(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

トビタテ8期 事前研修 感想②

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

気づけば今日はもう木曜日。研修から4日も経ったんですねぇ〜…タイムスリップした感覚に未だに囚われています。冗談抜きで1週間前の講義の内容が3か月ぐらい前に思えます。米朝首脳会談ってつい9日前だったのか…ってさっき ( ゚д゚)ハッ!ってなりました。

とにかく今週末が研修の人が羨ましいです。もう一回やりたい。

 

さ、今日は2日目の復習を。

※2日間で感想は10000字を超えたため、③に移動させました

 

まず、タイムスケジュールはこんな感じだったと思われます…。2日目は時間どころか順番も覚えてないのですが…とりあえずこういうことにしておきます。

 

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【第2日目 06/17】

08:30 スタート 簡単なワークショップ

09:35 支援企業の方からのお話

10:35 船橋さんからのお話、トビタテネットワークの理解

12:00 トビタテ手続きに関する注意事項

12:20 フリータイム + お昼休み

13:30 留学計画の改善

14:40 渡航前アクションの検討、安全対策?

16:00 2日間の感想語り合う?謎の肩もみタイム

16:20 総括?

16:40 アンケート書いて、おしまい?

17:45 打ち上げ!! (行きたい人だけ)

21:00 解散~☆

 

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【第2日目 06/17】

08:30 スタート (簡単なワークショップ)

まず何よりも面白かったのは、グループ一緒だった人が寝癖ぼーぼーで来たことですよ。本当に酷いレベルなの!!手叩いてグループで爆笑しました。そういう変な人が集うコミュニティです。会場に映し出されたプロジェクター使って寝癖直してました。大爆笑。

 

話逸れましたが、この時間では、グループが一緒ではない×まだ話したことがない×異性とペアを組んで昨日の感想を伝え合い、ちょっと面白いペアワークをしました。

というのも、1分間ずつ「自分が海外生活で最も楽しみにしていること」を相手に伝えるのですが、割とテーマ自体はどうでもよくて。

キーは聞き手なんです。前半30秒は〈相手の話を聞かない〉、つまり相手の目を見ない、うなづかない。対して後半30秒は切り替えて〈相手の話を積極的に聞く〉、つまり目を見て、うなづいて、笑顔で話を聞く。これを交互にやりました。しかも先に話す人は聞き手にこういう指示が出ていたことを知らずに話すんです。シンプルなゲームでしたが、面白かったですよ。

 

私はまず聞き手だったんですけど、まず相手に関心を持たずに話を聞くということが難しい。後半15秒ぐらいファシリテーターの方をずーっと見て彼の観察を始めたのでなんとか意識をそらすことができましたが。

気づいたこと。関心持っていないと内容は頭に入ってこないし、なんなら相手に無視されると自分も何話しているのかわからなくなる。

ペアを組んでいた学生は、相手が無反応だとその人がどの部分にテンションが上がるのかがわからないから、どの部分を膨らませていけばいいのかわからないって言ってましたね。とってもなるほど!って思いました。

会話って話し手の価値観だけじゃなくて、双方の価値観の結集なんですね。

ついでに、(私にとってはかなり嬉しい出会いだったんですが)ネギと鮭の皮両方を愛している人に出会えたことが嬉しかったです。みんな毛嫌いするからね。即Facebook交換させてもらいました。彼は岩の亀裂の入り方(傾向)を研究するそうです。これも面白そうです。

 

09:35 支援企業の方からのお話

こーれ、めっちゃくちゃ楽しかったです。かっこいい大人って本当にかっこいいよなぁ。

昨日の「専門分野を複数持つ」につながる話だと思いますが、日本企業が世界から遅れを取ってしまっていることから消滅可能性都市まで様々なお話を頂きました。

その方は、大学卒業後はメガバンクでお仕事をなさっていたそうで、その時のきついノルマの話をしてくださいました。

口座開設に関するノルマがあまりにもきついから「逃げようかな」ともチラッと思われたらしいんですが、「この面乗り越えないと次にいけないぞ」というアドバイスをもらって、気持ちを切り替え、ノルマ達成スキルを磨いたそう。病院で影響力を持っている看護師のおばちゃまがキーパーソンだったみたいですよ。この経験から対1人だけでなく、対集団のチャンネルも持っておくとどんどん縁は繋がっていくと学んだそうです。その後社内でも注目を浴びて、海外派遣されることになったっていうんだからすごいですよね。

