(ほぼ)海外初心者によるアメリカ トビタチ日記

準備から帰国後までの全てを詰め込む トビタテ生による米国留学奮闘記

さぁ”あの壁”どうなった?①

 

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 みなさん、いかがお過ごしですか?大学生は春休みですよね。ゼミのメンバーも就活で大変そうです。北海道ではまた地震があったみたいで…ゼミに北海道出身の子いるんですよね。大丈夫かなとちょっと心配しています。

少し驚いたのが、数日前にどなたかこのブログ(2次選考のやつとか)を説明会かなんかで使ってくださいましたでしょうか…?アクセスが突然ばこん!とありまして、ちょっとびっくりしました。少しでも役に立っていたら嬉しいです。

 

そして、約1か月前に投稿したルームメイトの件。ちょっとドタバタしていて遅くなりましたが、なーんとか落ち着きました!ブログに目を通してくれている友人からも「平気か?」と連絡くれたりして…本当にみなさん、ありがとう。帰国したらお茶でもおごらせてくださいという気持ちです。今日は私の想定外の”壁”がその後どうなったか、30年後の私が笑いながら読み返せるように書かせてください(*^^)v

 

まず!結論!!

部屋変えられました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぱちぱちぱちぱちぱちぱち!!!!!!!!!!

 

し、か、も、

 

ルームメイト (現時点では) いない!!!!!!!!!

 

つ!ま!り!

 

ひ!と!り!ぐ!ら!し!!!!!

 

ばんざーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!

 

いえーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!

ふうううううううううううううううううううう☆☆☆!!!!!!!!!

 

 

はい、テンションをもとに戻します!!

 

いつも通り時系列で書いてみますね。ちょっと読みにくいかも。

 

---------------------------------

前回のブログでは、色々な葛藤を経て、ルームメイトに「ちょっと24時間男の人が部屋にいるのはリラックスできないから、バランス考えてほしいな…?」と伝えたことを書きました。それが1月23日のことでした。希望を込めてブログを閉めましたが、その後どうなったか。

 

結局、彼らは生活自体を変えることはありませんでした。ただ、私が部屋に帰ると気配を消すようになりました。特に彼氏だけが部屋にいるときはいるのかいないのか分からないぐらい静かでした。その緊張感がよく伝わってきていました…笑「なんか申し訳ないな…いいカップルなのに…」と思いつつも、彼氏の声で朝目が覚めざるを得ない環境にはやっぱりストレスを感じていました。そんな生活が1週間続いたんですね。

 

そーして。2月2日土曜日

この日の夜、彼らが彼女の部屋でかなーり大きな喧嘩をしていたんですね。部屋で勉強をしていたので、「あぁうるさいなぁ。なんで人の部屋でそんなに声を荒げられるんだ!」と2人(特に彼氏)に対しての不快感がもくもくしていました。現地の友人に喧嘩の内容を実況中継してなんとか笑いに変えようとしました。

 

でも翌日の2月3日日曜日

残念なことに寝ても心のもやもやが消えなかったので、無印のノートを出し、自分の気持ちをとにかく全て書き出しました。この時は、自分の心にヘドロのようななんか気持ち悪いものがずっとまとわりついているみたいな気分だったのです。とにかく、もうこれ以上この2人のせいで自分の留学を台無しにしたくない!と思い、徹底的にこの2人から逃げよう!!!と強く、強く、決意したのです。ズバリ、『逃げ恥大作戦』です。もう部屋に極力いない、シャワーと寝るだけ、ご飯もなんなら作っておいてさっさと食べて図書館に戻る…とにかく徹底的に彼らの声を聞かなきゃいけない時間を減らそうと決めたんです。

前回のブログで「直接困っていることを伝える勇気を持とう」と散々鼓舞したのとは真逆ですよね。でも伝えてもだめなんだもの。一番大切なのは「この留学を楽しむこと」だから、逃げ恥の動画(平匡さんがレインボーブリッジ(ですよね?)でみくりさんに「逃げたっていいじゃないですか」って言うシーン)を見て、逃げようと。今までの人生、真正面から向き合わなきゃダメでしょと割と思っていましたが、この時初めてあのシーンの意味が分かった感じがしました。もう逃げちまえ!っていう言葉がしっくりきますね。

 

しかーし、だ。2月4日月曜日(ナガイヨ①)

11:30に授業が終わり、お昼をさっさと食べて図書館に戻ろうとしたその小1時間で、まさかの喧嘩Again「まーーーーーーーーーーた喧嘩かよ」ともはや呆れました。そしてね、土曜日の戦いよりももっと感情的でついに彼氏の方が「君のことは大好きだよ、失いたくないよ、でももうこうやって恋人って離れて別れていくんだね…!!!(大号泣)」って叫んでいましてね。「うおぉ…ださ」って思わず思ってしまったのです。そしてその後突然の静けさが訪れ、15分くらいしたらなんか何が起きたのか知りませんけど、仲直りしてなんか楽しそうに部屋から出てきたんですよ(念のため書いておくと、私の寮は自室有の2人暮らしの部屋でキッチン、バスルームが共有です。でも個室の壁は薄いので全部の物音が聞こえます)

割と喧嘩の最中もうるさくて、本当にいらいらしていたのですが(それまでは喧嘩ってなんかアメリカの恋人関係学ぶいい機会?だと思って若干楽しんでました。少しね)、その後異様に仲良くけらけらしていることでついに私、爆発してしまったのです。

おーーーーまえらなぁ!!!何様じゃい!まじで!と。

 

 

でも、顔見て直接伝えて、フォローしながらこの不快感をごまかしたくなかったので、ルーズリーフに「無礼にはなりたくないんだけど、これ以上あなたたちの喧嘩を聞くのはつらい。前にも話したように、彼の部屋とここで過ごすバランスを考えてほしい。傷つけたいわけじゃないんだけど、もうこの状況に耐えられない。見知らぬ男の人と一緒に生活したくない。」と書き、ルームメイトに「これ、読んでほしい」とだけ伝えて渡してしまったのです…!!!表面に「直接正しく伝えられる自信がないから手紙でごめんね」とは書いたものの、本当にダイレクトに自分がめっちゃ不快であることを伝えちゃったのです。

 

逃げ恥大作戦、1日で失敗しました。やっぱり心の底から納得していないと私って動けないんだなとまた学びました。自分に言い聞かせる状態じゃダメなんですね。

もちろん、その後部屋にはいられません。すぐさま図書館に向かい、誰でもいいから友人とハグをして気持ちを落ち着けようと、そそくさ図書館に行きました。

 

すると!私の留学の土台、基礎である、仲良しの男の子が「ゆきさーん!」とニコニコして声をかけてきてくれたんですね。彼のその明るいテンションになんかもう耐えられなくて、その場で座り込んで、ついに人前でこの件に関して泣いてしまいました。彼は私がルームメイトの件で悩んでいたことは知っていつつも、詳細までは話していなかったので、図書館で(もちろん周りにめっちゃ学生いますよ)泣き出した私にちょっとびっくり&ただ事じゃないんだなと察してくれていた様子でした。多分30分ぐらいはずっと泣いてましたねぇ。彼は、別の寮でRAをしている共通の知人に連絡を取り、今の状況が非常に望ましくない環境であることを確認してから、Housing Officeに電話をしてくれました。そしてアメリカ文化全開でRD、Residence DirectorというRAの上司と面談をセッティングしてくれたのです。

 

ちょっとここ、文化がよく表れていると思ったので、細かく書きますね。

彼は電話の中で、ルームメイトが彼氏を1か月以上連れ込んで完全に生活していることを伝えたうえで、私が既にRAに相談に行ったことも話してくれました。そして、「彼女はRAのところ行ったのに、RAは十分なフォローをしていない。彼女はメールを送ったのに返信もないし、Roommate Agreementがどうなったかのフォローもしていない。」とRAが十分に仕事をしなかったことを話し、RDとの面談は可能かどうか聞いてくれたのです。RAは学生ですが、RDは完全に大学の職員さんで普段はお目にかからない方です。Housing Officeもその状況はちょっとまずいですね、みたいな感じで、今日中にRDが私にメールをして、明日か明後日に面談をしましょうと話を進めてくれました。

ここで忘れずに伝えておきたいのは、彼すごく丁寧に、決して声を荒げてとかじゃなく、優しい声で、でもRAの責任に言及しながら大人を動かしたんですよ。Housing Officeって仕事しないイメージあったから、本当にぽんぽん話が大きくなることに横で驚いていました。RAを責める(?)っていう発想なかったなぁ。「こっちはやるべきことはやっているのに、あなた方が動いてくれていないので、次の段階に行かせてくれ」ってやっぱ強い国やなぁとまた勉強になりました。

 

そして、言葉通り、21:00過ぎに「明日の11時に会いましょう」とRDからメールが来て、会えることになりました。もうこの日は部屋に帰るのが怖かったので、中国人の友人の部屋に避難し、ソファの上で寝ました。そして明け方4時過ぎに部屋に戻り、荷物を取って、また友達の部屋に戻りました。

 

2月5日火曜日(ナガイヨ②)

約束通り、11時にRDの部屋に行き、「ルームメイトの件で悩んでいる」ということしか知らないという彼女に今までのことすべて話しました。すると思ってもみなかった提案をされました。

 

「まずは空いている部屋がないか確認するわ」と。

 

実は友人が電話をかけてくれていた際、「部屋を変えられる可能性も高いし、どんなに引きずっても3日以内には何らかの方法で解決するから」とは言われていたのですが、思ってもみなかった最高の提案に目がまん丸でした。部屋変えたばかりでしたし。でも私の寮は人気ですから、「できるかどうかの保証はない」と同時に言われました。私は恐らく無理だろうなと思っていました。希望を持つこと自体怖かったしね。

ただし、部屋を動かせるかどうかに関わらず、まず彼の名前を把握する必要があるということで、今日部屋に戻って、彼がいたらRAに電話をしてほしいと言われました。そしたらRAが部屋を訪れて、名前を確認すると。「あんた、誰?ここで何してるの?」という感じですね。やっていることは警察と一緒です。ひぇぇ…ってなりましたね。本当に人としてはいい方たちなので…。

