冬休み旅行③ ~Boston~
どーもこんにちは(・∀・) ゆきです。
あけましておめでとうございます。どうしても『ゆく年くる年』を見ないのが気持ち悪くて母にLINEで動画を送ってもらいました。紅白もユーミンと桑田さんが一緒に歌ったそうで…やっぱりなんかちょっと落ち着かないです。
ついでに私は友達の家に泊まらせてもらっていて、ラプンツェルのパズルを1日やって、映画まで観ました。ご家族みんな優しくて本当に快適に非常にだらだら過ごさせてもらっています。本当は今日自分の寮に戻る予定だったのですが「なんで帰るのさ!」ってことで、次の旅行までいさせてもらえることに。本当に優しいご家族です。
ボストン旅行の最中にフロリダの振り返りをアップしましたが、あっという間にボストン旅行も終わってしまいました。残るはオハイオ旅行のみ…!早い…。記念にまたしつこく書きます!
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ボストンには、トビタテで出会った友人と行きました。こういうことがあるからトビタテって面白いし、ありがたいですね。変に気も遣わず、楽しかったです。シカゴと違って滞在時間が非常に短かったので、隅から隅まで満喫できたわけではないけれど、おそらくこれが通常の海外旅行ですよね。笑
〇行ったところ
*Quincy Market
ボストン中心部にあるマーケットです。ここのパンボールに入っているスープがねぇ!美味しかったんです!!しかもこれで9ドル!観光地なのに偉い!!ボストンに到着した次の日のブランチと去る前日の夜にリピートしました。ま、とにかく中国人が多かったです。クラムチャウダーとロブスターのスープにしました。
*Hay Market (Public Market)
割とクインシーマーケットから近くにある別のマーケット。こっちは地元感があって、お野菜や海鮮ものも売っていました。ボストンで有名だというドーナツをゲット。甘かったけど、本当に美味しかったです。塩キャラメル味とココナッツ味を買いました。
*Museum of Fine Arts, Boston
はい、これが目当てです。日本の美術館頑張って!!って言いたくなるサイズでまぁ疲れますが、楽しかったです。チケットは学生料金で23ドルしましたが、なんと10日以内ならもう一度無料で入ることができると聞き、2日連続で行きました。しかも開館時間も曜日によって違くて、22:00まで開いている日もあれば17:00までの日も。
もちろん、目当てはこの部屋でした。
本当にモネとルノアール(の風景画)が大好きなんだなぁと実感(ついでに絵は全く描けません)。
色遣いが本当にきれいで、しばらくお部屋にこもっていました。特にモネの『積みわら』(英語だと『Stack of wheat』)を見た時は、本当に感動しました。25枚もある連作らしいのですが、2週間前シカゴ美術館で6枚の絵を見て、その続きを見られたからです。きちんと調べてみたら世界中の美術館に散らばっていてなかなか制覇するのは難しいと思いますが、でもこんな贅沢ないよなぁありがたいなぁ…って留学させてもらえていることを本当にありがたく思いました。でもお土産ショップ見ている限り、モネの作品結構今どこかの美術館に貸していると思われますね。お土産屋さんで「あーこれ日本で見たぞ」っていう作品が実際には見つけられなかったです。まぁそりゃそうよね。日本で印象派展をやるときは世界中から2人の作品引っかき集めてるってことが良く分かりました。
ちょっと嬉しかったのがこれ。
インフォメーションセンターの壁にかかっていたのですが、「はぁ…!かわいい…!」と思って近づいたらルノアールの作品だったこと。ってかそもそもこんな偉大な画家の作品を部屋でもない場所に飾るその余裕さよ。
あとあと、忘れちゃいけない。特別展としてプーさんの原画がたくさん飾られていました。てっきり原画が数枚あって、あとはプーさんにまつわるグッズが紹介されているのかな、なんて思いきや、プーさんの歴史、原画のてんこ盛りで1時間半近くプーさんの世界にいました。私がディズニー好きだと言うと驚く人が95%なんですが、本当にこっちも目に涙を浮かべながら見ておりました。素晴らしい。プーさんのこの精神、この頃忘れつつあった。自分を縛ることなく、大きなゆったりとした心で、無理せず、あったかく生きているあの感じ。カリカリした時この原画の写真見返して心落ち着けようと思います。
結局、1日目にヨーロッパの展示とプーさん、2日目に現代アートとアジアの展示、アメリカの作品をちらっと見て去りました。全部見るのは厳しいし、ただ全部の部屋を歩いてもアジアの展示では私が聞いたことのない日本人の彫刻家の方の名前や日本の寺院を再現した部屋もありました。やっぱりなんか落ち着きますね。日本は無宗教とかなんとかいうけど、ギラギラした部屋よりやっぱり茶色の木の部屋の方がいいですね。