「失敗をしているということはチャレンジをしているということ」

「困難に立ち向かい、それを克服することへの快感を感じる人生」

 

この言葉は思わずメモしてしまいました。特に2つ目は私もその要素あるなぁ…と思いまして。笑 Mなんですかね。笑

 

ついでに、ファシリテーターの方からまた面白いお話が。

話し手にとって、〈インド人を黙らせることと、日本人を話させること〉が大変らしいんですが、海外の人と日本人はメモの取り方が違いらしいです。日本人は真面目なので講演の内容を細かくメモするのに対して、海外の方は聞きながら「どうして?」という疑問点も併せてメモするらしんですね。だから質疑応答の時間になった途端、手がたくさん上がると。その話を聞いてから疑問点、聞きたいことも併せてメモしようと思っていたのですが、できなかったです…なんでだろうか。原因追及して、これからできるように練習しようと思います。

 

10:35 船橋さんからのお話、トビタテネットワークの理解

さ!やっとプロジェクトリーダー船橋さんが登場してくださいました!

船橋さんはヤンググローバルリーダーという立場からダボス会議に参加したことがある方で、トビタテの父というか、この方のおかげでトビタテは生まれたと言っても過言ではない方です。

そもそもトビタテは「日本に貢献してくれる若者の海外経験を応援しよう」という目的のもと、2020年までに大学生の留学者数を12万人、高校生は6万人海外に送り出す目標を立てています。大学生は10万人を超え、いいカンジらしいのですが、高校生が全然伸びていないと。さらに支援金を集めるのも苦戦していて、今400人分の奨学金を集めることができていないそうです。だからトビタテは個人の支援も受け付けていているとのこと。どれから聞いた話か忘れてしまいましたが、トビタテ生でお金寄付する人すごい少ないみたいですよ。(1人とかなんとか…) 少額になってしまうとは思いますが、留学後から寄付したいなと思っています。少しでも力になりたい。こんなにありがたいコミュニティないんだから。

 

あ、あとは高校生コースの話をしていた時に、船橋さんの意見に対してまさかの反論が出てきて、しばしのディスカッションタイムになりました。船橋さん自身もその意見に固執している様子ではなく、おそらくまぁなんとなく言ってみた程度だったと思うので、トビタテ生の食い掛るような反論は意外だったのではないかな。笑 こういうところがトビタテの面白いところだと思います。

ついでに公務員を目指す学生が多い学部に所属する者として、「安定だけを求めて公務員になる人が多い」という意見にはかなりもやっとしたことはここで表明しておきますね。私が所属しているゼミは国、地方問わず公務員になる人が例年6人ぐらいいますが、皆さん低収入であることを覚悟のうえで、「この社会問題はなんとしても解決しなきゃいけない」って入庁・入省されてます。私もその一人。仕事量に対しての報酬は少なすぎると思っていますが、子どもの貧困問題をはじめとする色々な社会問題の解決に邁進したいと思って行政職を(現時点では)希望しています。もちろん全員が全員そうではないだろうし、その方が感じている様子も事実だと思いますが、それだけではないと思うよ、ってことを伝えておきます。論点がずれちゃうし、対立構造を生む必要はないと思ったので手はあげませんでしたが、みんなの公務員に対するイメージを大きく変えてしまうのが怖くてこれも書いておきます。

 

あとは、やたらとグローバルリーダーの話をされました。

「別にグローバルリーダーになれとは言わないけど、せっかくだから目指してみたら?」ということで様々なお話を頂いた(この姿勢ありがたい)のですが、船橋さんごめんなさい。やっぱり私はそこまで興味がない〜…*1 なんか自分のやりたいことをがむしゃらにやって、気づいたらグローバルリーダーになっていたとか、グローバルリーダーになる必要性が生じたとかならいいんですけど、最初から「よし!グローバルリーダー!なるぞ!目指すぞ!」という心意気はどうしても湧いてこない…。うーん。難しい。