 

そして、もし部屋が変えられなかった場合、私+ルームメイト+RDで面談をして、ルールを再議論しましょうと。こんなに嫌な時間ないですよね。「まーじか…」と思って怖くなりました。

 

この後、イヤホンを忘れるという失態を犯していたので、部屋に一度戻りました。ルームメイトだけ(?)いて、何か言ってくるかな?と思ったんですが、特に何もなさそう。なので、私もさっさと部屋を出て、授業を受けて、夜は図書館へ行きました。

 

ごめんなさいねぇ…長くて。この日は長いんです。

 

ここからがすごかった。

話ガラッと変わりますが、実はゼミの先輩に最近就活の相談していたんですよ。その話の中でその先輩が「ところで留学どうなの?」なんて聞いてくるので、「いや…もう…」となり、電話させて頂いたんですね。なんと2時間以上話しました。その内容は後で書きます。3000字くらいは必要。サクッというとこの電話があって今回の一件の意味があったなと思えたのです。

 

2月6日水曜日

先輩との電話の後も図書館に残って、作業をしていました。すると、たまたまこの日が友人の誕生日だったので、日付変わるまで図書館にいた友人たちでケーキ買ってお祝いしたんです。こういう楽しいことしたくてここ来たんだよなぁって思い出していました。

f:id:Tobi8:20190222011809j:plain

真夜中のチョコレートケーキ。うまし。

しかし、先輩との電話の内容をとにかく誰かに共有したくて、普段あまり話さない同じ大学から来た日本人学生にぶわーっと話していたんですね。でも途中から友人も来て、日本語使えなくなったので、すっごい消化不良だったんですよ。で、日ごろから甘えさせてもらっているトビタテ生(今回の件に関してもずっと話聞いてもらってました)に連絡したら、まさかのまさかで電話させてもらえることに。夜中2時くらいから2時間電話!!この内容も先輩の電話と一緒に書きますね。眠かっただろうに…ありがたい…。

 

…ということで寝たのは午前4時。そして朝8時、彼氏の声でまた起きました。

 

すると、RDから「Housing Officeに部屋の空きがあるかメールしてほしい」と連絡が。もちろん、即刻オフィスにメールをしました(昨日、私で確認して今日中にメールするとは言っていたんだけどね笑)。そうしたら、1時間しないうちに…

 

「今日中に絶対部屋変えられます。あなたの新しい部屋は×××室です。」と!!!!

 

授業開始直前にメールもらって、隣にいた友人に発狂気味で伝えました。そして授業終わった後、すぐに寮のロビーに行き、引っ越し作業開始!!!そして、チェックインしたらさらに驚き!!!まさかのルームメイトいない!!!!!!この時は数日中に誰か来るだろうなと思いましたが、2週間たった今でも誰も来ません。しかも家賃はRAに確認したところ、一緒!キッチン、バスルーム一人で使っているのに!

 

色々ありましたが、結局、最終的にはこの上ない天国を手に入れました。

留学開始前は1人暮らしなんてなんて意味のないこと…って思いましたが、もう色々ありすぎて、部屋でストレス感じるくらいなら1人暮らしの方がいいですよ。

 

はい、ということで、これで一応、1か月続いた見知らぬマッチョマンとの生活は終わりました。

正直、”壁を乗り越えたとは思ってなくて、本当にあの時友人が、なかなかつながらないHousing Officeに何度も電話かけてくれたから、たまたま本当に運も重なって”なんとかなった”と思っています。友人、様様です。

 

 

------------------

流れを書いただけで結構な長さになってしまいました。

さっき「あとで書きます」と書いた先輩との電話の内容、次の記事に回しますね。端的に言うと、目を覚ましてもらった、そして本当に留学してよかったなと思えているのです。この事件がどう私に影響しているのかという視点で書いてみようと思います。

 

私がもがき苦しんでいる記事ってアクセス数いいんですよね。笑 少しでも留学の現実が伝わればなと思います。笑

 

 

では!ばいばーい!

さぁまた来たぞ、『壁』

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

春学期が始まって1週間が経過しました。秋学期より専門的な授業を取っているので、どの授業も今のところとても楽しいです。テスト前は爆発すること確実ですが、ひとまず今のところは大丈夫そうです。歴史の授業だけ先生のお声が快適すぎて眠くなってしまいますが…笑

 

実は、ここ数週間で出国時の大事件並みに一生忘れないであろう経験をしました。

 

ってことで、書きます。はい。ちょっと人によっては不快な内容なので、気持ちに余裕がある方のみ、目を通してくれると嬉しいです。

 

前回のブログで私が寮の部屋を変えられたことに大喜びし、テンションあがっていたことはご存知でしょうか。結果論からすると、部屋を変えられたこと自体はよかったと思っています。なぜならルームメイト、彼女自身はとてもいい人だから!ただ色々問題が発生していました。いつも通り長ーく語りますね。

 

まず、私の部屋はそれぞれ個室があって、リビング(と呼べるほど広くないけど)、キッチン、バスルームをシェアするタイプの寮です。一応学校の中では一番贅沢な寮です。つまり、入居希望者が多い。部屋を変えるのは簡単なことではないと分かっていたため、前回のブログで部屋を変えられたことに「やったー!」とめちゃくちゃ喜んでいたのです。

 

しかし、前回も触れた通り、簡単に言うと、ルームメイトの彼氏が完全に

 

住んでいる。

 

 

もう一回言いますね。

 

住んでいます。

 

 

泊まっているんじゃないの。住んでいるんです(もう分かったってか)彼女と同じタイミングで部屋を去り、おそらく授業に行き、同じタイミングで帰ってくる。時には彼氏だけ帰ってくることも。これはすなわち彼女の学生証をもう勝手に使っているということですね。どう考えても2人が快適には過ごせないスペースのシャワーも2人で同時に入るし、なんなら裸で出てくるし(マジ気持ち悪い)、シングルベッドも2人で使っているんですね。つまり、彼らが部屋にいる限り、彼らの会話が常に聞こえる状態にある。しかもこれは個人的な好みの話になりますが、軍の学部(と言えばいいかな?)の学生なので、男の人ムキムキマッチョマン!!私筋肉嫌なので、苦手なんです、ああいうタイプ。見知らぬ、得体もしれない男、しかも苦手なタイプの男と一緒に生活している。このことで実は2週間とっても窮屈な思いをしていたのです。誰でも気持ち悪いでしょう。合意もしていないのに得体のしれない人と同じ屋根の下って…。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 私は引っ越してきた当初、あくまで学期開始前に彼は彼女の部屋に”泊まって”いいひと時を過ごしているのだと思っていたので、特に何も言わなかったんですよ。でも、一向に帰る気がない。「ストレスだな…ちょっとルームメイトにリラックスできないって言わなきゃな…」ずーーーーーーーーーーーーっと思いつつ、秋学期ルームメイトと仲が悪くなって部屋を変えたために、彼女にネガティブなことを言うことを恐れていました。

 

しかーーーーーーーーーーし!先週の日曜日に大事件が発生しました。

私が部屋にいる間に、彼らが×××をしやがったのです。察してください。18禁ですー。

 

ここで爆弾をもう一つ。

隣の部屋に住んでいる男の人も時々女連れ込んで同じことするんですー!(前回のブログにちょっと書きましたね)

勉強が終わってふとイヤホン外したらどう考えても野生感溢れる音しかしなくて、「嘘だろ…」と思って、現地の女の子に相談したら、「残念なことにアメリカでは普通」って言われ、その後から私は「この国ってほんとにさ…」って最大級にバカにしてたんですね。音楽かけるぐらいで隣の部屋に何の音楽か分かるぐらい聞こえる壁の薄い寮ですから、いくら映画を大音量で流したってかき消せてないんですよ、全く。友人は「壁を叩け」というので、人生21年で初めて壁を叩いて(もはや殴って)、足でも蹴りました。壁、ごめん。あなたは何も悪くない。

 

この件があってからアメリカの寮への呆れ?が自分の中で蓄積されていってたんです。(まさか日本ではないですよね?)

 

 

そしたらついに顔も認識してるルームメイトまでおんなじことしやがったー!!!

あああああああああああ~~!!!!!!です!!!!!!!!!はい!!!!!!

 

正直、隣人がふしだらなことはどうでもいいんですが、ルームメイトがそういうタイプの人間なのは真面目に本当に不快…と思って、すぐさま支度整えて部屋から出ました。「泳いで気持ちを落ち着かせよう」と思って、寮から出ようとしたら、なんと寮のロビー開いている!!ルームメイトのことを相談していた友人たちには「RA(Residence assistant)に相談しな」って言われていたので、もうショックで不快で軽くパニックだったあの時の私はRAに相談できそうな勢いがあったんです。誰もいない共有スペースにまずは行き、何を伝えるべきかを必死で考えて、勇気を出してRAに話しました。するとRAさん、一枚の紙を出して、

 

「まぁ分かる。まずはこれやってみて」

 

えええええええええ。それだけ????がっくりしました。何がI understandだよ、understandして当然でしょーが。求めているのはその先だって!って喉の奥まで迫ってきていました。

 

もちろん規則的にその部屋に住んでいいのは彼女だけで、彼氏が住んでいることは「ルール違反」なんですよ。でもRAはそこに関して「それはいかん!」みたいな感じゼロ。私がやはり彼女に直接言わないと何も始まらないし、周りも動いてくれないんだって。周りだけ説得して変えるのは無理なんだなって痛感しました。

 

私が共有スペースにいる間に、部屋から出てきて2人が外に行くのが見えたので、私は泳ぐ予定をやめて部屋に戻りました。そして野生動物に挟まれてあと100日弱生活しなくてはいけないことが本当に嫌で、どうして留学生活全ての期間部屋のことで悩まなくちゃいけないのか、分からなくて不快で不快で嫌で嫌で仕方なくて、久しぶりにネガティブな涙を流しました。涙を流すってなんかきれいな表現ですね。????違うのよ。普通に泣きました。枕抱えて土下座の状態で30分ぐらいは泣いてたと思いますよ。本当に日本に帰って、なーんにも考えないで床にお布団引いてゆーっくりしたい、こんなところさっさと出ていきたいってそんなことで頭がいっぱいになりました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