*Isabella Stewart Gardner Museum
BS番組でこの美術館について見たことがあって、是非行きたいと思っていた美術館です。イザベラさんという数百年前のめっちゃお金持ちの女性が世界中から美術作品を集めてできた美術館だそうです。いわゆるシカゴ美術館やボストン美術館と違って作品のキャプションがなかったので、美術史知らない私としてはなかなか大変でしたが、でも彼女の世界観が凝縮されている感じで行ってよかったです。でもところせましと作品がある感じで「もう少し空白スペースください!」となりました。中庭、とてもきれいでした。
ついでにイザベラさんというお名前の人は無料だそうです。あと1990年に警察官のふりをした泥棒が侵入して13点もの作品が盗まれたのだとか。実際に額縁しかない箇所とかありました。この事件に関して有力な情報を提供すると1000万円?もらえるらしい。
*Boston Public Library
ボストンを去る前日に行ってみたいと思い、ふと寄った図書館。公共図書館とは思えないほど豪華な図書館でした。市民は普通にここを利用するんですねぇ…実際に学生が勉強していたり、子ども用の本があるところでは多くの親子が本を読んでいました。というか図書館の中に子ども用の図書館がある感じでめっちゃ充実してました。ここで育つ子どもは素晴らしいわ。ついでにこの日は17:00閉館だったのですが、閉館が近づくと何か悪いことしたかのように追い立てられるベルが鳴って(火事でも起きたのか?って突っ込みたくなった)、職員さんのアナウンスで追い出されます。テクノロジーの国なのに時々すごいアナログな所も面白い。
*Boston Common
時間がない中で「やっぱり覗きたい!」と思って行ったボストンコモン。市民の憩いの場になっている場所らしいのですが、夜に行ったのでとっても寒かったし、暗くてよく見えませんでした。笑 でもクリスマスのイルミネーション(アメリカはクリスマス終わった後もしばらくイルミネーションを楽しむそう)がきれいでした。
*John F. Kennedy Presidential Museum & Library
中心部からは離れた場所にあるジョン・F・ケネディ大統領の博物館。政治学専攻の身としては是非行きたかったのですが、なんと閉まってました…ってか知らずに部屋から50分かけて博物館自体には行ったのです。そして「お金がないのでクローズします☆」という張り紙を発見。道理でまわりに人がいなかったわけだ…。どうやら年末になると予算不足でこういう事態が発生するらしいのですが、私はそんなアメリカ事情知らなかった…!ただただショックでした!!
*Ghirardelli Ice Cream & Chocolate Shop
ボストンを去る前日の夜に行ったアイスクリーム屋さん!正直お金使いっぱなしで怖くて基本的にはスイーツに対してはお金をセーブしていたのですが、ボストンでは沢山自炊をしていたので、ご褒美としてバニラとエスプレッソ味を注文。このサイズよ。日本の4個分ぐらいあるんじゃない?おなか一杯になりました。笑 めっちゃおいしかったです、エスプレッソ味。
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さ、ボストンで感じたこと。
黒人の方が多い。
とにかくこれに尽きる。8割方、いや9割方黒人の方だったと思う。
ボストン自体がどうこうよりシカゴと比較してこんなに違うんだ、って素直に新鮮でした。
フロリダの記事で正直友人ではない黒人男性の方に対して怖いという気持ちを抱いてしまっていることを書きましたが、今回はそれを修正する旅行になりました。実は一緒に旅行に行った子がかっこいいキャリアウーマンの女性を見るたびに「かっこいい~♡」とか言っていて、笑 その子と一緒に過ごしているうちに、そして通りがかりの人が荷物運ぶのを手伝ってくれたり、道に迷っていると「乗り場あっちだよ!」ってサクッと教えてくれるうちに私の偏見が少しずつ溶けていきました。あと数日ボストンに滞在して自分の偏見を意識しながら過ごしたかったのですが、時間が足りなかったです。でも硬すぎて動かし方が分からなかった蛇口がどの方向に動かせばいいのか分かって、かつこれからも蛇口をひねり続けられそうな気がしています。最初どこ行く?と友達と話し合って、ボストンと決めた時は「ボストンって何できるんだ?」って少し思ったけど、行ってよかったです。
目の前で家族そろってパズルと格闘しているので、私も参加してきます。オハイオ行ったらまた書きます☆
では!ばいばーい!