この後休憩をはさみましたが、その間にグループメンバーと「留学ってすればいいものじゃないし、目的によってはしなくていいよね」という話をしていました。日本にいてできること沢山あるし、留学で失うものもあるわけだし。海外こそすべて!日本にいてはだめになる!というのはそれもそれで極端すぎるよね、と話してました。

 

12:00 トビタテ手続きに関する注意事項

このセクションだけピリピリムードでした。トビタテは合格時に登録された留学内容を変更する際、大学を通じて事務局の方に変更申請をしなくてはいけません。そして、その変更申請が認められない場合、なんとトビタテの支援打ち切り+場合によっては奨学金を返金しなくてはいけません。今までのことがすべてパーになるのです。

その手続きに関して事務局の方から結構厳しい口調で注意がありました。でも、きつい言い方をしてくださっているのは、変更申請が却下となり、打ち切りになるのを防ぐため。怖かったですけど、ありがたかったです。

 

ついでに私は留学計画を大きく!!!(同じなのは留学先の州だけ)変えました。4月に変更申請を出して、つい1週間前に変更が認められました。正直、大学の職員さんと何度か相談をして思っていたよりサクッと終わったので、「そんなに大変なのか…?」と思ってしまいました。そのことを大学の職員さんに伝えたら、大学によっては本当に提出の窓口になるだけで中身のチェックとかもしてくれないらしいですね。それは危険だ。

 

ついでにコースによって変更できる幅は異なるとのこと。多様性人材の場合、なにせ”多様性”ですし、倍率も他のコースより2倍近く(以上)ありますから、比較的変更は認められるそうです。でも、トップレベルの場合、世界大学ランキング100位以内にある大学に行かなきゃいけません。交換留学でその大学行きたかったけど、選考落ちて100位以降の大学に行くことになったらトビタテは辞退…!おそらく8期の場合、選考時期考えると、まだ行けるか分からないけどとりあえずエントリーした人いると思うんですよね。すごいなぁ。やっぱりコース選択ってかなり大切ですね。

 

12:20 フリータイム + お昼休み

留学を終えた先輩トビタテ生が何名かいらしていて、プレゼンもしていただきました。その後、その方々に相談してもいいし、組みたい人と組んで自分の留学計画を見直してみましょーう!というざっくばらんタイムがスタートしました。

私は二次選考、壮行会で軽ーくしゃべっていた子に声をかけてもらったので、彼女の留学計画を聞いていました。二次選考後の交流会で初めて会ったとき、「この人受かるな」と確信した人です。でも本当にきちんと話したことはなかったので、嬉しかったです(*^^*) 同じアメリカですし、まぁそこそこ州も近いので、留学中に一緒に出掛けようと今話しているところですね。こんなに留学期間中に色々楽しいイベントができるとは思ってなかったですねー楽しみ。ドーナツ屋さん一緒に行ってきます。

 

13:30 留学計画の改善

お昼を挟んで最後のグループワークでした。練り直した留学計画をシェアしあい、さらにアドバイスをしあいました。これも本当に時間が短い。でもめっちゃいい時間でした。

「この部分がまだはっきりしていなくて…」

「え、じゃぁトビタテのコミュニティ使ってアンケート取っちゃえば?」

「自分だけじゃなくて会社としてのニーズも掴んでおいたほうがいいんじゃない?」

 

「研究以外に何かやろうよ~」

「ゲーム一緒にやればいいじゃん、一人でやるんじゃなくて」

 

とかとかとか…!!!!文字にすると大したことないと思われちゃいそうだけど、リラックスした状態で、みんな感じていることを素直に言葉にできる空気感がとっても好きでした。

 

私の場合、実践活動に関してブラッシュアップをしてもらいました。

実は、ボランティアを志している団体からアメリカ来たらとりあえず色々相談しよ。その時(留学先の)大学の先生の推薦状持ってきて。」と言われてしまい、まだ受け入れ許可証をもらえていないのです。「あっち行ってから頑張ろう~」と思ってましたけど、今のうちから大学職員さんにだけでも相談しておくとか、ダメになった時用のプランを考えておくとか。言われてみれば当然なのですが、ほかの事務手続きを処理することに必死であることを言い訳にして後回ししていた部分を指摘してもらった感じです。やります。んで、それをグループメンバーに報告して、またアドバイスもらおうと思います!(よろしく☆)

 

14:40 渡航前アクションの検討、安全対策?