暗いでしょう。笑

当たり前ですが、勉強なんてできる精神状態ではなかったので、友人からもらったディズニーのパズルに夜な夜な取り組み、朝の5時にやっと眠気を感じたので寝ました。そして午後1時に起きて、ルームメイトたちがどこかに行ったことを確認してから部屋を出て、料理したりしていました。

 

f:id:Tobi8:20190124130531j:plain

750ピースあります。6時間ぐらいひとりで宇多田ヒカルさん聞きながらもくもくと…。

 

 

正直、もうこの環境に慣れるしかないのかな…仲悪くなるより、私が我慢した方が失うものは小さいのかな…2人の会話をいつも聞いていたら英語の勉強になるよな…っていう思考回路にシフトしようと努力していたんです。以前は。でもあの一件があってからもう我慢できない!!!と自分の中でベクトルが変わってしまいました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして昨日。

母が他の件でLINEをくれて、「最近どう?」なんて言われるものだから、素直に「本当に日本帰りたい」と全てを話しました。もしかしたら男性諸君の中には興奮する人もいるのかもしれませんが、私が冗談抜きにこういうのが世界で一番嫌いなことを母はよくわかっているので、「こんなことのために留学してるわけじゃないもんねぇ」「でもこれこそが留学かぁ」「日本でも価値観合わない人と付き合わなきゃいけないのは一緒だしねー」と心配&応援のLINEをまぁ沢山とくれました。

母と話している中で私が出国前に自分に誓った約束も思い出しました(それまでは完全に忘れていました)。「辛いことがあっても、”壁、キター!”ってもはや楽しめ!」と。「また成長させてもらえるオイシイネタなんだから逃すんじゃないよ」とね。

不思議ですね。母と話しているうちに「今日中に決着つけよう」と強い思いがうまれました。

 

母とLINEをした後、アメリカ政治の授業を受けたのですが、ありがたいことに授業がびっくりするぐらい楽しい「うおおおおおおおおおお!!!!楽しい!!!!!!!!アメリカ来られて本当によかった…!!!」と思いつつ、同時に母の言葉を思い出しながら、もうこれ以上ルームメイトのことで悩んで日本帰りたい欲を高めるのは、選ばれて来た身として申し訳ないと感じるようになりました。

 

 

そして昨日の夜。

勇気を出して部屋のドアをノックし、「ちょっと今話せるかな?」と声をかけ、私が思っていること素直にほぼ全部伝えました(と思います。ぶっちゃけ何も覚えてない)

簡単に言うと、やはり彼女自身は本当に素敵な人。ただパートナーとのつきあい方、そしてそれが周りに与える影響に関して私とは180度違う考えを持っている、それだけでした。正直どこまで伝わったかは分からないし、これから生活が変わるとはちょっと考えにくい反応でした。でも私が快くない思いをしていることは伝えられた、これだけでも全然違う。もう話せた後は嬉しくて嬉しくて、運動会で1番になった小学生並みのテンションで図書館まで小さい声で叫びながら走りました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

みなさんは私のこのネタをどのように捉えてらっしゃるのでしょうか。

笑い話にもできますし、いつかは昇華されますよ。実際笑い話として何人かの友達には話しました。でも心の底ではなんかもう殺されているような感覚でここ数日生きていました。変な話カルチャーショックよりどす黒い経験です。

 

 

 

ここから何を学べるか。大事なのはここから。

 

アメリカにおける恋人関係

 私のまわりに結構カップルいるんですが、くっきりAタイプBタイプに分かれているんです。Aタイプはもうほぼ24時間一緒にいるタイプ、Bは本当に付き合っているの?って言いたくなるぐらいいつ会っているのかもよく分からないレベルでいい距離感を保っているカップルです。完全に私のルームメイトはAタイプですね。1人用のベットに一緒に寝て、朝昼晩全部一緒でもはや他の人と会っているのかと聞きたくなるぐらい、2人でお互いの時間を全て共有している感じです。

2人に限らず、私の友人も恋人とずっと一緒にいます。「日本と本当に違うなぁ」と思うのが、そのパートナーを場所問わずどこでも連れてくるのです。つまり今まであった友人のコミュニティにパートナーができたらその人も参加するって感じです。つまり友人も呼ぶとツレもいつもついてくる、みたいな。日本だと割と恋人と友人の時間って分けませんか?こちらの大学だと大学内に寮があって、大学内での生活がすべてなのでそうなるのかもしれませんが、とにかくずっと一緒なんです!よく息詰まらず一緒にいられるなぁと思ってしまいます。「××も連れて行っていい?」と聞かれて「まぁ…いいよ」って答えますが、「わざわざ連れてくる意味とは」って聞きたいのが本当のところです(一緒にいたいから、は別に面白くないので結構です)。私にとっては恋人と友人って違う世界の人間だから同じ空間にいると違和感しかないんだなぁ~…。

 

2点目。まぁもちろんカップルにもよりますが、PDAが激しかったこと。人前でのいちゃつきですね。ルームメイトたちではないのですが、私一回されたことがあって「あんまりいい気しないので、私の前でやらないで」って伝えたら「批判的(Judgemental)な人間だ」って言われてしまったことがあります。PDAやられると私がそこに存在する意味が分からなくなるんですよ。(なんかここに一回書いたかな、書いてたらごめんなさい)気持ち悪い話しますけど、私にとっては友人に見せる顔と恋人に見せる顔は違うわけで、そんないちゃついてる時の様子なんて友人には見られなくないわけです。だから自分にとってPDAとは恋人と2人でいるときにするもので、友人がいるときにするものではない。自分がそう思ってしまっているから、目の前にいるカップルにそれをやられると、「今2人は2人の世界にいるのね」ってなって「なんで私をご飯に誘ったのよ…!」って気持ちになってしまうのです。
だからこそ部屋でもそういうことやられると自分の部屋のはずなのに快適に過ごせない。窮屈に思えてしまうのです。

 

でも、アメリカって恋人関係に限らず人からどう見られているかを(少なくとも日本に比べて)気にしないので、そういうところも気にしてないんだろうなって思います。

 

 

② どうして私がルームメイトたちを不快に思ったのか

 まず1点目。単純に見知らぬ男と生活したくない。これは簡単。誰だってそうでしょう。朝起きたらめっちゃ男っぽい声がすぐ聞こえるんですよ。安心できないし、なんなら怖いです。やめてってなります。私は部屋ではリラックスしたいの。分かるかしら。

2点目。彼氏の方が全くもって私によろしくも何も言わなかったこと。彼人見知りなのかなんなのか知りませんけど、Hi!の一言もないんですよ。こっちからすると、私の寛大な心で君は今ここに住めているのにそこに感謝も何もないんかい!ってなって、正直あまりいい印象はありませんでした。一言「彼とずっと一緒にいたいんだけど、平気?」とか「Hi! I'm 〇〇.I'm glad to meet you.」とか一言言ってくれれば変わったと思います。気遣いを全く感じなかったから徐々に不快感が増したんだろうなと思います。

 

でもこれも相手からすればルームメイトはルームメイト、私たちは私たち♡って感じでそもそも私はOUT OF 眼中なんでしょうね。やっぱり気遣いというのも私たちが思っている以上に日本文化の大きな特徴なのかもしれない。私はまだまだ日本文化中心でモノを見てしまっていることも良く分かりました。

 

 

③ どうして私がここまでルームメイトに伝えることを恐れたのか

 これ本当にもじもじしながら自分にずっと問いかけていました。私は何も悪いことしていないし、まわりにも「彼氏が住み込んでる」っていうと「Ew~」って1人を除いて言ってくれていました。自分の考えがアメリカ文化に反している、浮いている考えではなかったわけです。でも、怖かった。チャートにしてみます。

 

【とにかく関係を悪化させたくない】

↓ なぜ話すと関係が悪化すると思うのか ↓

① 相手にとっては快い話ではないから

② 2人を私が引き裂く感じがして申し訳なかったから 

③ 私が英語のニュアンスが分からないために相手を故意に傷つけたり、誤解を生ませるのが怖かったから

④ 相手の反応が予想できなかったから

 

この4つが考えられます。私ってビビり~~すんごいなんかかわいい人になってるじゃん、って今ツッコミを入れられます。

 

これを日本語に置き換えて考えます。想像の範囲にはなりますが、仮に同じ案件だったとしても私はたぶん容易くルームメイトに同じこと言えるんです、おそらく。何故だ。

 

ズバリ。

日本語は自由に使えるから。相手がどんな反応をするのか予想できるから。

 

相手の反応を見ながら色んな言い方で相手を傷つけすぎないように、でも言いたいことはきちんと難なく伝えられます。やっぱり壁は英語か、文化かって改めて感じます。

 

でも!そうだったからこそ!今回の経験はまた一歩私の経験値を上にあげてくれる良いきっかけになりました。ありがとう!ルームメイト&彼氏くんたちよ!

