様性人材コースだけどんなコースなのかイマイチわかりませんよね。

一応、募集要項には期待する人物像として、

各々の分野や活動において、今後活躍が期待できる学生が行う留学を支援します。 ※活動地域は問いません。
[想定される人材例]
・スポーツ、芸術、政治、行政、教育、研究、医療、メディア、観光、ファッション、日本文化(古典芸能、和食等)等の多様な分野で活躍が期待される人材
・起業や国際協力等を目指して活動をしている人材
・復興支援活動をしている人材

 

と出ています。私は「政治」、「行政」と明記されていたので、留学計画の内容から多様性人材でエントリーしました。でも、本音を言えば、「理系でもないし、新興国に行く勇気もないし、頭の良い大学に行くわけではないから、多様性人材にしか出せない」(母親に言われたセリフ)のです…。

このように「多様性にしか該当しない」という人が集結するので、他コースは倍率が2〜4倍なのに対し、多様性人材だけ5〜8倍と跳ね上がります。仕方ない。頑張るしかないの。

 

そして、面白いシステムがもう一つ。
4つのコースとは別に、「海外初チャレンジ枠」というのが設けられました。今までの海外滞在日数が28日以下の人のみ申し込める枠で、より人物面を重視して評価されます。(28日以下の人でも残りの8割で選考を望む場合はエントリー不要)全体のうち、約2割はこの枠から選ばれるのです。私はこの枠で申し込みました。ちょっとこの点については別に語りたいことがあるので、また書きますね。

 

とにかく!!!!!!!

トビタテ出願においては、このコース選択がとっても大切!!!!!!倍率、募集要項を吟味して、慎重に決めないとだめなのです!!!これがずれていると確実に落ちます。

 
次は、選考過程。
友人に「5回ぐらい試験あるの?」と聞かれましたが、 いいえ!

たったの2回です。一次が「書類審査」、二次が「面接審査」。とりあえず、合格発表までの流れを思い出してみました。

 

---------------------------------

7ヶ月前 (2017.07.18) :大学に願書提出

トビタテはセンター試験のように、必ず大学を通じて申請します。まずは大学に願書を提出し、大学からエントリーに必要なオンラインコードをもらいます。

 

5ヶ月前 (2017.10.30あたり) :1次審査書類作成・提出
トビタテの公式サイトからログイン。研究計画、自己PRを入力し、エントリー。

(私は実質2日で仕上げました。皆さんはもっと早めに…)

 

2ヶ月前 (2017.12.19) : 一次審査合格発表

私は8期は落ちるだろうと思い、9期のエントリーをしに、(ちょうど①のステップ)大学へ向かったところ、職員さんから合格していると聞き、大発狂しました。

 

1ヶ月前 (2018.01.13) : 二次審査
文科省(!)にて個人面接20分+グループディスカッション70分 (4分/1人のプレゼンを含む)の審査。多分全体で1,000人ぐらいの候補生が霞ヶ関に集結。審査後には交流会も開かれ、ここでも楽しくて大暴れ。

 

0ヶ月前? (2018.02.13) : 二次審査合格発表

採用の文字を見た瞬間、家の中をダッシュで駆け回りました。なんせトビタテ事務局からは2月上旬に発表としか言われていなかったので、今か今かとずーーっとそわそわしていました。はっきり〇日発表って言ってほしい…。

 


--------------------------------

 

振り返ってみて思うことは、やはり動き出しがほかの奨学金に比べてとても早いこと。

 

実際に「気づいたら募集終わっていた」、「出しそびれた」と言っている人、結構見かけます。私が通っている大学では、トビタテ啓発(?)イベントが多く行われていて、「留学したい人は必ず出しましょう~」と言われていたので良かったですが、まわりにそういった機会がない場合、本当に自分から動かないともったいないですね。

でも、実際には審査期間が長いだけで、基本的にはひたすら「待ち」の状態です。一次に出すだけならお金も取られないし、損することなし!トライしてみましょ。

 

なんとか2回で全体まとめましたが、実は合格もらうまでにまぁーーーいろんな出会いと事件がありました。自分で言っちゃだめだけど、かなりドラマチックな展開でした。いつかそれも必要になったら書いてみます( ;∀;)

 

お付き合いありがとうございました!

壮行会楽しみ~

 

 

 

 

 

トビタテって一体何なのさ! 〜前編〜

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

 

まずは、若干の恐れを覚えつつ書いてみた前回のブログについて。私の想像以上に反響があり、びっくりしました。ありがとうございますm(_ _)m 人生の一大プロジェクト、ひたすら頑張ります…! (ちょっと色々とビビり始めているけど)

 


ただ、前回の記事を読み直すと、決定的に欠けている視点がありました。それは、

 

「そもそもトビタテって何だよ?」

 

ってことです。

 

実は去年の10月からトビタテの準備をしていました。約5ヶ月間、トビタチたーいと念じていたら完全に感覚が麻痺してたんですね。記事を読み返して、「あー客観視できてない!」と反省しました。だから、今回はトビタテそのもののお話を。

 

 

トビタテ!留学JAPANとは、2013年に安倍内閣「留学生を増やすぞ!海外で踠いてきた若者たちのパワーで日本を何とかするぞ!」閣議決定をして、文科省の所掌事務として始まった国家プロジェクトです。