渡航前アクションはなんか1分ぐらいで終わったような…自分でやっといてってことなんですかね?

安全対策に関してもしっかりと時間を取ってやりました。外務省から出ている冊子を読んで問題を解くという事前課題が出ていて、その答え合わせを行いました。

冊子に書いてあった事例のうち、一番驚いたのは睡眠薬強盗】の話です。知り合った人に「クッキーあげるよ」って言われて、食べたらその中に睡眠薬が入っていて!意識がもうろうとしているところを保護されたら見事に貴重品がなくなっていたという…!本当にこの冊子読んでいると海外行きたくなくなります。この”知り合い”がどの程度の距離感の人間なのか分かりませんが、優しくしてくれたらありがとう~って食べちゃいますよ。海外経験ほぼ皆無なので怖くてたまらんです。

渡航前にもう一度確認しようと思います。歩いているときに銃突きつけられたらどうしたらいいんだ?カード盗られたら?正直、「気を付けてね」って言われても、どう気を付けるのよ(;'∀')って感じです。ひとまず一人で歩かないは徹底しようと思います。プライベート空間は寮の自室だけ、ということで…。

 

16:00 2日間の感想語り合う?謎の肩もみタイム

あー…いよいよ最後です。まずは突然「全員立って、グループごとに一列になってください」と。謎の肩もみタイムのスタートです。でもボディタッチが相手に安らぎを与えるとかなんとか、これも色々と考えられてのアクションなんでしょうね。笑 普通に面白かったです。

そのあとはグループで2日間の感想を伝えあいました。泣こうと思えばいつでも涙流せるような気持ちになっていました。本当に皆さん大好き!ありがとう!という気持ちです。この時間も短くて(:_;) どこかの班が延長を懇願したらしく2分ぐらい延長されました。お別れが近づいているのだなと思い、寂しくもなりました。

 

16:20 総括?

総括ということで孫正義さんのスピーチ(短縮版)を見ました。1期生の壮行会での講演を録画したものです。私はYoutubeで既に見ていたので、内容というよりとにかく研修終わらないでぇぇ…という気持ちで前を見つめていました。

 

16:40 アンケート書いて、おしまい?

最後にトビタテ事務局からのアンケートに答え、研修は終わりました。

みんな名残惜しくて会場に残っておしゃべりしていましたね。

 

17:45 打ち上げ!! (行きたい人だけ)

50名程度で打ち上げを行いました。これもこれでめーーーちゃくちゃ楽しかったです。

たまたま隣の席に座った子と仲良くなりました。「官僚って何?」、「財務省の眼鏡かけた人(佐川さんのこと)は政治家じゃないの?!」とか聞いてくるものだから面白くてまくし立ててしゃべってしまいましたよ。笑 興味関心が全く異なる人と話すのは楽しいです!!!あとはゼミの教授が以前勤めていた大学に通っている人とか。3時間笑い続けていました。幹事さん、色々とありがとうございました(^^)/

 

21:00 解散~☆

最後に集合写真撮って解散しました。私は次の日1限があったので参加しませんでしたが、2次会もやってました。

 

 

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ボイスレコーダーのスイッチをオンにして、4限の行政法を一切聞かずにひたすら書いてました…笑 早く気持ちを整理したくてそわそわしていたので、少しほっとしています。 

 

こんなにも書くとは思っていませんでしたが、③に2日間通じて思ったことを書いてやっと終わりにしたいと思います( ;∀;)

 

 

またすぐアップロードします!ばいばーい。

 

 

 

*1:+_+