 

④ この一件で私はどう変われる、成長できるのか

実はこっちに来て友人ではない人に言いにくいことをきちんと言葉にして伝えたのは今回が初めてでした。今まで何度も大学とかに”要求”はしてきましたよ。でもそれはこちらがお客さんとか、ある程度有利な立場だったからできたんですね。でも、今回はあくまで対等な学生同士。これからは今回の経験を踏まえて「あの時頑張れたもの…!」という自分の中での”根拠””ができて、これから似たような経験をしても(もう嫌だけど!)、今回自分にかかったストレスよりかは少なめで同じことを達成できる気がします。また、明らかに相手が悪い場合とかはもう遠慮なく!!「いや、私悪くないし⁈なんで聞いてくれないわけ?????」って自信もって(?)交渉することができそうです。

 

あとはやはり伝えるときの順番って大事。最初から「おたくの彼氏、何とかしてくれない?」じゃ相手も気を悪くする(当たり前)「暖房のこと気を遣ってくれて、扇風機かなんか買ったよね?いつも音が聞こえる。ありがとう」「いつもご飯食べ終わった後すぐにお皿洗ってくれてありがとう」って感謝を折々にいれました(これは実際に本当に思っていること)。最後には自分を下げて?日本食、見た目が耐えきれなかったり、臭かったりしたら言ってね。すぐ冷蔵庫から取り出すから!この前友人にお酢使った料理臭いって言われちゃって(汗)(笑)(笑)」って。嘘です。はい。アメリカ人がなますを嫌うというのは聞きましたけど、私の友人は「おいしい」って食べてくれました。時には自分を引きつつ、「別に彼氏のこと嫌いとかそういうこと言ってるんじゃないの」って誤解されないように大切なことは繰り返しつつ、「でもずっといられるとリラックスできないんだ」ってポイントポイントで目を見て伝えました。この時の順番はやはり今後も大切にしたいものです。何回一人でイメトレしてから臨んだか…!!!!!!よくやったぞ、ゆきちゃんって気持ちです。本当に。

 

 

もしこの記事によって不快な思いにさせてしまっていたらごめんなさい。でもこっちでの経験をなるべく風通しよくしておきたかったので、思い切って書きました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

何より私のどん底状態の時に話を聞いてくれたお友達のみなさん、ありがとうございました。ベッドの中で1人泣いている時はもうどうしようかと思いましたけど、結局携帯通じる限り一人じゃないなって笑、皆さんの力をとっても感じました。本当にありがとうございました。

 

明日で帰国まで100日です。今回の件で「あと何日しかない!」という思考回路が「あと何日耐えれば日本帰れる…」となってしまったので、まずはそれを修正できるように、お友達と楽しい時間を過ごせるように、まずはこの経験を話しまくってストレスアウトします☆まぁもう特殊な経験をさせてくれた野生動物さんたちに感謝しなくては!ありがとう!

 

これからの生活が少しでもよくなりますように!祈りを込めて!

 

 

では!ばいばーい!

冬休み旅行④ ~Columbus~ / アメリカ生活5か月目

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

なーんとなんと!今日から春学期が始まりました。日本だとまだ秋学期の試験が今月末という感じですよね。気持ち切り替えて頑張りたいところもあるので、今日は最後の旅行+脳内で諸所諸々考えていることをまとめて書き出したいと思います。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

最後の旅行はコロンバス(オハイオ州)へ行ってきました。「どこそこ?」となるのが自然ですよね~。はい、単純にトビタテの友達に会いに行っただけです。大都会を旅行するのとはまた違って楽しかったので、色々なこととまとめてまた書いてみたいと思います。

 

色々な所に行ったわけではないのですが、面白かったのがコロンバス美術館。なんと毎週日曜日は学生だと$8.00の入館料が無料になるというので、日曜日に行ってきました。半日で回れるほど良いサイズだったのですが、面白かったのがこれ。

f:id:Tobi8:20190114230922j:plain

美術館の中にいくつも学芸員さんからの質問が用意されていて、来館者が感じたことをポストイットに書いていくのです。これは人種問題に関するものでしたが、「××の絵画どう思う? 何を感じる?」と想像をかきたててくれるような質問もありました。どの分野の展示に関しても、美術館側のかなり強い意志というのを感じる展示方法で、中には「美術作品が社会問題解決に役に立てるだろうか?」という感じの質問もありましたねぇ。シカゴ、ボストン美術館とはまた違う美術館の面白さを教えてもらいました。

ついでに、写真は撮っていないのですが、沢口靖子さんにそっくりな女性(西洋の女性ですよ)が描かれた絵画を発見しました。友人と一緒に回っていたので、その場で2人で笑えて嬉しかったですね~。

 

また、ショッピングをしていた時はこんなものも見つけました。

f:id:Tobi8:20190114232051j:plain

ついでにお父さんver.もありましたよ・・・。

アメリカっぽいですよね~私の大好きなレモネードがこんな扱いされてて~。日本じゃ絶対に見かけない飲み物です。

 

ーーーーーーー

コロンバスにはトビタテ壮行会で出会った友人と話をするために行ったのですが、話をする中でやはり自分がどれほど恵まれているのかを感じました。私の大学には(もはや私がドン引きするほどの気力で)日本語を勉強している友人が何人もいて、彼らは頻繁に「〇〇と××の違いはなんだ?」とか「△△の漢字の意味は何か?」とか「分からんわ!」って言いたくなること結構聞いてくるんですね。でも、友人の周りの学生は致し方なく日本語を学んでいるいるようで、自分が教えたいなと思っても同じテンションの友人がいないようなんです。

 

お互い大学では福祉関係の勉強をしていることもあってそういう話になったり、アメリカの不便さ、悪口を言ったり、ひたすらサンドウィッチマンのお笑い見たり、ゆーったりだらだら過ごせた数日間でした。和食も日本人と食べるのが一番いいですね。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

寮に戻ってきた翌日には、なんと日本語学科の先生から特別招待を頂いて、周辺にお住いの日本人奥様会の新年会にご招待頂きました(厳密にいえば翌日に準備の料理のお手伝いを多少させて頂き、2日後に新年会)アメリカでおせち食べられると思ってなかったから大感動でした。もちろん家でずっと食べているおせちとは違いますが、部分的にでも食べられたことが嬉しい。やっぱり日本食最高。

f:id:Tobi8:20190114233414j:plain

伊達巻もタイマー使いながら作ったのです…!

声を大にして言いたいことは、

「やはり皆さん、日本に住んでいる日本人とは全然違うということ」

 

もうこれ誰に言っても自覚なしだったのですが、皆さん言いたいこと本当にずっけんばっかん言うし、なんか関係ない私がグサッと来てしまうようなドストレートな言葉にも平気で返す…。みなさん、メンタルがお強い、お強い。

おそらく英語を中心に生活していると、そっちの思考回路が強まるんですかね。びっくりしましたが、なんせ誰に言っても「えーーーーーそうなのーーーーー?!?!」みたいな感じで。自覚ないんかい!!!とさらにツッコミを入れたくなりました。

 

あとは外見。全くお化粧をしていない方もいらっしゃれば、金髪、ヒョウ柄でばっちり決められている方もいらっしゃって。正直、日本だったら「うおぉ…」って思われてしまうのだろうけども、みなさん「わぁ!素敵!」って仰ってて、「ほほう」となりました(笑)。日本と本当に全然ちがーう。

 

割と日本でも周りのこと考えず言いたいことずけずけ言っていた私でさえそう思うのですから、かわいらしい柔な方だったら怖くて仕方ない場だと思いますね(笑)でもみなさん裏表がない素敵な方たちで、私はこういうタイプの方々大好きです(カバーしているとかではなく、本当に)。楽しい会でした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、もう1つビックニュースが。

なんと寮の部屋を変えることができました!!!!!!!!!!!!!

 

ぱちぱちぱちぱちぱちぱち!!!!!

実はここにはあまり書いていませんでしたが、ルームメイトとの仲が異常なほど悪く、先学期は部屋にいないように努めていました。寮の設備、場所は学内で一番いいのですが、とにかく彼女と別れたくて部屋を変えました。人気の寮なので変えられないと思いきや突然メールが来て、「あなたの新しいお部屋は…」と言われたときはとびはねました!

 

そして数日前に全身筋肉痛になりましたが引っ越しを終え、気持ちを切り替えました。しかし新しいルームメイトさん…彼女自体はとてもいい人なのですが、彼氏が入り浸っているんですよねぇ…本当に3日間帰らずずっといるんですよ。落ち着かないのでやめていただきたい…仲悪くなりたくないので、「気持ちはわかる」とフォローしつつも伝えなくては…ともやもやしています。隣人も色々な意味でうるさい人たちなのですがここには書けないほどアウトな人たちなので控えます。察してください。昼夜問わずとんでもない音と声が聞こえてきて、昨日「いい加減にしろ!」と思って壁を計4発叩きました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後に。少し早いですが、6か月目の目標を。

前々から書いているように、春学期は本当に初心者モード卒業して、”自分”という単位を意識して、交流関係、活動範囲を少しでも広げたいと思っています。

クラスメイトに頑張って声かけたり、おすすめされた団体のイベントにちょっと参加してみたり、自炊生活ももっと極めて、国際交流をしたい学生が集うコミュニティに甘えすぎない!秋学期と違って、春はきちんと”勉強”をする学期にしたいので、「誰かと一緒にいたい~」というモードからは抜けて、自分のやりたいこと、目標に淡々と自立して取り組みたいと思っています。でもそれは別に友達と話さない!1人でいることに慣れるぞ!って肩ひじ張るという意味ではなく、もう留学生活終わりに近づいていることを意識して、前向きに生活します。

 

…新学期開始ということでリフレッシュされて爽やかな人間になっています。笑

1か月後、どんな報告するか楽しみにしていてくださいまし。

 

 

ルームメイトに頑張って言わなきゃな。

 

では!ばいばーい!

 

 

冬休み旅行③ ~Boston~

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

あけましておめでとうございます。どうしてもゆく年くる年を見ないのが気持ち悪くて母にLINEで動画を送ってもらいました。紅白もユーミンと桑田さんが一緒に歌ったそうで…やっぱりなんかちょっと落ち着かないです。

ついでに私は友達の家に泊まらせてもらっていて、ラプンツェルのパズルを1日やって、映画まで観ました。ご家族みんな優しくて本当に快適に非常にだらだら過ごさせてもらっています。本当は今日自分の寮に戻る予定だったのですが「なんで帰るのさ!」ってことで、次の旅行までいさせてもらえることに。本当に優しいご家族です。

 

ボストン旅行の最中にフロリダの振り返りをアップしましたが、あっという間にボストン旅行も終わってしまいました。残るはオハイオ旅行のみ…!早い…。記念にまたしつこく書きます!

