(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

就活が留学に与える影響 -ご無沙汰しました-

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

前回の更新から早4か月。気づけば夏も終わりましたね。お久しぶりです。前回の記事で「6月末までに次書くぜ☆」とか言いながら随分と時間が経ってしまいました。

 

帰国直後から結局自分にとって留学とは何だったのか、頭の中にあるものを全て吐き出してこのブログに一区切りつけようと思っていたのですが、あることのせいでこんなにも遅くなってしまいました。私はあっという間に大学4年!そうです!就職活動でーす!!!

 

でも何はともあれ、まずはとりあえずこのセリフを残しておきたい。

 

就職活動!!つらかった!!!!

二度とやりたくない!です!はい!

 

結論から言いますと、コンサルティングファームコンサルタントとして働くことが決まりました。ぶっちゃけ終えられたことは奇跡中の奇跡。今コンサル業界人気ですし、本当によく拾ってくれたなぁ…という感謝の気持ちと、(労働時間+社員さんの優秀さから)これからが本当の地獄だぞという戦々恐々とした気持ちでおります。

 

ってなわけで、就活が終わり(入社前課題とか卒論とか色々あるものの)いい加減に留学にきちんと向き合いたい」ということで、今日から少しずつ頭の中にあることを言語化していこうと思います。

 

今日はとりあえず、よく巷で言われる”留学と就活の関連性”この辺のお話を。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 【私個人の就活話】

帰国後の私を月別に整理するとこんな感じでした。

【5月】帰国→留学先から短期留学で来ていた現地の友人たちと旅行 → 彼らが帰国

*彼らが帰国したことで本当に留学が終わったんだなぁと実感。

【6月】 1日に就活開始(リサーチを始める) → どこも募集終了で絶望する →下旬のOB訪問*をきっかけに内定先に一目惚れ → 第1志望確定

* このOB訪問で知り合った社員さんと意気投合し、以後サポートを頂くことに。この方に会ってなかったら確実に就活終わってなかった。

【7月】 その会社にエントリー → 選考開始

【8月】なんとかコマを進め、下旬に最終面接通過

【9月】上旬に人事面談 → 内定承諾 → 「あーーー終わったーーー!」

 

という流れでした。3月とかで就活終える学生もいる中で、6月から始めるって今思えば本当に気が狂ってましたね。就活終了連絡を友人にすると「え!来年じゃないの?」ってよく言われました。

エントリーは5社ぐらいはしたのですが、(どう考えても私とミスマッチの会社だなと感じて)やる気がマイナス無限大になったり、内定先の会社の面接前に「私なんかが論理力試験通れるわけない」と不安とプレッシャーで泣きながらアロマキャンドル見つめたり、「メンヘラかよ」ってツッコミたくなるレベルで情緒不安定な3か月でした。

 

ここまで読むと、留学生の就活事情に詳しい方とかは「おい、お前なぜボスキャリに行かなかったのか?」と思われると思います。

 

ボスキャリというのは留学形態問わず海外経験がある学生向けに11月ぐらいにボストンで行われる超ビック就活イベント。企業側もバイタリティ溢れる学生を採りたいため、内定が割と出やすいと言われています(もちろん会社によりますが)。私と同じ大学に留学した日本人学生も2社程度は内定もらっていました。

 

私は実は4月ぐらいまでは公務員志望だったんです。だからボスキャリの時期はアメリカで「私関係ないし~」って余裕ぶっかましてました。はい。あと留学期間中に就活したくなかった…。

 

でも4月ぐらいに改めて自分のやりたいことやなりたい社会人像を意識した時、公務員でそれが叶うのか疑問に感じ始め、5月中旬に「えいや!!!」って民間(シンクタンク、コンサル業界)に切り替えました。今思えば本当に強引です。

 そして現実的なフィルター(交換留学生用の特別フローを用意している会社など)を通して、数を絞ったうえでOB訪問を重ねて、第1志望の会社を見つけ出しました。

 

一般的な就活生と比べて超短期間ですし、「本当にここでいいの?」というツッコミはその通り!なんですが、

① もともと追い求めたい像、やりたいことは明確だった

② キャラが濃いめなので、会社に合う合わないの直感は割とすぐに&正しく働く方

③ 第1志望の会社が世界で一番私に合っている会社かどうかは知らないが、少なくとも私はこの会社には合っているという確信があった

 

ので、「なんとしても皆さんと一緒に働かせていただきたい」「私にはこういう夢があって、あなた方の下で働かせてもらえるとこの夢に近づけるのよー!」って言葉の節々に思いを乗せてアピールしまくりました。誰かと比較するとかではなく、普通に大変だったな~と思うので、そんな簡単には辞める気は全くありませんが、ハードな業界ではあるので、心と体に気を付けて頑張ります。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 【留学が就活に与える影響】

ということで私の就活をまとめると、

① もともと公務員志望であったため留学期間中は就活一切なし

② 帰国後に民間に切り替え→奇跡的にエントリーできるところを発見 + 通過

③ OB訪問で気の合う社員さんに出会う→その方のサポートがあって就活乗り越えられた

 