どうしても文科省が中心なので、結構勘違いされているなと感じているのが、トビタテは国費がメインで動いているわけではないということです。あくまで、この趣旨に賛同した民間企業がお金を出してくださっています。私が受けた8期の場合、210社・団体から116.8億円!!!(平成29年6月30日現在) どっかの国家予算より多そうな金額です。

 

なので、2次審査の個人面接は出資して下さっている企業の人事担当者の方との面接です。 要するに、スーツ着て、模範的な受け答えをしていても評価されない。これでもか!というほど個性を大変重視するプログラムなんです。面接会場でも本当にやばそうな人、何人か見かけました。

 

 

では、そんなトビタテのメリットは何か。

 

◯その1 =とにかく私が知りうる限り、最も充実した返済不要の奨学金である!!

まだ確定はしていませんが、私の場合、

生活費¥160,000/月×8ヶ月+留学準備金¥250,000+授業料補助¥300,000=¥1,830,000をご支援いただく予定です。大きいですよね。これを国が中心でやってくれるんだから、本当にいいタイミングで学生になったな、と感じます。
もちろん、活動地域、期間によって支給金額は変動しますし、私はかなり頂く方であることは補足しておきます。

 

◯その2 =トビタテに採用された学生同士のコミュニティ

トビタテに受かる人は、みんな「私は◯◯が大好き!」、「△△だけは譲れない!」と自分の中にパワースポットのようなものを持っています。私なら政治、出会った人なら、スポーツ、観光(地元愛)、テクノロジー関係、映画などなど…。単にお金をもらうだけでなく、自分のコミュニティを広げようとする人が多く集うので、お互いを刺激しあえる関係が築きやすいみたいなんですよね。
人が生き生きとしている姿を見たり、話を聞いたりするのが好きな身としては最高の場です。

 

〇その3 =留学の目的が定まる

元々、何かをきっかけに留学を志すのが理想ですが、私はなんとなく海外行きたい…が1番最初です。でも、審査のために「じゃぁあっち行って何すんのよ?」、「その経験を将来にどう活かすのよ?」もいうとても大切な部分を明確にしなくてはいけません。とても頭と時間は使いますが、段々、留学が”ただの憧れ”だったのが”目標”に変わって行く感覚を覚えました。

 

 

色々書きましたが、一言でいうなれば、
【日本一の規模の、日本一充実した奨学金である ということです。海外インターンや留学を志す人は必ずチャレンジしてみるべきプログラム。変な話、メリットの3点目は受からなくても体感できます。2点目も二次審査に進めれば(自分の意識次第で)ある程度達成されます。

 

 

長くなってしまいそうなので、来週あたりに後編を書いてみようと思います。

お付き合いありがとうございました( ^^) 

ブログ、始めます。

皆さん、初めまして。ゆきです。

 

 

突然ですが、ブログやります。

 

私のこと知っている人は驚いていると思います。分かってます。笑

頼まれてもいないのに一方的に自己発信するのって私得意じゃないですもんね。

 

今日はそんな私がブログを開設するに至った経緯をお話しようと思います。

 

実は先日、トビタテ!留学JAPAN8期多様性人材コースの最終審査に合格し、”トビタテ生”という面白い身分をゲットすることができました。半年前は、「こんな夢のようなプログラム受けられたらいいよね~~(´▽`*)」ぐらいにしか考えていなかったので、本当にありがたく、嬉しく思っています。

 

そして、その”トビタテ生”というのにはある任務が託されているのです。

 

それはズバリ「海外留学の機運を高めること」(By トビタテ募集要項より)

 

簡単に言えば、日本から海外を目指す学生を倍増させるために、奨学金と引き換えに自分の留学経験を対外的に発信してね!ということです。

 

実際に、審査でも「自分がトビタテに貢献できること」を明確にする必要があります。私は「ブログとか学内のイベントとかに出てめっちゃ貢献します!!!」と(ありきたりな答えを)元気いっぱいに宣言しちゃったわけです。んで、合格させてもらえた。

 

なら、まずブログ開設じゃ、というわけです。

 

もともと、

・一生に一度しか経験できないであろう長期留学を何かの形に残したい (写真、動画含む)

・留学することを友人たちに報告すると意外と留学先での生活や考えていることを教えてほしいと言ってくれる (これすごい嬉しい)

 

という理由からブログやろうかなぁ~とは思っていましたが、ちょっと自分を過剰にひけらかす感じがしちゃって勇気がなかった。

 

でも、トビタテ通していただけたんだもの…!

まだ出国まで半年あるけど、やってみよう!!と思い、今に至ります。

 

私も審査準備に多くのトビタテ生のブログを参考にさせて頂きました。僭越ながらこのブログがトビタテを目指す人たちを少しでも後押しできるものになったらいいなと思っています。おこがましいですが…笑

 

トビタテ関連はもちろんのこと、私の留学計画、準備など色んなことをここでアウトプットしていけたらと思います。

留学を志すに至った経緯とか、現地で感じたこととか、はたまた帰国して考えることとか、もう全部ここに記録します。

 

結局長くなっちゃった。(簡潔に物事を言うのがとても苦手。)

 

今日はこの辺で。

 

次はトビタテ壮行会あたりに更新しようかな。