 

 

--------------------
ボストンには、トビタテで出会った友人と行きました。こういうことがあるからトビタテって面白いし、ありがたいですね。変に気も遣わず、楽しかったです。シカゴと違って滞在時間が非常に短かったので、隅から隅まで満喫できたわけではないけれど、おそらくこれが通常の海外旅行ですよね。笑

 

〇行ったところ
*Quincy Market
ボストン中心部にあるマーケットです。ここのパンボールに入っているスープがねぇ!美味しかったんです!!しかもこれで9ドル!観光地なのに偉い!!ボストンに到着した次の日のブランチと去る前日の夜にリピートしました。ま、とにかく中国人が多かったです。クラムチャウダーとロブスターのスープにしました。

f:id:Tobi8:20190102015434j:plain

リピートした時の写真。ついでに初日に食べた時はロブスターロールも食べました。

 

*Hay Market (Public Market)
割とクインシーマーケットから近くにある別のマーケット。こっちは地元感があって、お野菜や海鮮ものも売っていました。ボストンで有名だというドーナツをゲット。甘かったけど、本当に美味しかったです。塩キャラメル味とココナッツ味を買いました。

 

*Museum of Fine Arts, Boston
はい、これが目当てです。日本の美術館頑張って!!って言いたくなるサイズでまぁ疲れますが、楽しかったです。チケットは学生料金で23ドルしましたが、なんと10日以内ならもう一度無料で入ることができると聞き、2日連続で行きました。しかも開館時間も曜日によって違くて、22:00まで開いている日もあれば17:00までの日も。

 

もちろん、目当てはこの部屋でした。

f:id:Tobi8:20190102015659j:plain

本当にモネとルノアール(の風景画)が大好きなんだなぁと実感(ついでに絵は全く描けません)
色遣いが本当にきれいで、しばらくお部屋にこもっていました。特にモネの『積みわら』(英語だと『Stack of wheat』)を見た時は、本当に感動しました。25枚もある連作らしいのですが、2週間前シカゴ美術館で6枚の絵を見て、その続きを見られたからです。きちんと調べてみたら世界中の美術館に散らばっていてなかなか制覇するのは難しいと思いますが、でもこんな贅沢ないよなぁありがたいなぁ…って留学させてもらえていることを本当にありがたく思いました。でもお土産ショップ見ている限り、モネの作品結構今どこかの美術館に貸していると思われますね。お土産屋さんで「あーこれ日本で見たぞ」っていう作品が実際には見つけられなかったです。まぁそりゃそうよね。日本で印象派展をやるときは世界中から2人の作品引っかき集めてるってことが良く分かりました。

 

ちょっと嬉しかったのがこれ。

f:id:Tobi8:20190102021430j:plain

手前にあるお花の絵。見えますか?


インフォメーションセンターの壁にかかっていたのですが、「はぁ…!かわいい…!」と思って近づいたらルノアールの作品だったこと。ってかそもそもこんな偉大な画家の作品を部屋でもない場所に飾るその余裕さよ。

 

あとあと、忘れちゃいけない。特別展としてプーさんの原画がたくさん飾られていました。てっきり原画が数枚あって、あとはプーさんにまつわるグッズが紹介されているのかな、なんて思いきや、プーさんの歴史、原画のてんこ盛りで1時間半近くプーさんの世界にいました。私がディズニー好きだと言うと驚く人が95%なんですが、本当にこっちも目に涙を浮かべながら見ておりました。素晴らしい。プーさんのこの精神、この頃忘れつつあった。自分を縛ることなく、大きなゆったりとした心で、無理せず、あったかく生きているあの感じ。カリカリした時この原画の写真見返して心落ち着けようと思います。

f:id:Tobi8:20190102015920j:plain

ついでに追加料金なしでした。ただ激混みだから時間指定だけされました。

 

結局、1日目にヨーロッパの展示とプーさん、2日目に現代アートとアジアの展示、アメリカの作品をちらっと見て去りました。全部見るのは厳しいし、ただ全部の部屋を歩いてもアジアの展示では私が聞いたことのない日本人の彫刻家の方の名前や日本の寺院を再現した部屋もありました。やっぱりなんか落ち着きますね。日本は無宗教とかなんとかいうけど、ギラギラした部屋よりやっぱり茶色の木の部屋の方がいいですね。

 

*Isabella Stewart Gardner Museum

BS番組でこの美術館について見たことがあって、是非行きたいと思っていた美術館です。イザベラさんという数百年前のめっちゃお金持ちの女性が世界中から美術作品を集めてできた美術館だそうです。いわゆるシカゴ美術館やボストン美術館と違って作品のキャプションがなかったので、美術史知らない私としてはなかなか大変でしたが、でも彼女の世界観が凝縮されている感じで行ってよかったです。でもところせましと作品がある感じで「もう少し空白スペースください!」となりました。中庭、とてもきれいでした。

ついでにイザベラさんというお名前の人は無料だそうです。あと1990年に警察官のふりをした泥棒が侵入して13点もの作品が盗まれたのだとか。実際に額縁しかない箇所とかありました。この事件に関して有力な情報を提供すると1000万円?もらえるらしい。

f:id:Tobi8:20190102020311j:plain

夕暮れ時に行ったので、すぐ暗くなってしまいましたが、吹き抜けだったので日中はもっと明るくてきれいだったんだろうな。


*Boston Public Library

ボストンを去る前日に行ってみたいと思い、ふと寄った図書館。公共図書館とは思えないほど豪華な図書館でした。市民は普通にここを利用するんですねぇ…実際に学生が勉強していたり、子ども用の本があるところでは多くの親子が本を読んでいました。というか図書館の中に子ども用の図書館がある感じでめっちゃ充実してました。ここで育つ子どもは素晴らしいわ。ついでにこの日は17:00閉館だったのですが、閉館が近づくと何か悪いことしたかのように追い立てられるベルが鳴って(火事でも起きたのか?って突っ込みたくなった)、職員さんのアナウンスで追い出されます。テクノロジーの国なのに時々すごいアナログな所も面白い。

f:id:Tobi8:20190102020434j:plain

これだけ見たら美術館か図書館か分からないでしょ、絶対。笑

f:id:Tobi8:20190102020511j:plain

ここも立派な一つの観光名所で観光客が沢山写真撮っていました。



*Boston Common

時間がない中で「やっぱり覗きたい!」と思って行ったボストンコモン。市民の憩いの場になっている場所らしいのですが、夜に行ったのでとっても寒かったし、暗くてよく見えませんでした。笑 でもクリスマスのイルミネーション(アメリカはクリスマス終わった後もしばらくイルミネーションを楽しむそう)がきれいでした。

 

*John F. Kennedy Presidential Museum & Library

中心部からは離れた場所にあるジョン・F・ケネディ大統領の博物館。政治学専攻の身としては是非行きたかったのですが、なんと閉まってました…ってか知らずに部屋から50分かけて博物館自体には行ったのです。そして「お金がないのでクローズします☆」という張り紙を発見。道理でまわりに人がいなかったわけだ…。どうやら年末になると予算不足でこういう事態が発生するらしいのですが、私はそんなアメリカ事情知らなかった…!ただただショックでした!!

 

Ghirardelli Ice Cream & Chocolate Shop

ボストンを去る前日の夜に行ったアイスクリーム屋さん!正直お金使いっぱなしで怖くて基本的にはスイーツに対してはお金をセーブしていたのですが、ボストンでは沢山自炊をしていたので、ご褒美としてバニラとエスプレッソ味を注文。このサイズよ。日本の4個分ぐらいあるんじゃない?おなか一杯になりました。笑 めっちゃおいしかったです、エスプレッソ味。

 

-------

さ、ボストンで感じたこと。

 

黒人の方が多い。

 

とにかくこれに尽きる。8割方、いや9割方黒人の方だったと思う。

ボストン自体がどうこうよりシカゴと比較してこんなに違うんだ、って素直に新鮮でした。

 

フロリダの記事で正直友人ではない黒人男性の方に対して怖いという気持ちを抱いてしまっていることを書きましたが、今回はそれを修正する旅行になりました。実は一緒に旅行に行った子がかっこいいキャリアウーマンの女性を見るたびに「かっこいい~♡」とか言っていて、笑 その子と一緒に過ごしているうちに、そして通りがかりの人が荷物運ぶのを手伝ってくれたり、道に迷っていると「乗り場あっちだよ!」ってサクッと教えてくれるうちに私の偏見が少しずつ溶けていきました。あと数日ボストンに滞在して自分の偏見を意識しながら過ごしたかったのですが、時間が足りなかったです。でも硬すぎて動かし方が分からなかった蛇口がどの方向に動かせばいいのか分かって、かつこれからも蛇口をひねり続けられそうな気がしています。最初どこ行く?と友達と話し合って、ボストンと決めた時は「ボストンって何できるんだ?」って少し思ったけど、行ってよかったです。

 

 

目の前で家族そろってパズルと格闘しているので、私も参加してきます。オハイオ行ったらまた書きます☆

 

では!ばいばーい!

 

 

 

冬休み旅行② ~Florida (Panama/Miami)~

 

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

まとめることないと思うから書かないと思う!って言いつつ、結局アウトプットしたいなと思うことを見つけてしまいました(苦笑) 旅行自体はぶっちゃけぐだぐだすぎて何をしたと言われたら、「ひたすらハンバーガーとポテト食べて、海と戯れた」で終わるのですが、将来見返して笑えるように書き出そうと思います。95%自分用に書きます。

 

---------------

まず!

私はこの旅行は日本人ではなく、留学先の大学で出会った友人たちと行きました。めちゃくちゃ仲の良い友人たちかと言われればそうでもなかったのですが(笑)、英語を話す環境になるべく身を置いておきたいと思って参加しました。

 

 

この旅がめちゃくちゃになった経緯から長々と語ろうと思います。

まずですね、Thanks givingの時(11月)に何人かの友人たちがブラックフライデー狙いでプチ旅行をしていました。私は予定が合わずで不参加だったのですが、参加した友人から「同じメンバーで冬にもどっか行こうって話してるよ」と聞き、「私も入れて―」と連絡しました。そしてこのメンバーの中にELS(英語だけを勉強するコース/大学のスケジュールとは異なり、独自のプログラムで動いている)の学生がいるのですが、彼らにはまとまった冬休みがなかったんです。でも数日の休みがもう明確な分、旅行日程を早く決められると思って、「ならば!」と参加することにしました。

私は①ご存知の通り他の友人たちとシカゴやボストンなど他の旅行を企画していた上に、②いちいち最寄りの空港に帰ると飛行機代非常に高くなることから、早く場所と日程を決めてフライトを取りたいと思っていました。12月は試験もありましたし。

 

しかし、ELSの子たちが「行きたい!」と言いつつ、本当に行くのかなかなか態度を決めない。場所によっては授業を1日休んだりしなくちゃいけないので、彼らが行くか行かないかで日程が変わるのに…参加メンバーは「はよ決めてくれ(´;ω;`)」状態でした。
結局、ELSの子を1人含む4人で行こうとなったのですが、直前に全く知らない現地の学生が突然参加!正直あまり社交的ではない私は「…彼女、誰?」状態で旅がスタートしました。

私は主にプランを立ててくれていた学生に「マイアミに行くのよね?」と確認を取り、車で大学から来る友人たちの道の途中にある空港のフライトを取りました。途中合流をしてマイアミを目指す予定でした。

 

 

 

しかーーーーーーーーーーーーーーし!!!!!!!!