という感じです。なので、一般的な就活どころか一般的な留学経験者の就活ともかなり異なるのですが、それでも勝手に意見を述べると、

 

Q. 「留学って就活にどれぐらい影響出ますか?有利ですか?」

A.「別に留学自体が武器になるわけではないが、目的を持って留学するならそれは強みになるのでは。スケジュールはボスキャリ(or ロンキャリ)行くこと考えているなら、ハードではあると思うけど何とかなる(はず)

 

こんな感じになると思います。留学前の私がそうであったように留学未経験者からすると長期留学経験者って”なんかすごい人”っていうのが抜けないと思うんですが、行った身からすると交換留学なんて本当にどうってことないんです。帰国してから同時期に留学していた友人何人かと会いましたが、学部の交換留学なんて「ちょっと豪華な長期旅行にすぎないよね」と話していました。これで海外知ったかのように帰ってきている人がまわりにいたらとんでもない勘違いだと思うんですよ、個人的には。

 

就活においても留学したこと自体が評価される時代は(もう周知の事実ですが)終わっていて、「どんな目的を持って留学したのか」、「留学中の成果はなにか」、「今後これをどのように生かしていくのか」この3ステップがあれば持ちネタとして初めて活きると思います。

 

留学していない学生が「留学していませんが大手から内定もらえました!」って言ってたりしますが、別に本当にそれは頻繁にあることだと思います。何も不思議なことではないです。むしろ国内にいて計画的(=3ステップの構造がある)に何か取り組んでいたら、それは就活の物差しで言う”いいネタ”になると思うんです。留学は、バイトとかインターンとかゼミ活動とかよくあるネタの一つのカテゴリーにしかすぎない、というのが留学終えた身としての感想です。

でも、それに気づいていない留学生がどうやらいるようで「留学したのに内定全然もらえん」とか言う学生さんがいるって人材会社の面接官さんは言ってました。あちゃー。

 

 

ただ!

帰国の時期によっては就浪不可避ルートもあるのかな、と感じています。アメリカ留学だった私は5月帰国だったので、まだなんとかなりました。でも、7月 or 8月帰国のヨーロッパ組とかはやはり厳しいかなぁ…と周りを見ていて思います。インターンの選考も終わっていますし、就浪するにせよ急いで始めないといけない感じになってます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 【まとめ】

今までのをまとめてみると論点は2つ!

① 留学は就活に有利か
3ステップがしっかりしている → 話せるネタがきちんとあるという意味で有利
3ステップがない or 不十分 → ”ただ海外に行った”というだけでほぼ無意味

② 留学により就活時期に影響は出るか (民間志望 / 3年春以降出国の場合)
ボスキャリやロンキャリに参加予定 → 準備しっかりすればなんとかなるのでは…!
ボスキャリやロンキャリに不参加予定 → 帰国が3月以前ならなんとかなりそう、それ以降は厳しいと考えるのが多分無難
※公務員 → 確実に+1年 ※国家総合職教養試験が秋にありますが、国家ではこれだけです。私の知る限り。

 

具体的に言えば、

① 大学の国際センターやキャリアセンターが「卒業延期しなくても留学はできる!!」と口を揃えて言っていても…

渡航先や留学期間中に就活をやるか次第なので”そうとも限らないよ!”

 

「いや~やっぱり就活に多少影響は出るよ」って言っている先輩がいたら…

それはその先輩が留学期間中に就活をやらなかったとか、準備不足とかで、100%そうとも限らないよ!

 

って感じになってしまうわけです。答えになってなーい。ごめんなさい。

  

だから「留学に影響出るなら留学はいいや」ぐらいだったらやめておいた方がおそらく堅実だし、「1年延ばしてもいいから海外行きたい」だったら意外と+1年しなくても行ける可能性も無きにしも非ずだから果敢にチャレンジしてみよう☆って感じになるんですかね。

 

なので、もし留学が既に決まっている方は先述した3ステップ、あの箱がきちんとできているか確認したら素敵なのではと思います。ついでにそれができてない状態で留学開始してしまうと就活のためというわけではなく、単に「楽しかった☆!」で終始する残念な留学になります。

もしこれが埋まらなければ留学に時間とお金を費やすのはおそらく無駄なので、他のことにエネルギー注いだ方がいいんですよね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

帰国してから大学の後輩たちからこのような相談を多くもらうので、今回はこんな感じで書いてみました。私の場合特殊ケースなので、後輩のみなさんには「私は特殊よ!」って100回念押ししたうえで、「本当にどうとも言えないねぇ。場所(国)と〇〇さんの留学成果度による」って答えにならない考えを述べています。

 

実は留学期間中毎月やっていた月次報告のラスト2か月分の下書きをさきほど発見しました。途中までしか書いていないので、後半戦熱がちぐはぐしそうですが、書いてみます!

 

では!ばいばーい!