 

 

 

その直前に参加することになった彼女が全く違う場所のAirbnbを取っていたのです!!!パナマビーチというところ!地図がこちら。

f:id:Tobi8:20181227233142j:plain

オレンジの線が本来の予定。実際は赤。

 

要するにこの旅、ほとんどドライブで終わりました。ちーん。
私は運転ができないので、後方座席に座っているだけだったのですが、それもそれで疲れるし、運転してくれている友人たちはもっと疲れる。

てっきり私はパナマってマイアミの近くにあると思っていたので、夜中2時ぐらいに部屋についてグーグルマップ開いて、「(;゚Д゚)」という感じ。

 

 

しかも!!!!!

 

パナマ、やることない。笑

 

 


2日連続でダウンタウン通って時間を潰しました。
そして結局やることなさ過ぎてAirbnbでおさえていた部屋を1日早く去ることにして、マイアミに向かいました。私は事前に「オーランドで合流して、マイアミの近くの空港でお別れする」って何度も伝えたのですが、それを完全に忘れていて、「オーランド行こう!」とか言い出して、「ちょいちょいちょい…」と私はフライトが変えられないか、パソコンとにらめっこする事態になりました。結局見つからなかったので、10時間ぐらいかけてマイアミへ。しかし、マイアミは鉄板の観光地なので、何もかもが高い。直前参加の学生が「このお店は行きたくない」とか騒ぎだして、なかなか物事が前に進まない笑。でも食後のアイスだけは絶対でまた彼女のためにアイスを求め歩き続ける…(結局閉店してたけど)

 

 

 

伝わりますでしょうか、グダグダな感じ。拡大解釈してはいけないのですが、スパニッシュ系の人たちって自分のやりたいことや主張は語気強めなのですが、何か不都合なことがあるとひたすら「だから言ったじゃん!!!」みたいに不機嫌になりかけたり、自分のせいで迷惑かけた時もSorryの一言もない人の割合(あくまで割合!)が高めな気がします…………。もちろん、人によりますよ、分かってます。でも「どうしてここまで身勝手なの」って後半居心地が悪くなり、超ジェントルマンな男性陣2人も彼女がいなくなると「…( ;∀;)」って感じになっちゃったんですねぇ。後半彼女が何か呟いてもみんな疲れちゃって何も言わなかったり…笑

 

ってことでシカゴとは全く違う数日間を過ごしたのですが、これもこれでいい思い出になるというか、学生らしい旅行だったなと思っています。笑

 


---------------------

でも、この旅を通じてジェントルマン2人への信頼感?がぎゅんっと急上昇しました。やっぱり一緒に旅をすると話す時間が普段より圧倒的にあるから、色々話せるものですね。2人は中国(Aさんとする)サウジアラビア(ってことでこっちはBさん)から来た学生で2人とも交換留学生ではなく、正規で4年間通っている学生です。Aさんは来期で卒業、院へ。Bさんは日本にもとっても興味を持ってくれている2年生です。

 

Aさんは何個か年上ということもあって、しかも今は英語ペラペラですけど、3年前はやはり苦労したようで、いかに留学生が大変かもよく理解してくれているんですね。私にとっては兄のような存在で以前から時々相談に乗ってもらっていました。
Bさんには時々日本語を教えたり、普通に話すことはあったけど、とにかくパーティー大好き!というイメージで(毎週彼の家でやっていることを知っていたので)、好きだし、実際にシカゴ行くときも彼に最寄りの空港まで送ってもらったり、仲良くはなっていたのですが、あまり彼自身がでどんな人なのかは知らなかったんです。正直、彼はこの旅の前までは彼がどこの国から来たのかよく分かっておらず、サウジアラビアだっけ?なんか中東のどっかだよね?」みたいな認識でした。


私はパーティー好きの人間とはなんか仲良くなりきれない部分を感じていたのですが、彼とは話せば話すほど仲良くなっていると感じていました。旅行の際中、私はなんでだろう?と考えたんですね。そして思いつく最大の要因が“彼が日本に多大な興味を持ってくれているということ”だったと気付きました(そうではない人たちとも仲良くなれるようになるのが私の次の課題なのですがね)。ならば、その逆を私もするべきだ、したい、と考えるようになりました。つまり、彼が日本に興味を持ってくれているように、私もこの人のことをもっと知るために背景にある文化、歴史を勉強したい、学びたいと、ってか学ばなきゃと。そしてその姿勢は私の次の課題にも必ずプラスの方向に働くに違いない、と。なので、マイアミビーチを歩いている時にちょっと色々尋ねてみました。すると、嬉しそうに色々話してくれたんです。ちょっと冬休みの間に色々勉強して彼に質問しようと思うようになりました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は学校でそこまで長い時間をかけて習った覚えはないのですが、ニューヨークの同時多発テロってありましたよね。ビーチで色々話した後、部屋でも彼は色々私たちに話してくれました。あのテロの犯人はサウジアラビア人だったこともあって、彼はアメリカでの生活で時々壁にぶち当たるそうです。特にニューヨークにいた頃は「どこ出身?」と聞かれても、「India!」と答えたり、事件が起きた時期は先生から「君に何かが起こるかもしれなから気を付けて」と言われたり。そして今の大学で出会った“友人”に「あなたのこと大好き。でも一生信用することはない」と言われたそう。彼の周りにいるサウジアラビアの友人たちは「何故アメリカ人と仲良くなれているの?」と聞いてくるらしい。悲しくないですか。所詮一対一の人間のはずなのに背景にある様々な事柄が影響して真の関係を築くのを阻害しているって。彼は今でも家に白人を招くのが怖かったり、色々と思うことがあるみたいですが、これはほとんど彼のせいではなくて、そのように彼に感じさせざるを得ない社会のせいでもあるんだなって。彼に”ひどいこと”を言った友人もそう。彼女は他人のこと考えない自己中さんで私も苦手ですが、決して彼女のパワフルな性格のせいだけではない。だからこそその人が持っている背景、つまり歴史、文化をなるべく当の本人から学びたい、と強く思うのです。最初に相手を〇〇人ってタグ付けするのは当然だと思いますが、そこで終わらず、その人がどんな人なのか、そしてその奥に何があるのか学びたいです。

 

 

そして、彼の話を聞いていて思ったこと。
私は人種差別主義者なんじゃないかということ。どうしても今でも黒人の男の人を見ると「怖い」と思ってしまうんです。別にそう思いたいわけじゃないし、みんな一緒であることは頭では分かっています。女の人は大丈夫。普通に何人も友人がいます。表情が見えにくいからなのか、日本ではあまり見かけなくて慣れていないからなのか。はたまた男性だからなのか。でもその彼が言ってたんですね。「黒人は自分たちのこと理解してくれる」って。自分たちが差別されてきた歴史があるから、分かってくれるって。もちろん拡大解釈してはいけません。全員がそうではない。白人の人の中にだって理解してくれる人はいるはず。でもこの話は私に新しい観点をもたらしてくれたような気がしています。春学期も引き続き人種に関しての授業は取るので、自分の気持ちに素直になって、まわりに伝えながら自分の意識を変えていきたいです。正直ここに書くの怖いんですけど、でも書きます。なよなよしたくない。(この話早速続きがあります!ボストンの振り返りで書きます!)

 


最後にもう一つ。

今までのブログにもこちらでの他の日本人留学生との距離の取り方について苦労していたことを吐露しましたが、結果的に私は自分が正しいと思える選択ができたなと思うことができました。2か月目の振り返りにも書いたように、秋学期は全体を通じて他の日本人学生との距離の取り方に悩んだ学期でした。嫌な思いもしましたが、やはり結果を出している留学生やネイティブは(英語学習という観点では)日本人同士でつるみあう学生をよく捉えていなかったのです。私が思っていた以上に。「××の言っていることは時々よく分からない」とか日本人学生間での英語力の差とか。正直、自分がいないところでこのように言われるのはつらいので、頑張ってきてよかったなと思ってしまいました。春学期はもう自信もって、初心者モード卒業して最後の学期を楽しみたいと思います。

 

 


総じて言えることは、ここに書いたこと、全てそのまま友人たちに伝えられたということ。言いにくいことも含めて素直に打ち明けられる友人たちと留学先で出会えたこと、そしてこの旅行を通じてさらにそういう友人が増えたことを本当に心から嬉しく思います。幸せ。

 

p.s.旅行の関係でブログにアクセスする回数が私自身増えているのですが、記事別のアクセス割合見ると、私のお化け屋敷怖いよ事件が断トツ1位になっています。タイトルのつけ方が悪かったんでしょうね、おそらく。期待している内容とは絶対に違う気がする汗 その後トビタテの事前研修が続いているのですが、第10期の研修が近いのかな?自分の知らないところで何が起きているのかが分からないので、やっぱり少しビビってます(‘_’)

 

次の更新(ボストン)は来年になってからな気がします。年内に出来るかもしれないけど…色々また考えましたよ(*‘ω‘ *) 

 

年賀状読めないのが辛いですが、みなさん良いお年を。

 

では!ばいばーい!

アメリカ生活4か月目~秋学期の振り返り~

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

シカゴ旅行の報告をあげたばかりですが、22日を過ぎたので、1か月の振り返りもします。でも今月は試験もあってなんか特別な月でしたので、秋学期の振り返りもかねて書こうと思います。

 

4か月目の自分について…

 

怠けてました。色々と。

 

はい、3か月目の振り返りで「自分の英語力伸びたかも」なんて調子乗ってたんですね。今月は正直…10点ぐらいです。なんかこちらの生活に慣れて逆に怠けてきてしまいました。12月は初週で完全に授業が終わり、2週目は試験週間→冬休みという流れで他の月とは違う+試験期間なので忙しい人は忙しく、まわりもあまり余裕がない。友人たちとゆっくり話す余裕もなく、部屋で一人過ごしているとどうしても日本語で色々考えてしまう時間があり…良くない1か月を過ごしてしまいました。

 

もちろん試験勉強、ファイナルレポートをやらなくてはならなかったんですが、正直日本の大学と違って、学期末に沢山試験があるわけではないんです。私は試験1つ+レポート1つ、人によってはレポートのみ、平均的には試験3つほどというところでしょうか。期末のみの評価ではないので、そこまで大変じゃないんですよね。でもまぁ「試験だぁ!」って大学側もストレス発散イベント(夜の10時から食堂でパンケーキを無料提供、図書館の中はカードゲーム、パズルが沢山)を用意していて、なんかムードとして急ぎたてられている感じがしました。

 

そして私の場合、学期制の食堂回数券(50回)を利用していたのですが、逆にセーブしすぎて後半食堂に通わなくちゃならなくなったんです。そしてピザとワッフルにはまり……いいことないですね…絶対太ってます。そして体に良くないもの食べて過ぎているから体調が悪いだからなんとなく体がだるい。春学期の終わりはこんなにならないように気を付けます。どんなに忙しくても自分と向き合う時間という意味でもジャーナルは書き続けます。宣言。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秋学期に履修した授業についても触れたいと思います。取った授業は4つ。

① ELS (80分授業週×2回、120分×週1回)

② 女性学入門 (80分×週2回)

③ マスコミ入門 (本来は55分×週3回)

④ 社会問題 (80分×週2回)             日本語に訳すとなんか奇妙…

 

① ELS 

留学生向けの英語の授業です。なので全然難しくないです。私はとにかく自分の英語力に全く自信がなかったので、4つもアカデミックな授業を取ると気が狂うことが分かっていました。少しでも負担を軽くするためにとりました。初回の授業でクラスメートの95%はチャイニーズだと分かった時は(しかも彼らは授業中でもチャイ語を話すし、いつも一緒に行動します)「取るべきじゃなかった」と思ったのですが、結果的に取ってよかったと思います。その中国の子たちとも仲良くなれましたし、宿題は面倒でしたが、確かに他の授業に集中できました。


② 女性学入門

日本の大学だときちんと教えているイメージがなかったこともあり、せっかくだからと取った授業。面白かったですが、正直フェミニスト養成講座(言い方悪くてごめんなさい)みたいな感じで、少し引きながら受けていました。この授業を通じて感じたことは、日本の方が男女の違いって強調されている気がしてたけど、意外とアメリカの方が男の人は”筋肉もりもりの強い人”、女の人は”きれいで髪長くて美しくて少しセクシーな人”がよしとされている、未だに古いステレオタイプが根強く残っていること。ショートカットの女性はレズビアンだと考える人も未だにいるみたいですし、アメリカの映画とか確かによく見ると似たものばっかり。

授業自体はノート取って、小テスト受けて(ノート見ながらだから簡単)、リアクションペーパー5回とファイナルペーパーでした。正直何を学んだかと聞かれると難しい…この授業を通じてこれから何を考えていくかを考えることがむしろ大事かな、と。


③ マスコミ入門 

この授業は本当にゴミでした。まず週3回授業があるはずなのに毎週金曜は休講、そして他の授業も30分以内で終わる。ウェブ上の小テスト15回くらいとテストが3回ありましたが、ネット上のものなので調べれば答えが出てくるんですね~。何にも学んでないです。出席点取るとかいいながら学期後半まで取らなかったし、Extra credit(ポイント稼ぐ追加チャンスの機会)「小学生の課題か⁈」みたいな内容で、こんなのがまかり通るのかと。もちろん名門大学は全く違うと思いますが、アメリカの大学生=めっちゃ勉強しているとは思わない方がいいですね


④ 社会問題 

はい!今学期はこの授業のためにあったといっても全く過言ではないです。色々なことを学びました。授業のタイトル通り、アメリカの社会問題について学ぶ授業なのですが、人種、貧困、健康、刑務所(多くの人が刑務所に収容されている事態について)、移民など日本だと扱わないようなテーマについて、テキストを読んで先生の主導でディスカッションを行うスタイルでした。毎週授業の頭に予習課題のリーディングを踏まえて、フリーライティングがあったのですが、なんと先生が特別に授業前にライティングのテーマをメールで教えてくれて、私は事前にメールで提出することを許可してくれました。本当に留学生のことをよく理解してくれていて、ありとあらゆる特別扱いをしてくれました。試験にも追加時間をくれましたし、なんならThanks givingの期間には先生のお宅でディナー頂いてしまいましたし。

 

実は数年前に同じ大学の学生がこの先生の授業をとっていたんですね。多分10年分ぐらいの留学報告書を読み込みました。その学生さんが先生のことをべた褒めしていて、とにかく留学生に優しい先生の授業取りたかったので、先生の授業を取りました。学期前に「英語できません。授業録音させてください」とメールしたら先生がその学生さんのことを覚えていて、フリーライティング、試験、ノートの補助など本当に様々なスペシャルサポートをしてくれました。オフィスアワーで先生のオフィスにお邪魔した時は日本茶入れてくれますし、なんかもうなんでここまで優しいの…って感動しています。

 

まだまだこの先生から学びたいと思い、春学期もこの先生の授業を履修する予定です。トビタテの実践活動に関してもこの先生に助けてもらいながら進めたぐらいなのです。この先生に出会えて本当に嬉しかったです。

 

この授業を通じて得たことは”構造的に物事を捉える視点”です。何か社会的な観点から常識から外れたことをしている人たちを”いかれた人たち”とすぐに判断するのではなくて、どんな社会構造が彼らをそうさせているのか考える必要があるな、と。健康問題が一番わかりやすいと思いますが、ファーストフードばかり食べている肥満体系の人に「怠けている!」とだけ叫んでいてもあんまり意味なくて、どんな社会構造がそうさせているのか論理的に頭が冷静な状態で考える必要があるということ。人種問題もそう。感情的に騒ぐ人たちがなぜそうなったのか、どんな社会通念が彼らをそういう状態に駆り立てているのか冷静に考えよ、と。

 

春学期は秋学期は難しくて諦めた政治学の授業と『アジアの歴史』、引き続きアメリカの社会問題を扱う授業を取る予定です。秋学期に比べて何倍もハードになります。頑張ります。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、多くの人が興味を持っているであろうテーマ。

「この4か月でどれぐらい英語力が伸びたのか」

 

時々未だに困惑しますが、基本的に日常生活には困らなくなってきました。授業も(事前課題などがある場合、特に授業の内容は予測できるので)そこまで困らずに受けられるようになりました。しかし、自分が満足するほど伸びているのかと言われれば全くそうではないです。今日もアクアマンという映画を見たのですが、半分以上何言ってんのかいまいちよく分かりませんでした。私は最終的に英語で情報が取り込める人間になるのが目標(具体的に言えば新聞や映画を困らずに読める/見られるようになりたい)なので、本当にまだまだです。冬休みも楽しみながら英語を勉強する時間を確保します。誓う。

 

追記: 英語力に関してもう少し具体的に書いておこうと思ったので加筆。
学期始めは予習のリーディングにとてもとても苦戦していました。やり方もイマイチよく分からないので、分からない単語があるたびに調べて、何度も同じパラグラフ読んで…って。友人に「お前、その1ページに何分かけてるんだよ」って言われたときもありました。
でも徐々にやり方を掴み、全部を理解しようとしない、読んでいて大事そうなところだけかいつまんで理解していく方法へ変わりました。そしてブログを読んでくれている留学中の友人が私の過去の記事を読んで名づけてくれたのですが、「11月の奇跡」というのが起こります。毎日ではないのですが、時々信じられないぐらい英文が頭に入ってくるマジックにかかったような日があるのです。普段なら3日ぐらいかけてやる課題を1日で終えられたことを記憶しています。逆にその後は信じられないぐらい英文が頭に入ってこない日もあるのですが、階段を登ったり下りたりしながら全体的には少しずつ階段を登っているイメージです。

また、さっき書いたようにフリーライティングをおそらく20回以上は授業で行いました。自分で平行してやっていたこともあり、後半にかけて言いたいことが(文法エラーはそりゃ沢山あると思いますが)すぐに言葉にできるようになりました。

秋学期全体を見れば、(飛行機に例えると)エンジンがかかって長い助走を終えた感覚です。春学期に最後の学期だ!と開き直ってどこまで頑張れるかで急上昇するか低空飛行で終わる気がします(ついでに着陸するときはもう英語ペラペラ、何も困らないぜ状態)

 

今フロリダにいるのですが、本当にリラックスしていて特に書くことなさそうなので、ボストン終わったら書きます。

 

では!ばいばーい!

冬休み旅行① ~Chicago~

 

どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。

 

1週間前にファイナルペーパーを提出し、無事に秋学期を終えました。留学当初は「こんな授業絶対ついていけねぇ…」と不安に駆られていた私ですが、上手く力の抜き方というものを学び、無事に全てAをとることができました…!(でも日本の大学と比べて比較的Aは取りやすいと思いますし、先生方のスペシャルサポートがあった故での成績ですがね)

ということで、冬休みは超豪華贅沢旅行をしております。今までの貯金を切り崩してシカゴ、フロリダ、ボストン、オハイオ州へ行きます。

そして、早速シカゴの旅を終えてしまいました…早い~今日はその報告を。

 

---------------------

 

実はシカゴには1週間近く滞在しました。Airbnbを利用したので、宿泊費は安く抑えられましたが、まぁ周りには「ながっ」と驚かれました。訪れた場所はこんな感じ。

① The Bean (有名なモニュメント)

② Navy Pier (ショッピングモール的なところ)

③ Wills Tower 

④ The zoo (無料の動物園。でも動物ほとんどいなかった笑)

Museum of Science and Industry  (子どもから大人まで楽しめる博物館)

⑥ Art Institute of Chicago

 

レストラン系は…
⑥ Wildberry Pancakes and Cafe (まさかの2時間待ち。原宿かよ。)
⑦ Stan's Donuts & Coffee (すんごい甘かった。砂糖×砂糖×砂糖って感じ)
⑧ 輝月 (ラーメン屋さん!すごい美味しかった。和食最高)
⑨ Gus’s famous world chicken
⑩ French Market (色々なお店が一か所に出店しているエリア。本当はもっと通いたかった…。)
⑪ Lou Malnati’s Pizzeria   

…という感じです。あとは古着屋さんでのショッピングや中心街で行われていたChristmas Marketにも足を運びました。一部抜粋して文字化しておこう。

 

③ Wills Tower
有名な観光地の一つみたいです。すんごい高いビルです。基本的に夜景とか興味ないのですが、友人が行きたいというので行ってみました。調べてみると入場に3時間待ちとか出てきて、恐る恐る行ったのですが、まさかのガラガラ!!!平日最高!!!本当は夕日~夜景を見たかったのですが、お買い物してたら日沈んでたんですよね~夕日は見逃しましたが、でも本当にきれいな夜景でした。これは例外。すんごかった…。

f:id:Tobi8:20181223121410p:plain

 

⑤ Art Institute of Chicago
世界的な美術館の一つ、シカゴ美術館です。一番楽しみにしていました。混むとチケット買うのに時間がかかるというので、先にチケット買って(10ドル高い優先パス)行ったのですが、こちらもガラガラ―――!!!$29チケット買う必要なかった――――!でも開館とほぼ同時の10:30過ぎに入って夜7時までいました。ついでに全部の作品は見ていません。「1日あっても足りない」というのは本当でした。

恥ずかしいことに私は美術史ほぼ知らないのですが、印象派だけは大好きです。色使いが本当に素敵で、母の影響も受けてルノアール、モネは本当に素敵だなぁと思っております。ということでシカゴ美術館は印象派祭り!!!!「この絵のためだけに何千円も払って日本で見たぞ…これ」みたいなのがいくつもありました。そしてなにより写真撮影可は素晴らしいいいいいい☆☆!!なんせ展示数がえげつないので、後半はお腹いっぱいでした。「もうここに来ることはないかもしれないぞ(ってか多分ないぞ)」って自分に言い聞かせつつ、もうすごすぎて圧倒されていました。

でも、私が一目ぼれしたルノアールの『縫い物をする若い女』の女の子が可愛すぎてしばらく絵の前に突っ立っていたのですが、お土産屋さん行ってもポストカードも何もない!!ルノアールの作品だけを集めたポストカード集にも入ってない!どうかしてる!「なんでよ!」ってなって結局何も買わずに出てきました。

 

この美術館にいて感じたことは3つ。

① 子どもたちが多い

そういう時期だからなのかは分かりませんが、社会科見学で訪れている小学生~中学生?が非常に多かったです。そして騒いでしまっていてもそこまで大人たちもおこ!ってなっていない。日本だとそこまで美術館巡りってやってたかな?

 

② 宗教の勉強したいし、しないと、やはり。

印象派の展示を一通り見て、次のセクションに進んだとき、あまりにも宗教(キリスト教)に関する絵が多すぎて驚きました。正直、宗教に関しては無知なのでもっと歴史や考え方を知っていればもっと面白く絵を見られたんだろうなと…でもどこから勉強すればいいの?という感じなので、面白そうな本を見つけ次第、時間をかけて少しずつ勉強していこうと思います。

 

③ 日本はまだ捨てたものじゃない

こちらに来てから、HONDA,TOYOTA,NISSANと日本車を多く見かけたり、SONYやNICONなど多くの日本製製品が使われているのを見て、「日本はもうあと衰退するばかり☆」と思っていた私は少し驚いたんですね。そしてシカゴ美術館ではたまたま浮世絵展が開催されていて、西洋の美術館が保管している絵が集結していました。行ってみるとびっくり。多くの人が日本の絵に興味津々で、一つの絵を見ながら「ここの色は…」と感想を伝えあっている姿を見て感動してしまいました。

でも、春画の展示もあったんですよ、しかも結構生々しい。世界の変態市場は日本が独占してるって友人に言われたことがあったんですけど、何百年も前からそうなのか、ってなんか何とも言えぬ気持ちになりました。

日本のブランド、文化って捨てたものじゃないんだ、と失われた20年の中で育った21歳は心が温かくなりました。

お土産屋さんでも浮世絵グッズばかり集めていた方も見かけて本当にありがたやってなりました。

 

⑨ Gus’s famous world chicken
みなさん、Youtuberのバイリンガールちかさんってご存知ですか?留学生の8割方は知っているんじゃないかと個人的に思っているのですが、英会話レッスンや旅行動画の動画を多く挙げているYoutuberさんです。実はちかさんが去年旦那さんとアメリカ横断旅行をしていて、その中で超おいしそうなチキンレストランに行ってたんです。留学前にアメリカ行ったら食べに行きたいな~」なんて思ってたのですが、私の留学先はなんせド田舎。ないんですね~こんなレストラン。諦めていたのですが、友人とAirbnbの部屋でたまたまこの動画を見て、動画内でちかさんがチェーン店だというので、調べてみたらシカゴにもある!しかも中心街!というわけで行ってまいりました。

じゃんっ。

f:id:Tobi8:20181223123819j:plain

これでチップ込みで$13くらいでした…安い!

 

ほんとーーーーーーーうにに美味しかった。フライドオクラがめちゃウマだったんですよ。日本帰国したら母に頼んでみます。衣が違うのかなぁ。あまりフライドチキンって日本でも食べませんが、少なくとも21年の人生の中で一番おいしいチキンでした。

ついでに動画のリンクはこちら:

感動的に美味しいアメリカのフライドチキン!Gus Fried Chicken! 〔#603〕【🇺🇸横断の旅 30】 - YouTube

 

⑪ Lou Malnati’s Pizzeria
シカゴと言えば⇒シカゴピザ!!!焼き上がりに45分から1時間待つのですがその甲斐がありました。なんせチーズが伸びる伸びる伸びる…!2人ともおなかすいていたので、2人用で足りるかね~?笑なんていっていたのですが、すごいおなかにたまります。ただのピザでしょ?と言われれば、確かにピザなんですが、チーズの伸びがすごすぎて次の日も食べようかと真剣に友達と話したぐらいです(時間なくていけませんでしたが)

f:id:Tobi8:20181223124347j:plain

たった2切れでおなかいっぱいになりました。

 

ショッピングもたくさんしました。古着屋さん巡りです。高いものは高いのですが、安いのは$10.00以下で買えます!ですが、ワンピースに一目ぼれしてしまい、$25.00もするワンピースを買ってしまった…日本にいた時もアウトレットのセールでしか洋服を買わない身としてはかなり迷ったのですが、仕方ない…惚れてしまった。柄物のセーターとかも見ているだけでも楽しかったです。

f:id:Tobi8:20181224014511j:plain

ワンピースを見つけてしまったお店。めっちゃ広いです。

 

---------------------

1週間通じて感じたことも書いておきます。

まず、なにより…

① チャイニーズパワー恐るべし

もうね、街中(特に観光地)歩いているとチャイニーズだらけです!!!本当にチャイニーズで溢れかえっていました。「数より質でしょ」なんてお上品な言葉もありますが、いやいや数も大切。実際に美術館の音声解説は英語かスペイン語か中国語でした。もう「アジアの覇権は日本が握ってたのに…」とか「中国なんてパクリ商品ばかり」とか言っている場合じゃないなと。もうこの最強大国と”どう仲良くするか”を考えないと、無駄に敵に回すと自爆するぞ、我々と思いながら街中を歩いていました。

 

② よくよく考えてみれば海外旅行、きちんと楽しめた

今でも自分の英語力を残念に思う日々ですが、留学前に海外旅行できたかと思うと、少なくとも快適には出来なかった気がするんですよね。「英語話せない…」って緊張して、何か我慢することが多かった気がします。でも、4か月だけですがアメリカで生活したことでアメリカが全く馴染みのない国ではなくなって、快適に過ごすことができました。コンフォートゾーン広がったかな、笑

 

③ でもまだまだ勉強しないと

調子に乗ってはいけない。相手の言っていることが理解できないタイミングはたくさんありました。飛行機のアナウンスが一番いい例。「ん?なんつった?」という感じでなんとなくわかっても、確信は出来ない…みたいなのがたくさんありました。これからも意識的にきちんと気を引き締めて勉強していかないと、と思わせてくれました。

 

総じてシカゴはとっても素敵な街でした。そこまで広くないけど、どの駅も本当にかわいくて、すごい楽しいけど、窮屈じゃない。中心街から10分電車乗れば住宅街ですし、スーパーにお魚きちんと売ってますし。16時半ぐらいにはもう日が沈んで、17時~18時は帰宅ラッシュで街中が車の大渋滞、クラクションの大合奏状態でした。でもそんな音も久しぶりに聞いたので、「都会だぁ~♡」ってなりましたし、なんせ大学周辺では見かけないスーツを着た大人がたくさんいてときめいてばかりでした。

 

追記: 大事なこと書き忘れていました。移動には基本的に電車、バスを利用したんですが、3日間乗り放題$20.00ドルのカードを購入したんですね。しかし、何故か4日目、5日目も使えてしまったんです…実は私たちバカで2日目に1日乗り放題券$10.00のを購入して、「損した―!」なんて言ってたんですが、もしかしたら3日間のチケットで1週間豪遊できた可能性あり…(7日間乗り放題$28.00のもありましたがね) どなたかシカゴ行く方いたら是非チャレンジしてください。人がいる前で未だに使えるか試してみるのスリル満点です。

 

なんかもう少し言いたいことがある気がするのですが…もうフロリダに移動していて記憶が飛び始めています…思い出したら追記します&月次ブログも書きます!

 

では!ばいばーい!